万年筆インクおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選

万年筆を持つということは、書くだけでなくインク選びの楽しさも味わうことができます。

基本的には使用している万年筆ブランドのインクを使うのが一般的ですが、ものによっては種類が多くどれにしようか迷ってしまう人もいるでしょう。

「なんとなく」で購入してしまうと「思ってたのと違った・・・」なんて事になりかねないため、購入する前に選ぶポイントをしっかりと抑えておきたいものです。

そこで今回は文房具ライターの『きだてたく』さんに、おすすめの万年筆インクについてお話をうかがいました。

後半では万年筆インクの特徴や人気ランキングもご紹介していますので、インク選びで迷ったときはぜひ参考にしてみてくださいね。

最終更新日:2019年3月22日
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きだてたく

きだてたく のプロフィール

『愛しき駄文具』『日本懐かし文房具大全』ほか著書多数。自称世界一の色物文具コレクションを誇る文房具ライター。色物文具専門サイト『イロブン』を運営。

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1.『きだてたく』さんおすすめの万年筆インク

画像:amazon.co.jp
プロの
おすすめ

PILOT

万年筆インキ iroshizuku<色彩雫>

参考価格価格 1,620円(税込)

日本の美しい情景から創造されたインクシリーズが、『PILOT』のリリースしている『iroshizuku<色彩雫>』です。

特徴としては名前だけでなく色が美しく、書くたびに日本人でよかったと思える色合いを楽しむことができるでしょう。

2011年には社団法人日本パッケージデザイン協会が主催する“日本パッケージデザイン大賞2011”において、家庭用品・一般雑貨部門の金賞を受賞。

インクコレクターからも圧倒的な支持を集めており、万年筆を使うなら一色と言わず二色三色と持っておきたいボトルインクです。

『きだてたく』さんレビュー

きだてたく
万年筆を使い始めたばかりという人にも安心しておすすめできるのが、『PILOT』の『iroshizuku』です。

日本の伝統色という派手すぎない色合いで、ラインナップ全色筆記具として使用できます。

基本的には色で選ぶものなので好みが反映されますが、『月夜』あたりが使いやすくておすすめ。

3色セットの小瓶でも販売しているので、それぞれちょっとずつ使えるのも良いところではないでしょうか。

PILOT iroshizuku<色彩雫> の詳細
メーカーPILOT
内容量50ml
 参考価格 1,620円(税込)

2.万年筆インクの選び方

万年筆を使う上でインク選びは避けて通れません。

自分にあった万年筆を見つけるのも大変ですが、お気に入りのインクを見つけるというのもなかなかに大変です。

ここでは万年筆のインク選びの際に知っておきたいポイントをまとめましたので、しっかり抑えて自分にピッタリのインクを見つけ出しましょう。

インクの種類で選ぶ

万年筆用のインクは大きく3つの種類に分けることができます。

それぞれ性質が全く異なるので、自分の利用したい用途に当てはめてインクを選ぶようにしましょう。

染料インク

 染料インク

現在販売されている万年筆インクの大半がこの染料インクで、発色がよくカラーバリエーションも豊富なのが特徴です。

粒子が細かいので紙に染み込みやすいだけでなく、水に溶けやすい性質も相まってペン先に詰まってしまっても比較的容易に除去できます。

安全性が高く使いやすいインクですが、滲みやすく日光に弱いため紙の素材には気をつけて長期保管用の書類などには使わないようにしましょう。

顔料インク

顔料インク

耐水性・耐候性に優れたインクで、粒子が大きく紙に載せることで発色するタイプです。

カラーバリエーションは少なめで、濃紺や黒がほとんどですが、色あせにくいので長期保存用の書類にも最適。

一方で扱いがやや難しく、ペンの詰まりを起こしやすいので初心者には不向きといえそうです。

水に溶けにくく、一度詰まらせてしまうと最悪万年筆をダメにしてしまうこともあるので、ある程度慣れてきたら使用するようにしましょう。

没食子(もっしょくし)インク

没食子インク

“古典インク”とも呼ばれる科学反応で色を出すタイプのインクです。

現在ではあまり使用されていませんが、万年筆ユーザーの中でも上級者に愛用者が多いといった特徴があります。

酸性のためペン先の小まめなお手入れが必要ですが、色の変化が味わい深く、慣れてきてインクにこだわりたくなったらチャレンジしてみるといいかもしれません。

カラーバリエーションで選ぶ

カラーバリエーション

万年筆は一般的に濃紺や黒といったインクが主流ですが、ものによっては数十種類もカラーバリエーションがあるインクも存在しています。

実際には使ってみないとわからないケースがほとんどですが、用途によっては必要になる色もあるのでいろいろと試してみるといいでしょう。

当然ですが染料インクの方がカラーバリエ-ションが豊富なため、顔料インクや没食子インクが好みという場合には選択肢も少なくなります。

3.レビュー評価の高い万年筆インク人気ランキング

画像:amazon.co.jp
1位
Pelikan

インク4001

参考価格1,080円(税込)

日本で最も有名な万年筆ブランド『Pelikan』が、100年以上もの間作り続けている“真のスタンダード”ともいえるインクが『4001』です。

万年筆を初めて使う人にもよく選ばれているインクで、リーズナブルで高品質な上にカラーバリエーションも豊富に揃っています。

定番カラーのブルーブラックは数少ない古典(没食子)インクであり、万年筆の楽しさをさらに広げてくれるでしょう。

「値段と性能のバランスが良い」「使いやすさで選ぶならコレ!」など、『Pelikan』の万年筆を使うなら一つは持っておきたいインクといえそうです。

Pelikan インク4001の詳細
メーカーPelikan
内容量62.5ml
参考価格1,080円(税込)
画像:amazon.co.jp
2位
PILOT

万年筆インキ iroshizuku<色彩雫>

参考価格1,620円(税込)

文房具のプロ『きだてたく』さんもおすすめする『iroshizuku<色彩雫>』は、色・ボトル・名前の美しさで万年筆ユーザーの心をがっちり掴んで離しません。

日本の美しい情景から創造されているだけあって、四季を思わせる色が多いので季節によって使い分けるのも面白そうです。

一番人気の色はブルーでもブルーブラックでもない『月夜』で、ブルーブラックよりもやや緑がかった濃い青は、一度使えば魅了されること間違いなし。

「どれも色合いが素敵」というレビューからもわかるように、繊細で美しい色合いを楽しみたい人やインクの色選びに目覚めた人におすすめ。

PILOT 万年筆インキ iroshizuku<色彩雫>の詳細
メーカーPILOT
内容量50ml
参考価格1,620円(税込)
画像:amazon.co.jp
3位
LAMY

ボトルインク

参考価格1,404円(税込)

『LAMY』の万年筆を愛用する人々を魅了し続ける純正インクで、落ち着いた色合いの美しさと実用性の高さが特徴です。

独特な形状のボトルは機能美を追求したデザインで、安定性がとても高くインクの吸引中に誤ってボトルを倒してしまうといったことがありません。

また、ペン先の余分なインクを拭き取るための紙が側面に付属しており、細かな所まで配慮されていてとても使いやすいです。

「インクを補充しやすい」というレビューがやはり多いですが、「インクが滲みにくい」という点でも高評価を獲得しています。

LAMY ボトルインクの詳細
メーカーLAMY
内容量50ml
参考価格1,404円(税込)
画像:amazon.co.jp
4位
Pelikan

Edelstein Ink

参考価格2,700円(税込)

万年筆に優しい特殊な成分を使用した『Pelikan』インクの高級ラインで、Edelsteinはドイツ語で“宝石”を意味しています。

インクの名前にもそれぞれ宝石の名前がつけられており、限定色などもあるのでギフトとしてもおすすめ。

滑らかな書き心地はさすがという他なく、染料インクならではの味わい深い濃淡が最大限に発揮されたインクといえそうです。

「持っていないボトルを見るとつい買ってしまう」というほどに美しいデザインですが、なかなか高価なのでここぞという時用のインクとしていかがでしょうか。

Pelikan Edelstein Inkの詳細
メーカーPelikan
内容量50ml
参考価格2,700円(税込)
画像:amazon.co.jp
5位
PARKER

クインク・ボトルインク

参考価格1,080円(税込)

乾くのが速いので擦れや滲みが少なく、手軽に筆記を楽しみたい人から支持を得ているインクです。

この『クインク・ボトルインク』は優しい色合いでも人気を集めており、味わい深く上質なカラーを探している人にもおすすめ。

特に一番人気の『ブルーブラック』は、色が変化していく過程で絶妙な色合いのブルーになるので、機会があったらぜひ一度お試しください。

「コストを気にせず使える」だけでなく、「伸びやキレが良い」ので気持ちよく筆記を楽しむことができるでしょう。

PARKER クインク・ボトルインクの詳細
メーカーPARKER
内容量57ml
参考価格1,080円(税込)
画像:amazon.co.jp
6位
MONTBLANC

ボトルインク

参考価格2,160円(税込)

万年筆ブランドの最高峰『MONTBLANC』からは、少し変わったボトルデザインが特徴のインクをご紹介します。

特殊な形状はインクが残り少なくなっても吸引しやすいように設計されたもので、使い終わったらデスクに置いてオブジェとして使用してもいいでしょう。

人気の『ロイヤルブルー』は「この色こそ最も美しいブルーインク」と評する人もいるほどで、気高さと高貴さを持ちあわせた色合いをお楽しみいただけます。

「品が良い」「ハイセンス」とさすがのレビューが並ぶ中、「『MONTBLANC』なのにそこまで高くない」という価格設定も人気につながっているようです。

MONTBLANC ボトルインクの詳細
メーカーMONTBLANC
内容量60ml
参考価格2,160円(税込)
画像:amazon.co.jp
7位
PILOT

インキ INK-70

参考価格1,080円(税込)

『PILOT』のベーシックラインのインクであり、リーズナブルな価格と落ち着いた色合いが魅力です。

壺型デザインのものは、現在では珍しくなった『PILOT』のプランジャー式万年筆『カスタム823』専用インクです。

ラインナップに30mlの小瓶のコンバーター用がありますが、価格は当然70mlの半分以下で販売。

書き味だけでなく吸い味も楽しめるということで、万年筆に慣れてきたら『カスタム823』の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

「実用的で使いやすい」「耐水性もいい」ということで、普段使いに最適なインクといえます。

PILOT 万年筆インキ INK-70の詳細
メーカーPILOT
内容量70ml
参考価格1,080円(税込)
 
画像:amazon.co.jp
8位
PLATINUM

瓶インク

参考価格1,296円(税込)

おそらく日本において『Pelikan』の次に有名な万年筆ブランドといえば『PLATINUM(プラチナ万年筆)』ですが、そのスタンダードなインクがこちらです。

瓶内部にリザーバーがついており、瓶を反転させることで1回分の吸引に適量のインクを分けることができます。

カラーラインナップはブラック・ブルーブラック・レッドと少なめですが、シンプルであるがゆえに初めてのインクとして購入する人も多いようです。

「発色が良い」「しっかりした色」など安定感のある色味が人気です。

PLATINUM 瓶インクの詳細
メーカーPLATINUM
内容量60ml
参考価格1,296円(税込)
画像:amazon.co.jp
9位
SAILOR

ジェントルインク

参考価格1,080円(税込)

現在は『SHIKIORI』として生まれ変わった、繊細な色味が美しいインク。

日本の四季をイメージした色合いとなっており、インク名も『若鶯』や『仲秋』など和を感じさせるものばかり。

インク残量が少なくなってもしっかり吸引できるリザーバー付きなので、気に入っている人は在庫がある今の内に購入しておきましょう。

和のイメージが強いので「渋くていい色」が多いですが、「色の濃淡がくっきりしている」のが好きな人向けのインクです。

SAILOR ジェントルインクの詳細
メーカーSAILOR
内容量50ml
参考価格1,080円(税込)
画像:amazon.co.jp
10位
PLATINUM

カーボンインク

参考価格1,620円(税込)

水性顔料のカーボンブラックを使用しており、耐水耐候性に一際優れているのが『カーボンインク』です。

カラーはブラックのみですが、乾きやすく鮮明で永久保存用の記録などに最適。

水溶性ではないので一度乾燥してしまうと再度溶けることはなく、万年筆の取扱には十分に注意する必要があります。

「真っ黒でくっきりとした字が書きたい」時や、年賀状などの宛名書きなどで使用すのにも良さそうです。

PLATINUM カーボンインクの詳細
メーカーPLATINUM
内容量60ml
参考価格1,620円(税込)

万年筆インクの売れ筋ランキングはこちら

ご参考までに、万年筆インクの売れ筋ランキングは、それぞれのサイトの以下のページからご確認ください。

Amazonの万年筆インク売れ筋ランキング楽天の万年筆インク売れ筋ランキングYahoo!ショッピングの万年筆インク売れ筋ランキング

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