サングラスブランドおすすめ!プロの逸品&厳選コレクション9選
おしゃれ上級者といえば、小物使いがうまい人ではないでしょうか?例えば、サングラスもその1つですよね。白シャツにデニムというシンプルなスタイルでも、サングラス1つで一気に「こなれ感」が出てきます。
最近では、定番ブランドからファッションブランドオリジナルのものなど、価格もデザインもたいへん豊富になっています。サングラスは機能性も大切ですから、どんなものを選んだら良いのか、わからなくなっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ファッションに関する著書を出版し、メディアでも人気のスタイリストの大山旬さんに、おすすめのサングラスについてお聞きしました。この記事を読めば、あなたに合うサングラスを探すことができるはずです。ぜひ参考にしてください。
大山 旬(おおやま しゅん) のプロフィール
人気スタイリスト。日本最大級のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」主宰。これまでに著書は5冊出版。累計8万部を突破。読売新聞、朝日新聞、NHK、TBS、テレビ朝日、フジテレビなどメディア出演も多数。
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大山旬さんがおすすめするサングラスブランド
それでは、さっそく大山旬さんがおすすめするサングラスブランドをご紹介していきます。
【初めて購入する方向け】

おすすめ
J!NS(ジンズ)
『J!NS(ジンズ)』は2001年に眼鏡業界に参入してから、「新しい、あたりまえ」を創り続けています。博多の「JINS天神店」を皮切りに、国内は350店舗、中国では120店舗を展開する、誰もが知っている眼鏡ブランドとなりました。(店舗数は2017年12月現在)
2011年発売の「JINS PC メガネ」が累計100万本を突破する爆発的大ヒットを記録したことで、JINSの存在を知った人も多いのではないでしょうか。
業界では珍しく、企画、生産、流通、販売までを一貫して行っており、大量生産することで大幅なコストカットを実現しました。それにより「眼鏡といえば高価なもの」という常識を「市場最低・適正価格5,000円から」という驚きの料金で覆したのです。
もちろん、安いだけではなく品質にもこだわっています。特に、眼鏡の2大パーツである、レンズとフレームは日々研究されているこだわりの逸品です。
レンズについては、世界最高峰のレンズメーカーであるエシロールグループや、「コンタクトのeyecity(アイシティ)」でおなじみのHOYAグループなどの薄型非球面レンズを採用しています。薄型非球面レンズとは、眼鏡を軽量化することでより軽い装着感と自然な視界をもたらしてくれる、徹底的にゆがみを抑えたレンズです。どんな度数であろうと「追加料金0円」で購入できるところも人気の要素です。
フレームにも一切の妥協はありません。最大14項目におよぶ検査や、人の目による最終検品を実施してから提供されています。世界各国のメーカーが実施しているISOの国際規格のほか、日本の工業規格やJ!NS独自の基準も設け、常に妥協のない品質であることをクリアしてから、私達に届けてくれます。
大山旬さんレビュー

これからサングラスをファッションアイテムとして取り入れようとしている方は、「一度もかけたことがないのに、サングラスにそこまで投資できない」とか「まずはやさしいものでチャレンジしたい」と思われるのも当然です。
JINSのサングラスは、次にお伝えするオリバーピープルなど、一流ブランドのデザインや雰囲気を取り入れるのがとても上手です。
良い意味で価格とは釣り合わない、素敵なサングラスが見つかりますよ。
まずは、馴染みやすい「ボストン型」のものを取り入れてみるのがおすすめです。
【背伸びしたい方向け】
おすすめ
OLIVER PEOPLES(オリバー ピープルズ)
『OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)』は、1980年代後半にアメリカで誕生しました。ラリー・レイト氏ら3人の創設者が、ロサンゼルスやハリウッド近郊にショップを構えたのが始まりです。
古典的でエレガントな品のあるデザインは、ヴィンテージフレームを再構築して生みだされた美しいアイウェアです。
創業当時は、アメリカンヴィンテージスタイルを現代風にアレンジしたコレクションを展開していました。その後、デザインの幅を広げ、ハリウッド女優や話題のファッションデザイナーなど、様々な異業種クリエイターとのコラボも発表しています。オリジナルとは異なる新たな魅力は、私達を常に楽しませてくれます。
創設者の一人であるラリー氏は、クリエイティブディレクターとして、今なお現場の最先端で活躍しています。クラッシックをモダンに魅せるデザインと、繊細な職人仕事が、視力矯正の道具でしかなかった眼鏡を、ファッションアイテムとして確立させました。
そのデザインは、世界中の著名人から愛され、ラグジュアリーアイウェアとして数多くの人々を魅了しています。
大山旬さんレビュー



“おしゃれ” といわれる人は、こぞって愛用しています。形はオーソドックスですが、フレームのフォルムや質感のセンスはとても素晴らしいです。
値段は3万円台から10万円を超えるものまであります。きっと、長く使えると思いますので、余裕のある方は投資をしてみても良いと思います。
【こだわり派の方向け】


おすすめ
EYEVAN 7285(アイヴァン)
『EYEVAN 7285(アイヴァン)』は、1972年に石津謙介氏と山本光学氏の共同で設立した、日本発のブランドです。企画・デザイン・製造までの全てを日本で行っています。
創設者の一人である石津謙介氏といえば、1960年代に大流行した「VANジャケット」の生みの親として、その名前をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
紺ブレザーとボタンダウンシャツをベースにしたスタイルを「アイビールック」として紹介し、当時の若者の間で大流行し、銀座のみゆき通りをたむろする「みゆき族」まで登場しました。
今の若い世代には、「日本メンズファッション協会設立の中心メンバーで、 “ベストドレッサーショー” を考案した人」とお伝えしたほうが、馴染みがあるかもしれません。とにもかくにも、日本のファッション業界で大きな功績を残し、メンズファッションの神様とまで言われた人なのです。
そんなアイヴァンが創る眼鏡は、まさに「着るメガネ」として世界中から注目を集めました。今では当たり前となったアイウェアも、洋服のようにTPOに合わせて「着る」というコンセプトは、当時としてはたいへん画期的でした。
2013年に「EYEVAN 7285」としてリスタートし、作り手が本当に美しいと思えるものを形にしたコレクションとなっています。
「7285」の数字は、1972年の創業と1985年の海外進出の年を並べてつけられました。これには、創業時からの意思を受け継ぎつつ、これからも世界へ向けて常に発信し続ける、という思いが感じられます。
このように、日本が誇るアイヴァンは、日本の古い寺院からインスパイアされたデザインのパーツや、職人が作り上げるメタルフレームなど、まさにモダンヴィンテージで、今もなお世界中の人に愛されています。
大山旬さんレビュー



デザインは至ってシンプルですが、少し趣向を凝らしたものが多いです。
僕も欲しいな~と思っているブランドで、価格帯は10万円前後になります。
サングラスにも慣れてきて「今とはちょっと違った雰囲気のものが欲しいな」とか「本気で愛用できるものが欲しい」といった買い替え時には、ぜひ検討してみて欲しいです。
サングラスの人気ランキング
ここからはレビュー評価の高いサングラスをご紹介していきます。サングラスは、レンズの横幅によって、男性用・女性用・ユニセックスに分かれますが、それほど厳密に区分されているわけではありません。なぜなら、お顔の横幅や、なりたいスタイルなどによって、選ぶ大きさが変わるからです。
そして、必ずしも男性は男性用とか、女性は女性用から選んだほうが良いとかいうわけではありません。何よりも大事なのは、似合うサイズを選ぶことです。女性用サングラスの場合は、作りが小さめになっていたり、まつげがレンズに当たらないように工夫されていることがあります。
そこで、今回は「男性向け」と「女性向け」に分けて、人気ランキングをご紹介したいと思います。男性向けのものはユニセックスで使えますので、女性の方もぜひ参考にしてみてください。
最後に番外編として、「これからサングラスに挑戦してみよう」とお考えの方におすすめのものも、ご紹介させていただきます。
男性向けサングラスの人気ランキング
ORIGINAL WAYFARER CLASSIC RB2140F (オリジナル ウェイファーラー クラッシック)
サングラスの定番『Ray-Ban(レイバン)』 が1位にランクインです。とりわけ、世界中のファンに愛され続けている「オリジナルウェイファーラー」は、1952年に誕生して以来、今なお色褪せることなく、魅力を放つ伝説的なモデルです。サングラスといえば「レイバンのウェイファーラー」といっても過言ではありません。それほどに、大人気のモデルです。
フレームやレンズのカラーバリエーションが豊富で、レイバン公式サイトでは、自分好みのカラーにカスタマイズもできます。フレームのテンプル部分やサングラスケースに、記号や文字を刻印することも可能です。あなただけの、世界に1つだけのオリジナルウェイファーラーを作ってみてはいかがでしょうか?イタリアから直送されるので、大切な人へのプレゼントしても喜ばれるでしょう。
そんなウェイファーラーの人気は、今や、セレブリティやミュージシャン、ファッショニスタなど、年齢も性別も国籍も、職業さえも超えて愛される、サングラスのアイコン的存在です。
Ray-Ban ORIGINAL WAYFARER CLASSIC RB2140F の詳細 | |
フレーム | エリントン型 |
レンズ | グリーンクラッシック |
付属品 | レイバンケース |
メーカー希望小売価格 | 22,680円(税込) |
CLUBMASTER CLASSIC RB3016 (クラブマスター クラッシック)
レイバンは、1986年に、アメリカンファッションデザイナー協議会から「世界最高級のサングラス」の称号を獲得している、世界一有名なサングラスメーカーです。「クラブマスター」は、そんな誰もが知っているレイバンの、代表的な人気モデルのひとつです。
レトロなのに色褪せないデザインは、50年代スタイルからインスパイアされています。公民権運動のリーダーや、知識人が好んでかけていたものと同様のデザインを引き継いだ、レキシントン型のフレームです。
ちなみにレキシントン型とは、上部のフレームが太めで、下部はレンズがむき出しになっているデザインをいいます。頬に当たる部分にフレームがないので、メガネ慣れしていない方でも違和感を軽減してくれます。知的なムードで重たさを出しすぎないデザインは、フォーマルにはアクセントとして、カジュアルには引き締めアイテムとして活躍してくれます。
1位のウェイファーラー同様、オリジナルのカスタマイズもできます。是非あなただけのクラブマスターを楽しんでみてください。
Ray-Ban CLUBMASTER CLASSIC RB3016 の詳細 | |
フレーム | レキシントン型 |
レンズ | グリーンクラッシック |
付属品 | レイバンケース |
メーカー小売希望価格 | 22,680円(税込) |
女性向けサングラスの人気ランキング
ERIKA(エリカ) RB4171F
女性向けでも『Ray-Ban(レイバン)』のサングラスが1位にランクインしました。こちらは、パーフェクトなアクセサリーをイメージして発売した、フェミニンな印象の「エリカモデル」です。
フレームは全体的に丸みを帯びた形状をしており、クラシカルでとても知的なデザインです。さらに、細いメタル製のテンプルが、繊細さを表現しています。レンズは、女性に嬉しいUVカット100%で、デザインのみならず機能性も高い逸品になっています。
レイバンのサングラスは、レイバン公式サイトでフレームもレンズもカスタマイズすることができます。記号などの文字入れも可能ですので、女性へのプレゼントにも最適です。
Ray-Ban ERIKA RB4171F の詳細 | |
フレーム | ウェリントン型 |
レンズ | ブラウングラディエント |
付属品 | レイバンケース |
メーカー小売希望価格 | 20,520円(税込) |
GG3525
時代の流行を牽引している、ラグジュアリーブランドの『GUCCI(グッチ)』から、最新のトレンドと職人の熟練の技が詰め込まれた「アジアンフィットモデル」のサングラスがランクインです。
このアジアンフィットモデルとは、アジア人の顔立ちに合わせて、微細が調整がされているシリーズです。鼻パッドの高さや、フレームの角度など、日本人の骨格にフィットするよう、計算しつくされて製作しています。海外ブランドのサングラスにあるような「顔の幅と合わない」とか「かけていても、ずり落ちてきてしまう」なんてこととも、もうおさらばです。
フレームは細身でも、曲線が美しくやさしい印象で、女性らしいフォルムになっています。大きめのレンズがしっかりとお顔をカバーしてくれるため、気になるスッピンでのお出かけにも気軽に使えます。
また、乙女心をくすぐる「ハート柄のGGマーク」がポイントです。かけているだけで気分もあがり、素敵なレディに仕上げてくれるでしょう。どんなファッションでも、このサングラスが品と知性をもたらしてくれます。
GUCCI(グッチ)GG3525 の詳細 | |
フレーム | ウェリントン型 |
レンズ | ブラウングラデーション |
付属品 | 専用ケース、レンズクロス |
メーカー小売希望価格 | 24,852円(税込) |
番外編:初めてのサングラス購入者向け


FERRY(フェリー)
『FERRY(フェリー)』は、もともとお手ごろ価格なスポーツ用サングラスのメーカーです。
スポーツ用サングラスといえば、いかにも…といった細めのミラーレンズのデザインが多くあると思います。トレーニングウェアとの相性はバッチリでも、私服には「ちょっと合わないな」と思われたこともあるのではないでしょうか?
こちらは、スポーツシーンでもタウンユースでも、様々なところで使えるサングラスです。
スポーツシーンでは欠かせない偏光レンズ仕様は、野外でも快適な視界を確保してくれます。偏光レンズとは、偏光膜というフィルムが挟み込まれた特殊なレンズです。偏光レンズは、ゴルフ場だと芝目が読みやすくなりますし、釣りの時には水中の魚の様子が良く見えるようになります。これは、晴れているときの太陽の反射光を軽減する作用があるからで、運転のときなどは路面の照り返しを軽減してくれるので、クリアな視界でドライブをすることができるのです。
そしてタウンユースでも活躍できるのは、フレームの形が台形を逆さまにしたようなウェリントン型になっているからです。ウェリントン型は、インテリさを保ちつつ柔らかい印象も与えてくれ、フォーマルにもカジュアルにも、合わせることができるのが魅力です。
こちらのサングラスは、あなたにとって満足度の高い1本となるでしょう。
FERRY(フェリー)の詳細 | |
フレーム | ウェリントン型 |
レンズ | 偏光レンズ |
付属品 | 専用ポーチ、マイクロファイバークロス |
参考価格 | 780円(税込) |
まとめ
今日は、人気スタイリストの大山旬さんがおすすめするサングラスをご紹介させていただきました。
サングラスは「絶対にこのモデルが良い」とか「この形はやめた方が良い」というものはありません。一番大切なのは、「あなた自身に似合っているか」です。
その中でも、こちらでご紹介したブランドのものであれば、あなたの魅力をより引き立ててくれるでしょうし、ワンランク上のスタイルを演出してくれるはずです。ぜひ、参考にしてみてください。
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