万年筆おすすめ!プロの逸品&人気ランキング20選
万年筆はボールペンよりも滑らかで、書き心地の良さからハマる人が続出している筆記具です。
実際に万年筆に興味を持っている方でも「万年筆って使いづらいのでは?」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、万年筆の良さについて語るために文房具ライターの、『きだてたく』さんにお話を伺いました。『きだてたく』さんは、過去に3,000点もの文房具を使用した経験のある方です。
そんなプロがおすすめする万年筆とともに、IPPING編集部による万年筆の選び方と、人気のアイテムを合わせてご紹介します。
万年筆を使ったことがない方でも分かりやすいようポイントを抑えているので、参考にしてみてください。
1.『きだてたく』さんおすすめの万年筆
おすすめ
キャップレス デシモ
『キャップレス』は、『パイロット』が手がけた世界で初めてのノック式万年筆です。
『デシモ』はスペイン語で10番目を意味し、1963年に初代『キャップレス』登場から、10代目のモデルになります。
注目はノック式であること。ボールペンのようにワンノックするだけで字を書くことができるため、かなり実用的な万年筆です。
さらに『キャップレス デシモ』はとても軽く、手に掛かる負担を減らしてくれます。
約半世紀以上、国内だけではなく海外からも根強い人気を誇り、世界中に愛され続けている万年筆、それが『キャップレス デシモ』です。
『きだてたく』さんレビュー

これによりインクが乾きにくくなるので、インク漏れを防いでくれます。
さらにノック式のすごいところは操作性です。片手で取り出し、ノックするだけなので、キャップ式の万年筆と比べるとスピードが桁違い!
ボールペンのように普段用の筆記具として使えるのに、「とめ・はね・はらい」がしっかり書けるので、字を綺麗に見せることができます。
パイロット キャップレス デシモの詳細 | |
メーカー | パイロット |
ペン先 | 18金 |
メーカー希望小売価格 | 16,200円(税込) |
おすすめ
プロシオン
『プラチナ万年筆』の人気シリーズ『プロシオン』は、とにかく使いやすさを追求した万年筆です。
独自で開発した技術「スリップシール機構」を搭載しており、インクの乾燥を防いでくれるのでメンテナンスに手間がかかりません。
さらにペン先は非常に柔軟性があり、書いていてコシが出ます。滑らかにスラスラ書けるので、とても気持ちの良い書き味を体感できるでしょう。
名前の由来になった星座「プロキオン」のように、光輝く一等星になれるよう、ビジネスシーンや生活シーンで良いアクセントをとなってくれるので、さまざまな場で活躍してくれる万年筆です。
『きだてたく』さんレビュー



『プロシオン』は革新的な設計の新しいペン芯を搭載し、インクが非常に吸いやすくなっています。万年筆初心者にも扱いやすい構造で、これは他にはありません。
また、キャップにはインクの乾燥を防ぐ「スリップシール機構」も備えており、1年間放置しても書くことができるんです。
5,000円代という価格帯にも関わらず、高級感のあるデザインなのも嬉しいです。
ギフトにもおすすめですし、万年筆ビギナーにぜひ使ってもらいたい逸品です!
プラチナ万年筆 プロシオン | |
メーカー | プラチナ万年筆 |
ペン先 | ステンレス |
メーカー希望小売価格 | 5,400円(税込) |
2.万年筆の構造
万年筆の構造は大きく分けると「キャップ」「胴軸」「ペン先」の3つになります。
画像:jwima.org
キャップ
ペン先を保護するために用います。インクの乾燥を防止してくれるので、必ず使用後はキャップを装着することが大切です。
クリップはメーカーによってデザイン力が異なり、イギリスが誇る名ブランド『パーカー』のようにクリップにブランドを象徴する独自のデザインを取り入れていることもあります。
胴軸
万年筆を握る部分を指します。デザインに力を入れたり、握りやすさを追求したりとメーカーによって味が出る場所です。
万年筆のインク補充方法によって、首軸の取り外しが可能なアイテムがあります。詳しくは「インクの補充方法」の項目をご覧ください。
ペン先
画像:shumibun.jp
万年筆にとって最も重要な場所がペン先です。ペン先にはいくつかパーツごとに名称があります。
- ペン芯:ペンにインクを供給する部分。毛細管現象を用いてインクの量を調整します。
- ペン体:素材によって弾力性に違いが生じる場所。柔らかい弾力なら金が最適です。
- ハート穴:ペン先の弾力を決める場所。穴が大きいほど柔らかくなり、小さいほど硬くなります。
- 切り割り:インクの通り道。筆圧によって幅が変化し、インク量を調整します。
- ペンポイント:ペン先の最先端で、字を書くときに接触する部分。摩擦に抵抗するために球状の金属を溶接します。
3.万年筆の選び方
自分に合う万年筆を見つけるのはとても大変です。特に初心者の方は、何を目安にして買えばいいのか疑問に思うことでしょう。
そこで、万年筆の選ぶ際に、気をつけていただきたいことをまとめました。
ペン先の太さ
ボールペンでも文字の太さで購入している方も多いように、万年筆にも太さによって使えるシーンが変わります。
万年筆はペン先の太さを表す名称があります。以下の表を参考にしてください。
太さ | 名称 | 幅 | 用途 |
極細字 | EF(エキストラファイン) | 0.5 | 手帳など細かい字に適した太さ |
細字 | F(ファイン) | 0.7 | 手紙や大学ノートに適した太さ |
中字 | MF(ミディアムファイン)、M(ミディアム) | 0.8 | マスの大きいノートに適した太さ |
太字 | B(ブロード) | 1.0 | 宛名書きに適した太さ |
万年筆の太さはメーカーによって表記が異なり、上記名称のように記載しているところもあれば、数値で表しているところなどさまざまです。
また、必ずしも幅は統一されているわけではありません。メーカーによっては同じサイズであっても、細い・太いと多少の誤差はあるので、実際に試し書きすることをおすすめします。
ペン先の素材
ペン先に使われる素材によって、書き心地に変化が生じます。万年筆の素材は大きく分けて金かステンレスです。
金
金は弾力性に優れており、滑らかな書き心地が特徴です。万年筆に使われる金は14金・18金・21金の3種類が一般的で、数値が増すごとに価格も上がります。
メリット
- 書き心地が柔らかく滑らか
- デザイン性が高く見た目がかっこいい
- 酸化や腐食に強い
- 使うほどペン先が馴染む
デメリット
- 高価。1万円以下で変えるものはほとんどない
ステンレス
ボールペンが普及した今日、金を用いた万年筆は実用的ではなくなりました。そこで、低価格で量産できる素材として登場したのがステンレスです。
ステンレスは弾力性にやや欠け、硬めの感触があります。使うたびに馴染むという方もいれば、硬さを苦手に感じる方もいるので好みに分かれます。
メリット
- コスパ抜群。1,000円代で購入できる種類もある
- 初心者に扱いやすい
- 筆圧が強めの方はステンレスが向いている
デメリット
- 硬めな書き心地。慣れるまで時間を要する
- 腐食することがある
ペン軸の素材と太さ
次は、ペン軸の素材に着目してみましょう。ペン軸は素材によって軽め・重めがあり、自分に合う素材を見つけるには、筆圧が重要なキーとなります。
そこで筆圧が強い人、弱い人に合う素材をまとめました。
筆圧が強い人
画像:amazon.co.jp
普段からボールペンや鉛筆などで筆圧が強いと感じる方は、軽めの万年筆がおすすめです。胴軸の素材が樹脂系の万年筆は軽量感で、負荷を減らしてくれます。
樹脂系は加工が簡単なのに、経年劣化が少ないことから一番多く普及している素材です。安価なものから高価なものまで幅広く展開しているので比較的見つけやすいでしょう。
筆圧が弱い人
筆圧が弱いと感じる方は、重めの万年筆がおすすめです。重めの素材には金属製があり、ステンレス・金・チタンなどが多く出回っています。
金属製ということもあり、とにかく耐久性に優れています。熱伝導率がある金やチタンなどは、使うほどに経年変化が楽しめる素材なので、長年使用するのに適しています。
インクの補充方法
使い捨てタイプが多いボールペンと違い、万年筆はインクを交換・補充しながら長年使用できるものです。インクの補充方法は大きく分けて3種類あります。
カートリッジ式
簡単にインク交換ができる方法です。カートリッジタイプの万年筆は、胴軸と首軸が外れるように構造されており、カードリッジ用インクを差し込むだけで完了します。
5,000円以下で購入できる万年筆の多くはこの方法を採用しており、手軽さはダントツです。
吸入式
ボトルインクから直接インクを吸い上げる方法です。昔ながらの手法で、万年筆の醍醐味を味わえることから万年筆愛好家から人気があります。
しかし、カートリッジ式と比べると手間がかかるため、手軽さには欠けます。
吸入式は胴軸と首軸が繋がっており外すことはできません。その代わり、カートリッジ式にはない尻軸が存在し、尻軸を回転させることによりインクを吸入します。
コンバーター式(カートリッジ両用式)
高級ブランドが良く取り入れている方法で、カートリッジ式と吸入式どちらも兼ね備えています。用途によって使い分けが可能なので、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。
使用できるインクの種類が豊富で、シーンやシチュエーションに応じて変化できるのも魅力の1つです。
初期コストはかかりますが、その代わりランニングコストを抑えることができます。
『きだてたく』さんコメント



万年筆の醍醐味は、やはり自由にインクを替えて楽しむところ。特に最近は「インク沼」なんて言葉があるぐらい奥深い世界になっています。
万年筆用のインクは本当にカラーが豊富なので、自分好みの色を探すのもいいですね。
そういうところも含めて、万年筆は趣味性の高い筆記具です。
4.万年筆のおすすめメーカー
万年筆を扱うメーカーのなかでも、特に人気があるところを、国内と海外でカテゴリ分けしてご紹介します。それぞれの特徴を解説していくので、自分の好みのブランドを見つけてみてください。
国内メーカー
パイロット
画像:amazon.co.jp
創業から100年の歴史を持つ老舗万年筆メーカーです。歴史あるメーカーであるにも関わらず、万年筆の常識を打ち破り、常に進化しているブランドです。
その1つが文房具ライターである、『きだてたく』さんがおすすめする『キャップレス』シリーズ。
万年筆のデメリットである使いにくさを克服し、ボールペンのように使いやすく、万年筆が持つ書きやすさを兼ね備えたアイテムを開発しました。
ボールペンが普及している今日でも万年筆の素晴らしさを伝えるために、時代の流れを敏感に察知し、変化ができるメーカーです。
セーラー
画像:amazon.co.jp
広島県呉市発祥である『セーラー』が初めて万年筆をプロデュースしたのは大正9年の頃です。100年の長い歴史のなか、『セーラー』は書きやすさを追求して数多の万年筆をプロデュースしてきました。
コストパフォーマンスが凄まじく、他メーカーで倍以上する万年筆をリーズナブルに提供しています。
デザイン性はそこまで高くありませんが、使いやすさと良心的な価格は圧倒的でしょう。
海外メーカー
モンブラン
画像:amazon.co.jp
1906年に創業されたドイツの老舗メーカー『モンブラン』。ヨーロッパ最高峰の山であるモンブランの山頂に積もる万年雪をイメージしており、キャップのトップには『モンブラン』の象徴が刻まれています。
人気シリーズ『マイスターシュティック』は『モンブラン』を代表するアイテムです。シックでハイレベルなデザインには「この万年筆を使いたい」と感じずにはいられない上質さがあります。
ブランド力があるため価格は高めですが、万年筆の域を超え、宝飾品のイメージを定着させたメーカーです。
ペリカン
画像:amazon.co.jp
ドイツに拠点を置く、オフィス用具を展開しているメーカー『ペリカン』は、リーズナブルな万年筆からラグジュアリーなタイプまで幅広く展開しています。
『ペリカン』の特徴は、縞模様です。ボディーに縞模様が施されており、一目見ただけで『ペリカン』と分かるデザインが人気を博しています。
カートリッジが主流である万年筆業界で、今でも昔ながらのインク吸入式を採用しているところからも、万年筆の醍醐味を味わえるブランドです。
パーカー
イギリスを代表する万年筆メーカーといえば『パーカー』です。
『パーカー』の象徴であるクリップは、矢羽をモチーフにしており「未知への挑戦や新たな可能性を探し求めるなど、志を抱く人々の道しるべになりたい」というメッセージが込められています。
デザイン性が高く男女ともに支持されており、ファッショナブルな見た目から人気を得ています。
5.万年筆人気ランキング20選
ここからは、『プロの逸品』がお届けする、万年筆・人気ランキングをご紹介します。分かりやすいように、1万円以上で人気の万年筆と、5,000円以下で人気の万年筆とで分けました。それではご覧ください。
10,000円以上で人気の万年筆
#3776センチュリー・シャルドル・ブルー
数多くのシリーズをプロデュースしてきた『プラチナ万年筆』のなかでも、最大のヒット製品と呼ばれるのが『#3776センチュリー』です。
ユーザーからは「いろいろ試してみたけれど、結局これが一番しっくりくる」「滑らかで書いていて気持ちいい」と高い評価を得ており、書きやすさを追求した逸品です。
『#3776センチュリー』は、「スリップシール機構」と呼ばれる独自の技術を搭載し、万年筆最大の欠点であったインクの乾燥を防ぎます。
そのため、いつ使用してもインクの流れがスムーズで、円滑な書き心地を得られます。
さらに、シリーズの中でも『シャルトル・ブルー』は、フランスにある大聖堂をイメージしてつくられたカラーとなっており、非常に深みのある青色が美しいと評判です。
プラチナ万年筆 #3776センチュリー・シャルトル・ブルーの詳細 | |
メーカー | プラチナ万年筆 |
ペン先 | 14金 |
メーカー希望小売価格 | 10,800円(税込) |
2000
シンプルだけど重厚感がある大人の万年筆、それが『ラミー 2000』です。1966年に発売されて以降、瞬く間に注目を浴びた作品で、半世紀以上経った今でもたくさんの人々に愛され続けているロングセラーとなっています。
素材には樹脂を採用しており、ヘアライン加工を施すことによって、落ち着きのあるデザインになりました。
使えば使うほど艶が出てくるので、いつまでも使用者の心を楽しませてくれるでしょう。
とにかく手触りが素晴らしいと評判なので、是非『ラミー 2000』を見かけたら試し書きをしてみてください。
ラミー 2000の詳細 | |
メーカー | ラミー |
ペン先 | 14金 |
メーカー希望小売価格 | 32,400円(税込) |
カスタム ヘリテイジ912
ペン先が柔らかく、文字の強弱がはっきり付けられることで注目を浴びているのが『カスタム ヘリテイジ912』です。
ペン先が柔らかくなることで、文字のアクセントを明確にすることが可能。字を書くのに自信がない方でも、それっぽく見せてくれるのがこの万年筆の良さです。
また、シンプルなボディーフォルムは、大切なビジネスシーンに相応しいデザインなので、場所を選びません。ボディーカラーは4種類から展開しているので、年齢・性別関係なく幅広くおすすめできます。
パイロット カスタム ヘリテイジ912の詳細 | |
メーカー | パイロット |
ペン先 | 14金 |
メーカー希望小売価格 | 21,600円(税込) |
プロフェッショナルギア金
日本を代表する万年筆のメーカー『セーラー』からおすすめするのは『プロフェッショナルギア』です。
ユーザーからは「書き心地が最高」「書くのが楽しい万年筆」と喜びの声がたくさん挙げられており、書くのに特化した万年筆です。
高級感溢れるデザインも魅力の1つで、ペン先や金属パーツには21金が施されています。金の純度が増すごとに価格もそれなりになるのですが、『プロフェッショナルギア』はかなり良心的な価格で購入できます。
セーラー プロフェッショナルギア金の詳細 | |
メーカー | セーラー |
ペン先 | 21金 |
メーカー希望小売価格 | 21,600円(税込) |
キャップレス デシモ
『きだてたく』さんもおすすめしていた『パイロット キャップレス デシモ』が5位にランクインしました。
ボールペンのように、ワンノックするだけで使える万年筆なので、とにかく使いやすいと評判です。
しかし、ボールペンとは比べ物にならない書き心地なので、一度でも『キャップレス デシモ』を使えば、もうボールペンには戻れません。
同シリーズはカラーバリエーションも豊富で、定番のブラックのほかにも、8種類展開しています。
パイロット キャップレス デシモの詳細 | |
メーカー | パイロット |
ペン先 | 18金 |
メーカー希望小売価格 | 16,200円(税込) |
スーべレーン400
一目見ただけで『ペリカン』と分かる万年筆『スーべレーン400』は、とにかくデザイン性が優れています。
他メーカーには真似できない縞模様は『ペリカン』の伝統模様となっており、思わず眺めていたくなるほど。
縞模様はチープに見せてしまうことがありますが、さすが『ペリカン』。ラグジュアリーな印象を与えさせます。
『スーべレーン400』はピストン吸入式を採用しており、手間はかかりますが、とても味があるので使用していくうちに、愛着が沸いてくるでしょう。
ペリカン スーべレーン400の詳細 | |
メーカー | ペリカン |
ペン先 | 14金 |
メーカー希望小売価格 | 37,800円(税込) |
キャップレス
7位にランクインしたのは『パイロット』の『キャップレス』です。『きだてたく』さんおすすめの『キャップレス デシモ』とは別シリーズですが、こちらもノック式の万年筆となっています。
ノック式だけあり、見た目は万年筆だと気づかれないかもしれません。ボディー全体を黒にまとったデザインは、とても落ち着きがあり、幅広いシーンで活躍できるでしょう。
パイロット キャップレスの詳細 | |
メーカー | パイロット |
ペン先 | 18金 |
メーカー希望小売価格 | 19,940円(税込) |
マイスターシュティック ル・グラン
誰もが一度は憧れたことがある、世界屈指の万年筆メーカー『モンブラン』が登場です。
なかでも8位にランクインした『マイスターシュティック ル・グラン』は、実用的な万年筆となっており、書き心地、握りやすさ、見た目の高級感など、どれを取っても優れています。
なんといっても素晴らしいのはバランスの良さです。まるで自分のためにつくられたのではないか、と錯覚してしまうほど手に良く馴染みます。
もちろん、デザインも王者ならではの風格があり、誰が見ても「素敵」と感じさせるエレガントさは、さすがは『モンブラン』と言えるでしょう。
モンブラン マイスターシュティック ル・グランの詳細 | |
メーカー | モンブラン |
ペン先 | 14金 |
メーカー希望小売価格 | 76,680円(税込) |
ソネット メタル&パールCT
イギリスの高級筆記具メーカーである『パーカー』が手がけたのは、女性のための万年筆『ソネット メタル&パールCT』です。
世に進出する女性のために、エレガントな女性らしさを取り入れたデザインは「一目惚れした!」「美しい」との声が多々挙げられています。
シンボルカラーにピンクゴールドを採用しており、ファッション要素を表現しました。しかし決して華美過ぎず、上品な印象を与えてくれる万年筆です。
パーカー ソネット メタル&パールCTの詳細 | |
メーカー | パーカー |
ペン先 | 18金 |
メーカー希望小売価格 | 26,250円(税込) |
マイスターシュテュック ゴールドコーティング クラシック
『モンブラン』の書きやすさをしっかり受け継いだ細身のモデルが特徴のこの万年筆は『マイスターシュテュック ゴールドコーティング クラシック』です。
古くから使われているピストン吸入式を採用しており、万年筆の醍醐味を良く感じられるでしょう。
書き味はとても滑らかで、心地良さを味わえます。細身モデルとはいえ、安定した握りやすさはさすが『モンブラン』と呼べるでしょう。
高級感あるデザインも仕事ができるビジネスパーソンを演出してくれます。
モンブラン マイスターシュテュック ゴールドコーティング クラシックの詳細 | |
メーカー | モンブラン |
ペン先 | 14金 |
メーカー希望小売価格 | 65,880円(税込) |
5,000円以下で人気の万年筆
プレジール
1位に輝いたのは『プラチナ万年筆』が手がけた『プレジール』です。1,000円代で買えるプチプラアイテムなのに、万年筆として素晴らしい機能を備えており、圧倒的レビュー数から納得の順位となりました。
なかでも万年筆を初めて使用する初心者からの口コミからが多く、「滑らかで書きやすい」「簡単に使えて普段用にピッタリ」と絶賛されています。
『プレジール』には『プラチナ万年筆』が誇るスリップシール機能がついており、インクカートリッジを差し込んだまま1年放置していても、インクが固まりません。
さらに豊富なカラーバリエーションは9種類も展開しており、そのうちの1つである『バリ・シトラス』は2018年のカラー・オブ・イヤーに選ばれました。
男女ともにおすすめできる万年筆なので、ファースト万年筆にいかがでしょうか。
プラチナ万年筆 プレジールの詳細 | |
メーカー | プラチナ万年筆 |
ペン先 | ステンレス |
メーカー希望小売価格 | 1,080円(税込) |
コクーン
国内メーカーである『パイロット』が、20代〜30代のためにつくった万年筆が『コクーン』です。
グッドデザイン賞を受賞した万年筆だけあり、洗練されたデザインが魅力的。フレッシュさを感じさせながら上品に仕上げているので、大人の仲間入りをした若者におすすめできる逸品です。
名前の由来になった『コクーン』には「ものごとの象徴である繭のように、手にしたときからすべてがはじまる」と言った意味が込められています。
これから社会人として一歩を踏み出す方や、新たな挑戦に立ち向かう方に対して『パイロット』が込めたエールこそ『コクーン』なのでしょう。
パイロット コクーンの詳細 | |
メーカー | パイロット |
ペン先 | 特殊合金 |
メーカー希望小売価格 | 3,240円(税込) |
サファリ
カジュアルなシーンからビジネスシーンまで幅広く使えるアイテムが『ラミー サファリ』です。
特に若い世代から高い支持を得ており、スーツはもちろん、カジュアルファッションにも合わせやすいオールブラックボディーが人気を集めています。
注目は大型のワイヤー製クリップ。厚手のデニムポケットにもしっかりと挟まるので、どんなシーンでも使えます。
さらに、ボディーラインにはあえてくぼみを入れることで、握りやすさを追求しました。字を書く機会が多い方は、一度『サファリ』で試し書きをしてみてはいかがでしょうか。
ラミー サファリの詳細 | |
メーカー | ラミー |
ペン先 | スチール |
メーカー希望小売価格 | 4,320円(税込) |
プレラ 色彩逢い iro-ai
文字の装飾を美しく彩りたい人におすすめなのが『プレラ iro-ai』です。
カリグラフィーと呼ばれる、縦の線を太く、横の線を細くできる手法が楽しめるよう、ペン先にはペンポイントを無くしました。これにより、文字の装飾や絵画に役立てることができます。
実際に『プレラ iro-ai』を使用したユーザーからは「書くことが楽しくなった」「字が綺麗に書ける」と喜びの声が多数挙げられています。
自分の字に自信がない方や、万年筆に飽きを感じている方など、今までと違う万年筆を求めている方におすすめできる万年筆です。
パイロット プレラ 色彩逢い iro-aiの詳細 | |
メーカー | パイロット |
ペン先 | 特殊合金 |
メーカー希望小売価格 | 3,780円(税込) |
ハイエースネオ
日記やスケジュール帳への記入など、細かい字を書きたい方におすすめしたいのが『ハイネースネオ』です。
書き味は硬めで、しっかり書きたい方にとっては最高の書き心地を得られるでしょう。さらに、使い込むほどペン先が馴染んでくるので、使用者の気持ちに沿って万年筆が育ちます。
また、ボディーは樹脂を採用しているので軽量感があります。握った感覚だけならボールペンと間違えられるほど。軽やかだからこそスラスラ書きたい方にとってスムーズな動作を感じられます。
セーラー ハイエースネオの詳細 | |
メーカー | セーラー |
ペン先 | ステンレス |
メーカー希望小売価格 | 1,080円(税込) |
ペリカーノジュニア
『ペリカン』が子供のために開発した万年筆が『ペリカーノ ジュニア』です。ペン字練習用として持ちやすさ・書きやすさを意識してつくられており、その狙いが的中して、子供だけではなく大人からも高い支持を得ています。
グリップ部分にはくぼみがあり、正しい位置に矯正できます。実際に使用したことのあるユーザーからは「持ちやすい」「持ち方が修正されました」とレビューされているので、手に掛かる負担を軽減してくれるでしょう。
子供向けということもあり、少し太めのペン先ですが、滑らかに書けることから初心者用のファースト万年筆に向いているアイテムです。
ペリカン ペリカーノジュニアの詳細 | |
メーカー | ペリカン |
ペン先 | ステンレススチール |
メーカー希望小売価格 | 1,728円(税込) |
Jinhao
中国製の万年筆『SODIAL(R) Jinhao』は、なんと1,000円以下で購入できる大変コスパが良いアイテムです。
価格だけ見れば不安に思うかもしれませんが、ユーザーからは「書きやすい」「値段以上の価値がある」と絶賛されており、安定した書き心地を得られます。
入手しやすさや書き味を見ても、初心者が持つ入門用として申し分ありません。
SODIAL(R) Jinhaoの詳細 | |
メーカー | SODIAL(R) |
ペン先 | – |
参考価格 | 514円(税込) |
万年筆カクノ
ペン先に可愛いニコちゃんマークが描かれているのが特徴的なこちらのアイテムは『万年筆カクノ』です。『パイロット』が子供用万年筆としてプロデュースし、書くことの楽しさを伝えるためにさまざまな工夫が施されています。
その1つが握りやすさです。グリップには3本の指がフィットするように設計されており、自然と正しい持ち方に改善してくれます。
また、キャップにも注目してください。六角形のキャップは転がりにくい形状なので、机の上においても安心です。
残量も分かりやすいのでとっても便利。細かいところまで考え込まれてつくられた万年筆です。
パイロット 万年筆カクノの詳細 | |
メーカー | パイロット |
ペン先 | 特殊合金 |
メーカー希望小売価格 | 1,080円(税込) |
真鍮製の万年筆 EF
銅と亜鉛で合金された素材・真鍮(しんちゅう)でつくられた万年筆が『真鍮製の万年筆 EF』です。
真鍮素材は使えば使うほど色が変化し、独特の美しさを表してくれます。使うごとに色に深みが増すので愛着が沸くでしょう。
さらにクリップは取り外しが可能です。シャツポケットやパンツポケットに引っ掛けるときはクリップを装着したり、筆記用具にしまう際にはクリップを取り外して収納したりと好みに合わせられます。
Lanxivi 真鍮製の万年筆 EFの詳細 | |
メーカー | Lanxivi |
ペン先 | スチール |
参考価格 | 2,445円(税込) |
万年筆 F-Lapa
日本の文房具メーカー『オート』が手がけた万年筆の1つである『F-Lapa』は、スリムなボディーが特徴的で、手が小さい方やお子様にピッタリなアイテムです。
滑らかに書けることから「もうボールペンに戻れない」「スリムで書いていて気持ちがいい」と喜びの声が目立ちました。
オート 万年筆 F-Lapaの詳細 | |
メーカー | オート |
ペン先 | スチール |
メーカー希望小売価格 | 1,080円(税込) |
万年筆の売れ筋ランキングはこちら
ご参考までに、万年筆の売れ筋ランキングは、それぞれのサイトの以下のページからご確認ください。