「やりたいことを仕事にしたい!」と思う人なら知っておくべき重要な考え方

「やりたいことを仕事にしたい!」と考えているあなたは今まさに、就職活動や、転職を控えている状況にいるのではないでしょうか。

また、そのような状況に身を置くと、どうしても、「選択を失敗したくない!」「あとで後悔したくない!」と考えちゃいますよね。

僕も同じように考えていた時期があったので、その気持ちよくわかります。

ですが、今になって思うと、どのような結果だったとしても、全ての選択や出来事に対して、後悔していることって実はほとんどないんですよね。

やっていない後悔は確かにありますが、やったことに対しての後悔はほとんどありません。あなたもそうじゃないでしょうか?

就活や転職活動を目の前に控えていて、「やりたいことを仕事にしたい!」と悩む気持ちはわかりますが、「じゃあその仕事ってどこにあるんだろう?」と職業にばかりとらわれないで欲しいのです。

職業を決めるな、仕事を選ぶな、ということでは決してないので、その点は誤解しないで欲しいのですが、その視点で「やりたい仕事ってなんだろう…」と考え続けても、答えは出ないと思います。それが僕の考えです。

では、どうやって考えたら、今のあなたの悩みを解消できるのでしょうか。それをこの記事で、全て明確にしました。

ぜひ最後まで目を通してもらい、参考にしてもらえれば、と思います。

最終更新日:2018年10月16日
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佐々木 英雄
執筆者

佐々木 英雄

2013 年、株式会社しるべを設立。大学生を主な対象に、即戦力人財育成のための教育事業を無償で提供。

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そもそも「やりたいこと」がないといけないのか

「やりたいことを仕事にしたほうがいい」

「好きなことこそ仕事として選択するべきだ」

当たり前のように、こんな言葉があらゆる状況で語られているので、就活や転職という、人生の岐路ともいえる、大きな決断を迫られた時期になればなるほど、そうやって選択しないと、つい

「不幸になるのではないか」

「幸せになれないのではないか」

と考えてしまい、慎重になってしまうのも、よくわかります。

そもそも、誰だって、あとになって、「もっとこうしておけば良かった…」なんて思うような選択はしたくないですしね。

ですが、実際に「やりたいこと」を明確にしてる人、「心からそれをやるんだ!」と固まっている人は、どのくらいいるのでしょうか?

転職活動をされてる方とお会いする機会はあまりなく、就活を控えた学生とばかり接する僕の主観でしかありませんが、2018年に入り、直近半年間だけでみても、200名以上の学生と1回あたり2時間近い面談を繰り返し実施している現場の感覚でお伝えするなら、95%以上の人は、「心からやりたいこと」を明確に持っていない、と感じます。

つまり、ほぼ全ての人は、そんなものは持っていない、のです。

もちろん、今の時点で「やりたいこと」が明確になっており、そのための仕事が決まっている人はいいと思います。とても素敵です。

ですが、「そう決めなきゃいけない」、「それが決まっていないと幸せになれない」、と考えるのは、少し危険だと思います。

先に伝えておくと、別にそんなものは、持ってなくてもいいんです。

選択に迷った時に大切にして欲しいこと

そもそも、僕らは、「やりたいこと」とか「好きなこと」が何か、とか考えずに、心の感じるままに選択してきたはずです。

「楽しそう」

「面白そう」

「やりがいがありそう」

「できるようになったらモテそう」

「カッコ良さそう」

「成長できそう」

「褒められそう」

伝わるでしょうか。

ポイントは、「〜そう」というところです。

あなただって、過去振り返ると、そうだったはずです。

それがやりたいかどうか、それが好きかどうか、よりも、上記で示したような感情や心が反応した時に、「やりたい!」「好き!」となったのではないでしょうか。

つまり、先に「やりたい」「好き」は、ないのです。

僕らは、「〜そう」に見えることに興味を感じたり、心が反応し、そして、それを実際にやってみる中で、それ自体が「もっとやってみたいこと」になったり、「もっと上手になりたい」と感じるようになり、「好き」に昇華したのではないでしょうか。

とするなら、仕事だから、転職だから、就活だから、ではなく、人生の岐路に立っている今だからこそ、その「〜そう」という感覚を大切にして選択したほうがいいのです。

捉え方を変えて、今の状況を考えてみよう

「でも、今仕事を決めなきゃいけないんです。就職先を見つけないといけないんです。」

そんな声がまだ聞こえてきそうなので、その点についても、お伝えしておきます。

そもそも、この記事にたどり着いている、という時点で、あなたは今

「楽しそう」「面白そう」「やりがいがありそう」

と感じる企業や求人に、出会えていない状況にあるわけです。

つまり、捉え方を変えると、すでに情報として持っている企業や求人の中に、「〜そう」と感じる出会いがなかった、のです。

こう考えるのであれば、この状況を解決するために、どうしたらいいのか、もうわかるはずです。

今手元にある情報や出会いの中に、そう感じるものがないのであれば、新たに出会うしかありません。探すしかありません。それだけです。

恋愛で考えるとわかりやすくなると思います。

今、知ってる知人や友人の中に「好きな人がいない」、「付き合いたいな、と思う人がいない」のに、どうやって恋人を探すんですか?

また、行動を起こし、新たに出会ったとして、あなたはどうやって、決めているか、も考えてみてください。

実は、恋愛においては、常にこの「〜そう」を大切にしてるはずです。

具体的な背景や、その人の考え方、を最初に知ったのではなく、あなたの「〜そう」にハマった相手だった時からこそ、「もっと知りたい」「この人と一緒になるためにどうしたら振り向いてもらえるかな?」というような行動に変わり、相手の具体的な背景や、考え方をより理解することで、惹かれていきませんでしたか?好きになりませんでしたか?

つまり、最初に「やりたいこと」か「好きなこと」か、のような感覚では決して決めていない、ということです。

「やりたいこと」か「好きなこと」か、という考えを捨ててみる

それからもう1つ大切なことがあります。

それは、それ自体を

やってもいない、触れてもいない、体験してもいないのに、楽しいか、面白いか、自分に合ってるかどうか、なんてわかるはずがない

ということです。あなただって、そう思いませんか?

逆に聞きます。想像してみてください。

もし、あなたの大親友が、やってもいない、触れてもいない、体験してもいない状態で「これ、たのしいのかな?面白いのかな?自分に合ってるのかな?どうしたらいい?」と相談されたら、あなたはなんて伝えますか?

おそらくですが、

「まずは一度やってみたら?」

「それでも不安なら、まず一度話聞いてみたら?」

「一度一緒に見学しに行かない?」

と、伝えると思いませんか?

何より、こうやって相談してくるくらいですから、少なくても「興味があるんだろうな」と、想像できるわけです。

つまり、目の前の相談者は「〜そう」と感じてるわけですから、やっぱり、「まずはその気持ちに正直になって、やってみたら?」と伝えるのではないでしょうか。

他人のことになると、こうやって冷静にアドバイスできるにもかかわらず、自分のことになると、すぐに盲目になる人多いですよね。

これを前提として、就活についても考えてみてください。

現時点であなたはまだ、社会に出ていません。社会の中で、実際に社員として働いたこともありません。

就活における、あなたの状況は、これが前提な訳ですから、それが「やりたいこと」か「好きなこと」か、自分に合ってるか、と考えるより、よっぽど、昔のあなたと同じような感情や心にしたがって決めたほうが間違いないと思いませんか?

食べてもいないのに、「美味しいのかな?」「美味しくなかったらどうしよう…」、と考えるのではなく、

  • 「美味しそう!」と感じたら、まず「食べてみる」
  • 「美味しくなさそう」と感じたら、「食べない」
  • 「食べたことないし、不安だけど、食べたら、世界が広がりそう!」と感じたら、「食べてみる」

そして、食べて美味しかったら「また食べたい!」と思うでしょうし、食べて不味かったら、「もう食べない」と決めればいいだけです。

やはり、難しくもなんともありません。

「〜そう」と感じたものに正直に生きていけば、その先に「やりたい」「好き」が待っているはずです。

あなたも、そうやって今まで生きてきたんですから、それを失わないでくださいね。

仕事を知るための方法

「やりたいことを仕事にしたほうがいい」

「好きなことこそ仕事として選択するべきだ」

冒頭に、こういう考えが蔓延してるから、苦しくなったり、わからなくなってるんだ、と伝えましたが、そもそもこんなこと考える必要はありません。

僕らは「〜そう」と感じるものに反応し、そしてそれに沿って、選択してきた。だから、たとえそれが就活であっても、それに沿って選択すればいい、というのが僕の考えです。

同時に、そもそも「〜そう」と思えるものに出会えていない、知らないのであれば、新たに出会うしかありません。それだけです。

知らないのに、選択することはできないのです。

仕事を知る、ということだけでいうのであれば、知るための方法はパッと思いつく限りでも

  • ネット
  • HP
  • ナビ媒体などのメディア
  • ブログ
  • 紹介
  • TV番組
  • 経済ニュース
  • メルマガ
  • セミナー
  • 講演会・勉強会
  • アルバイト
  • インターン
  • ボランティア

こんなに方法はあります。探せば、もっとあるわけです。

そうやって、実際に行動を起こし、まずは自分の世界を広げる。新たな情報を手にする。その中で「〜そう」と感じるものがあれば、まずはやってみる、触れてみる、話を聞いてみる、調べてみる、そういう小さな行動から、あなたの「やりたい」「好き」は見つかるはずです。

さいごに

これで最後になりますが、すでに「〜そう」と感じるものがあるのに、「自分には無理なんじゃないか」「できないんじゃないか」と考えている人もいると思います。

ですが、そんなこと考えることもまた不要です。

僕らはそもそも、なんだってやってきましたし、できるようになるまで挑戦することをためらわなかった人なのです。

「やりたいこと」が見つからないと思い込んでる若者へ贈る、本気の考え方「やりたいこと」と「できること」どちらを選ぶのが正解かの答え

こちらの記事でも、その点については詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

「やりたいことを仕事にすべき!」「好きなことこそ仕事にしたほうがいい」、という言葉に決して惑わされないでくださいね。

この記事で伝えた、「〜そう」を大切にしたほうがよっぽど、あなたの求める「やりたいこと」「好きなこと」に出会えますし、知らなければ、出会えばいいだけです。

そう考えれば、今の段階で、それらを明確に持っていなくても、全く問題ありません。

あなたはこの先、まだまだ何にだってなれます!

自分で自分の可能性に蓋をしたり、制限をかけずに、あなた自身の心に正直に生きていってくださいね。応援しています。頑張ってください。

佐々木 英雄
執筆者

佐々木 英雄

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浦 大輔

ジュニア時代、関西ジュニアゴルフ選手権 優勝など輝かしいタイトル多数獲得。2009年、独自の理論によるゴルフレッスンを開始。米国PGAでも屈指の飛ばし屋と同等の飛距離を実証。

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人気スタイリスト。日本最大級のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」主宰。これまでに著書は5冊出版。累計8万部を突破。読売新聞、朝日新聞、NHK、TBS、テレビ朝日、フジテレビなどメディア出演も多数。

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ボクシング東洋太平洋第12代クルーザー級(〜90kg)チャンピオン

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住まい・暮らしなどのアドバイザーとして、約18年にわたりWEBでの執筆やマスコミ出演多数あり。『マツコの知らない世界』では「1000種類の掃除グッズを試した主婦」という肩書きで登場。著書『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など、ほ...

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柳谷智宣

ITライター

キャリア20年目のライター。主にITやビジネスに関して、紙媒体からウェブ記事まで幅広く執筆。最新のITサービスやビジネスについての講演やコンサルティングも行い活躍の場を広げている。著書に『クラウドの達人はなぜChromeを使うのか』(インプレス社)...

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