【ウイスキーのプロに聞く】おすすめのスコッチ・ウイスキー&人気ランキング10選

グレートブリテン島の北部に位置し、連合王国イギリスの一角を担うスコットランド。キルトとタータンチェックの国。バグパイプの国。エディンバラ城に、ネス湖。そしてスコットランドは、スコッチ・ウイスキーの生まれ故郷でもあります。

スコッチ・ウイスキーは、数あるウイスキーのなかでも高い支持を得ているお酒です。

そこで今回、著名なウイスキー評論家がつくった愛好家団体『ウイスキー文化研究所』で難関のマスター・オブ・ウイスキーに合格し、東京・八重洲でリカーショップの店長も務めるプロ、倉島英昭さんにおすすめのスコッチ・ウイスキーをうかがいました。

また、一般ユーザーに人気のランキングも掲載していますので、スコッチ党の方も、これからスコッチ・ウイスキーについて学びたいという方も、ぜひ参考にしてみてください。

最終更新日:2018年11月29日
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倉島英昭

倉島英昭 のプロフィール

ウイスキー文化研究所4代目マスターオブウイスキー。同認定ウイスキーレクチャラー。雑誌ウイスキーガロアテイスター。東京駅八重洲地下街WHISKY SHOP LIQUORS HASEGAWA本店店長。2012年より自身のウイスキークラブである“BLINDED BY FEAR“を立ち上げ、ウイスキーテイスティング教室や持ち寄り会などを多数開催。

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1. プロおすすめのスコッチ・ウイスキー

まずはウイスキーのプロ、倉島英昭さんが皆さんにおすすめするスコッチ・ウイスキーからご紹介しましょう。

グレンアラヒー10年 カスクストレングス 700ml

画像:amazon.co.jp

倉島英昭さんレビュー

倉島英昭

スペイサイドのグレンアラヒー蒸溜所では、今までほとんどの原酒がブレンドに回されていましたが、2017年に所有者が変わり、シングルモルトの蒸溜所として生まれ変わりました。それに合わせて一新されたラインナップのひと品です。

味わいは、蜂蜜、バニラ、そしてパイナップルや洋梨などの果実感。余韻はドライで、麦っぽい特徴や白い花を連想させる香味があります。これぞスペイサイドという魅惑的な香味に満ちています。

バランスが良くフルーティーな1本で、57.1%という樽出しのアルコール度数ならではの味わい深さや、飲む楽しさがあります。シチュエーションを選ばない万能選手です。

「カスクストレングス」の「カスク」とは樽、「ストレングス」は「強さ」のこと。例えばシングルカスクのウイスキーといった場合、ひとつの樽からのみ瓶詰めした製品を指し、特に良い出来栄えの樽が選ばれるため、高級品となります。

また、シングルカスクのウイスキーは、瓶詰めの際に加水しないものが多いので、アルコール度数が高くなります。

『グレンアラヒー10年 カスクストレングス』は2018年8月の発売で、全世界で2000ケースの限定商品となります。

なお、倉島英昭さんのおっしゃる「スペイサイド」については本記事中でのちほどご紹介します。

グレンアラヒー10年 カスクストレングス 700ml の詳細
輸入販売元ウィスク・イー
内容量700ml
参考価格8,260円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

タリスカー 25年 700ml

 

画像:amazon.co.jp

倉島英昭さんレビュー

倉島英昭

アイランズのウイスキーの中でも、媚びない孤高の存在感と個性。そんなタリスカー蒸溜所からおすすめさせていただくのは、ウイスキー愛好家の間でも憧れの一本として特に人気の高い、限定リリースの『タリスカー 25年』です。

味わいは、遠くの焚き火を眺めているような、優しくほのかなスモークの刺激から、白桃やライチなどの上質な熟した果物のタッチ。

シルキーで奥深い余韻は複雑な樽感と共存し、高貴で贅沢な時間を約束してくれます。特別な夜にどうぞ。

公式サイトによれば、25年以上も熟成可能な原酒は、1万樽にひとつあるかというぐらい希少とのこと。

タリスカー蒸溜所がシングルモルトの販売を始めてから約30年の歳月が経ったため、毎年一回のリリースが可能になったそうです。

アイランズと呼ばれるスコットランドの島しょ部、自然豊かなスカイ島で生まれた長期熟成の逸品を、ぜひ味わってみてください。

タリスカー 25年 700ml の詳細
輸入販売元モエ ヘネシー ディアジオ
内容量700ml
参考価格23,598円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

2. スコッチ・ウイスキーの選び方

スコッチという響きはよく耳にしても、具体的にどんなウイスキーがスコッチ・ウイスキーなのか、あいまいな方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、スコッチ・ウイスキーの基本情報をご紹介しつつ、選び方のポイントに触れていきます。

2-1. スコッチ・ウイスキーとは?

スコッチ・ウイスキーはウイスキーの一大ジャンルです。

ウイスキーの生産が盛んで、世界的にも評価の高い五つの国(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)。そこで作られたウイスキーを日本では「世界五大ウイスキー」と称し、そのひとつがスコットランドのスコッチ・ウイスキーです。

ウイスキーの起源はアイルランドにあるといわれています。製法がスコットランドにもたらされたのがいつごろなのか、定かではありませんが、ウイスキーの存在が記録された最古の文献は、スコットランド王室による1496年のもの。

つまりスコッチ・ウイスキーは、少なくとも500年以上の歴史を有しているのです。

2-2. スコッチ・ウイスキーの分類

スコッチ・ウイスキーは材料や製法によって以下の三つに大別されます。

  • モルト・ウイスキー
  • グレーン・ウイスキー
  • ブレンデッド・ウイスキー

モルト・ウイスキーは大麦の麦芽のみを糖化・発酵させ、伝統的な単式蒸溜器で蒸溜したのち、樽熟成させたもの。香味が強く、個性的な製品が多いのが特徴で、もともとは「地酒」であり、本来のスコッチ・ウイスキーといえます。

なお、ひとつの蒸溜所のみで作られたモルト・ウイスキーのことを、シングルモルトといいます。

一方、グレーン・ウイスキーは、1826年に連続式蒸溜機が発明されたことで生まれたウイスキーです。こちらは主原料のコーン、ライ麦、小麦などに大麦麦芽を加えて作ります。

グレーン・ウイスキーは、連続式蒸溜機の恩恵で、大量生産が可能となった製品です。安価で、味わいが軽く飲みやすい反面、没個性と評されることもあります。

ブレンデッド・ウイスキーは、モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドしたもので、両者の長所を生かしたウイスキーです。市場でのシェアも8~9割がブレンデッドです。

2-3. 風味の決め手はピート

スコッチ・ウイスキーを語る上で欠かせないのが「ピート」です。日本語で「泥炭」あるいは「草炭」というとおり、ピートは植物が腐りきらずに堆積して泥状になったもので、乾燥させると燃料になります。

古来、スコットランドは、夏涼しい気候と湿地帯が多いことから、ピートがよく採れる環境にありました。そこでスコッチ・ウイスキー製造の際にも、麦芽の乾燥にピートを用いてきたのです。

ピートで燻された麦芽は独特のスモーキーな香りをまといます。この風味のことを「ピーティー」と表現します。

また土地柄、海に近い蒸溜所の製品には、磯っぽい香り、ヨードやクレオソートを思わせる薬品臭が鮮烈になるものもあります。銘柄によって差がありますが、かなり強いインパクトがあるため、初めて飲まれる方は驚かれるかもしれません。

ピート香に馴染めるか否かが、スコッチ・ウイスキー選びの重要なポイントのひとつになると思います。初めは苦手でも、慣れると癖になるという方もいますから、まずはお試しを。ピーティーなスコッチ・ウイスキーの代表的産地はアイラ島(後述)です。

画像:採掘されたピート

2-4. スコッチ・ウイスキーの6産地

スコッチ・ウイスキーの銘柄選びの際に、こちらもひとつの指針となりそうなのが産地です。スコットランド国内に点在する蒸溜所は以下の6つの地域に分かれており、なかには明確に味わいの個性を持った地域もあります。

お気に入りの銘柄を見つけたら、同じ蒸溜所や地方の製品に絞って開拓してみるのもよいでしょう。

画像:en.wikipedia.org

スペイサイド(Speyside)

国内にある100箇所もの蒸溜所のうち、半数が集中しているのがスペイサイド地区です。それだけに日本でも人気の有名どころがいくつもあり、「マッカラン」「グレンフィディック」「グレンリベット」などはのちほどご紹介するランキングでも上位に名を連ねています。

ハイランド(Highland)

北ハイランド、南ハイランド……という具合に、東西南北四つに呼び分けられるほど広大な地方。「グレンモーレンジィ」「ダルモア」「アードモア」「オーバン」など、蒸溜所の数は30余りです。

前述のスペイサイドも本来はハイランドの一部ですから、いかにスコッチ・ウイスキー製造が盛んかがわかります。

後述のローランド地方と較べ、ハイランドは民族文化が根強く残った地方でもあります。スコッチ・ウイスキーに関しても、「古きよき」を守ったモルト・ウイスキーの本場といえます。

ローランド(Lowland) 

エディンバラ城で有名な首都エディンバラと、国内最大の街グラスゴーを擁する都市部ですが、モルト・ウイスキーの製造に関しては衰退しています。

ローランドのスコッチ・ウイスキーの特徴として挙げられるのが、グレーン・ウイスキーが多くを占めることです。これは、都市部ゆえに連続式蒸溜機の導入が容易だったためと考えられます。

シングルモルトでは「オーヘントッシャン」が有名です。

キャンベルタウン(Campbeltown)

キャンベルタウンはキンタイア半島の外れに位置する人口5000人未満の町です。かつてはスコッチ・ウイスキー生産の雄として栄え、ジャパニーズ・ウイスキーの父、竹鶴政孝氏が学んだ町でもありますが、現在は蒸溜所が三箇所のみと衰退してしまいました。

しかし、「モルトの香水」と讃えられる「スプリングバンク」をはじめ、少数ながら評価の高いスコッチ・ウイスキーも残っています。

アイラ(Islay)

ウイスキーを嗜まれる方であれば、アイラ=ピートとすぐにイメージされるのではないでしょうか。そのぐらい個性的でピーティーなスコッチ・ウイスキーを生みだしているのがアイラ(アイラ島)です。

島全体の4分の1にピートが堆積しているともいわれ、ほとんどの蒸溜所が海に面していることから、潮の香を含んだ独特の風味を持った製品が作られています。

「アードベッグ」「ラフロイグ」「ボウモア」「ラガヴーリン」「カリラ」など、日本でも有名な銘柄があり、ボトルを置いているバーも多いですから、ピート香、ピーティーとはどんなものか感じてみたい方は、アイラ・モルトを頼んでみることをお勧めします。

画像:アイラ島のアードベッグ蒸溜所

アイランズ(Island)

上記の五地域を除いた、点在する島々(オークニー諸島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島)の産地を総称してアイランズと呼びます。

それぞれ地域が離れていることもあり、アイランズ・モルト固有の特徴があると見なされることは少ないですが、やはりピーティーな銘柄に強いといえるでしょう。今回、プロもおすすめしているスカイ島の「タリスカー」など、銘酒の産地でもあります。

画像:スカイ島

2-5. 樽の風味もポイント

真新しい樽の使用が義務づけられているバーボン・ウイスキーと違い、スコッチ・ウイスキーは過去にさまざまなお酒の熟成に使われた樽を再利用することが多いです。樽に染みた他の原酒の風味も個性として取りこんでいるのです。

シェリー樽、バーボン樽使用というふうに、樽の風味をアピールポイントとして謳ってる商品もありますので、どのような味わいがあるかぜひ確かめてみてください。

2-6. プロがここ最近好きなスコッチ・ウイスキー

さて、ここまで、スコッチ・ウイスキーの種類(モルト・グレーン・ブレンデッド)、ピートの香気、産地の特色、熟成樽の風味と、銘柄選びのヒントになりそうな情報を簡単にご紹介してきました。

シングルモルトには個性の強い銘柄が多いので、まずはブレンデッドを導入にしてみるのも良いかと思います。

もっとも、ウイスキーは典型的な嗜好品ですから、味の好みは人それぞれ、これこれこういうものを選びましょうとは一概にいいきれないところがあります。

やはりいろいろ試して、覚えて、好みの銘柄に出逢っていただくのが一番ということになりますが、本記事がそのささやかな一助となれば幸いです。

ところでウイスキーのプロ、倉島英昭さんはどのようなスコッチ・ウイスキーが好みなのでしょうか?

倉島英昭

アイランズ、アイラ島が好きな時期もありましたが、歳を重ねるにつれてスペイサイド、ハイランドの、20年前後の熟成されたウイスキーが好きになりました。

仕事終わりで疲れたときなどに手が伸びるのは、まろやかで余韻の長いシングルモルトですね。

同じ銘柄でも、長く熟成されたウイスキーは香りから味わいまで違います。もちろん若いウイスキーにも、力強さやフルーティーな味わいの良さがあります。熟成を重ねるとその力強さは失われるのですが、私は、ウイスキーの魅力は熟成にあるのかなと思っています。

この機会に、熟成されたシングルモルトの魅力を知っていただければと思います。

3. レビュー評価の高いスコッチ・ウイスキー人気ランキング

ここからはレビュー評価の高いスコッチ・ウイスキーをランキング形式でご紹介します。

1位.ザ・マッカラン 12年 700ml

画像:amazon.co.jp

ロンドンの老舗高級百貨店として名高いハロッズが、「シングルモルトのロールスロイス」と讃美した『ザ・マッカラン』。香り高く、まろやかで、飲みやすいシングルモルトと、レビューでも非常に高い評価を得ていました。

「シェリーオークシリーズ」と銘打っているとおり、『ザ・マッカラン』は、自社製造の樽にシェリー酒を三年間詰めたのち、熟成に使用しています。これが豊かで上品な香りの秘訣です。

また、蒸溜時に抽出される原酒のうち、成分の安定しない始まりと終わりの抽出液は使わず、質の良い中間の原酒のみを瓶詰めしているのも、『ザ・マッカラン』のこだわりといいます。

マッカラン蒸溜所は、スペイサイドにある名門中の名門です。

ザ・マッカラン 12年 700mlの詳細
メーカーサントリー
内容量700ml
メーカー希望小売価格7,560円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

2位.グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ 700ml

画像:amazon.co.jp

1963年、世界初のシングルモルト・ウイスキーとして発売されたことで知られる『グレンフィディック 12年』。

非常に淡い金色、それにお似合いの洋梨を思わせる香り。アルコール度数も40%と低めで、「スッキリとして飲みやすい」「癖がないので初心者にもおすすめ」というレビューが圧倒的多数でした。価格が手ごろなのも大きな魅力でしょう。

『グレンフィディック』は12年の熟成ののちヴァッティング(ブレンド)され、およそ9ヵ月のマリッジ(品質を安定させるための後熟)を経て瓶詰めされます。

『マッカラン』同様、スペイサイドの産です。

グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ 700mlの詳細
メーカーサントリー
内容量700ml
メーカー希望小売価格3,780円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

3位.アードベッグ 10年 700ml

画像:amazon.co.jp

レビュー件数こそ上位の二品に譲るものの、評価の高さでは最高だったのが『アードベッグ 10年』です。

ピート香が持ち味のアイラ・モルトのなかでも、代表格といえるほど強烈な個性を持ったスコッチ・ウイスキー。癖の強さから当然好き嫌いは分かれると思いますが、慣れるとこれでなくては物足りないというぐらい、ハマる方はとことんハマります。

潮の香を含んだピーティーな風味と柑橘系の香り、そしてほのかな甘さのバランスが人々を魅了しています。

2008年「ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」受賞。

アードベッグ 10年 700mlの詳細
メーカーモエ ヘネシー ディアジオ
内容量700ml
メーカー希望小売価格5,370円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

4位.ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 700ml

画像:amazon.co.jp

『ジョニーウォーカー』の名をご存じない方は少ないのではないでしょうか。1世紀も昔の1920年に、早くも世界120カ国で販売されており、いまなお売り上げNo.1を誇る大メジャーブランドです。

特に『ジョニーウォーカー ブラックラベル』は、「ジョニ黒」の愛称で日本でも根強い人気がありますね。

「ジョニ黒」はブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。シングルモルト29種とグレーンを合わせて、ブレンド数は40種にのぼるといいます。

コストパフォーマンスの高い日常的に飲めるスコッチ・ウイスキーです。

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 700mlの詳細
メーカーキリン
内容量700ml
メーカー希望小売価格2,412円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

5位.ザ・グレンリベット 12年 700ml

画像:amazon.co.jp

スコッチ・ウイスキーの名産地スペイサイドを代表するグレンリベット蒸溜所。『ザ・グレンリベット 12年』は、メーカーみずからが「スコッチ・ウイスキーの入門に最適」という銘柄です。

シングルモルトでありながら、スッキリとしていて癖がなく、フルーティーで飲みやすいと、実際に味わった方々の評価も上々ですが、理由のひとつには、製麦の際にピートで香りづけしていないことが挙げられます。

地理的・土壌的な事情から、その昔は必要に迫られて使われていたピート。もっと効率的な燃料を使用できるようになった現代では、スコッチ・ウイスキーの個性である香りをつけるために、あえてピートを使用しているのです。

本商品はまさにスコッチ・ウイスキー入門編というべき飲みやすさが魅力ですが、そのぶんシングルモルト党からは、もっと個性的なウイスキーを望む声も聞かれました。

ザ・グレンリベット 12年 700mlの詳細
メーカーペルノ・リカール・ジャパン
内容量700ml
メーカー希望小売価格3,542円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

6位.シーバスリーガル ミズナラ12年 700ml

画像:amazon.co.jp

ラウド・ウイスキー(主張するウイスキー)の異名を持つシングルモルトの魅力が喧伝され、シングルモルト至上主義ともいうべき現象が起こる一方で、ブレンデッドの親しみやすさに安心感を覚え、回帰する方も多いようです。

やはり嗜好品の好みは人それぞれといわざるをえません。

世界200以上の国と地域で販売され、日本でも高い知名度を誇るシーバスリーガルブランド。『シーバスリーガル ミズナラ12年』は、「スコットランドから日本への贈り物」として、日本のミズナラ(水楢)の樽でマリッジしたブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。

アルコール度数はスタンダードの『シーバスリーガル 12年』と同じく40%。飲みやすく、滑らかな甘さが多くのファンを掴んでいます。

12年とミズナラ12年では味わいがかなり違うとの感想も聞かれますので、飲み較べてみるのも面白いでしょう。

シーバスリーガル ミズナラ12年 700mlの詳細
メーカーペルノ・リカール・ジャパン
内容量700ml
メーカー希望小売価格3,456円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

7位.バランタイン ファイネスト 700ml

画像:amazon.co.jp

『ジョニーウォーカー ブラックラベル』『シーバスリーガル ミズナラ12年』と並んで、ブレンデッドの銘柄からのランクインです。

「スタンダード・スコッチ・ウイスキー」を謳うとおり、価格的にも最もリーズナブルで、ショッピングサイトのレビュー件数もたいへん多く、「ふだん飲み」として愛されていることがうかがえます。

ブレンデッドの良さはバランスの良さ、万人受けする馴染みやすさ。それだけに個性に欠けるとも取れますが、定番のブレンデッドと「特別な日」のシングルモルトのように、銘柄を上手く飲み分けている方も多いのではないでしょうか。

『バランタイン』は、グレンバーギー、ミルトンダフ、スキャパ、グレントファースを主要原酒に、40種以上のシングルモルトと4種類のグレーンで構成されています。

バランタイン ファイネスト 700mlの詳細
メーカーサントリー
内容量700ml
メーカー希望小売価格1,501円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

8位.タリスカー 10年 700ml

画像:amazon.co.jp

すでにご紹介したとおり、本記事ではウイスキーのプロ・倉島英昭さんに『タリスカー 25年』をおすすめしていただきましたが、こちらはスタンダードモデルの『タリスカー 10年』です。

海外古典文学がお好きな方なら、ヴァージニア・ウルフの思索的小説『灯台へ』の舞台としてスカイ島をご記憶かもしれません。タリスカーはスカイ島で唯一生き残っている蒸溜所。倉島英昭さんが「孤高の存在感」と表した所以です。

ミストアイランド(霧の島)とも呼ばれ、野趣あふれる壮大な自然と、古代文化の面影を色濃く残すスカイ島。

ラベルに記された「MADE BY THE SEA」のメッセージに思いを馳せながら、『タリスカー 10年』を味わってみてください。

タリスカー 10年 700mlの詳細
メーカーモエ ヘネシー ディアジオ
内容量700ml
メーカー希望小売価格3,589円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

9位.ラフロイグ 10年 750ml

画像:amazon.co.jp

アードベッグ、ラフロイグ、ボウモアらと並び、アイラ・モルトの名を世界に知らしめたのが『ラフロイグ』です。1994年には、シングルモルト・ウイスキーとして初めて、チャールズ皇太子より王室御用達許可証を賜りました。

ウイスキー製造工程の第一段階、大麦を麦芽にする作業をモルティングといいます。いまでは専門業者に依頼してドラム式の機械で行うのが一般的なのに対し、ラフロイグ蒸溜所では浸麦(水に浸すこと)した大麦をコンクリートフロアに敷き詰め、手作業の力仕事でこれを行ないます。フロアモルティングと呼ばれる伝統的な手法です。

浸麦の際の水にはピートの成分が溶けこんでいるといいます。蒸溜所の窓から吹きこむ潮風が麦芽に潮の香をまとわせます。そしてピートによる乾燥。『ラフロイグ』の独特の香味はこうして生まれるのです。

公式サイトのトップページに、象徴的な言葉が掲げられています。「You either love it or hate it.(好きになるか、嫌いになるかのどちらか)」。

ラフロイグ 10年 750ml の詳細
メーカーサントリー
内容量750ml
メーカー希望小売価格6,048円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

10位.ラガヴーリン 16年 700ml

画像:amazon.co.jp

ランキングの掉尾を飾るのは、これまたアイラ島生まれの『ラガヴーリン 16年』。『アードベッグ』『ラフロイグ』のスタンダード10年物と比較して、16年熟成だけあって、まろやかな円熟味も併せ持ったアイラ・モルトです。

ピーティーでドライ、そして甘さと塩気の好バランス。16年物にしては価格も極端に高くないので、アイラの魅力にハマッた方も、アイラに興味を持たれた方も、一度は味わっておきたい傑作です。

『ラガヴーリン』は本来この16年物がスタンダードモデルでしたが、2018年5月より、新たに8年物が定番ラインナップに加わりました。

ラガヴーリン 16年 700mlの詳細
メーカーモエ ヘネシー ディアジオ
内容量700ml
メーカー希望小売価格6,400円(税込)

Amazonで価格を見る楽天で価格を見るYahoo!ショッピングで価格を見る

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