ワイヤレスキーボードおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
近年、パソコンのみならずスマートフォンやタブレットなど多くのデバイスが登場し、様々な機器で仕事をしたり、プライベートを楽しむことができます。
そんな中、コードレスで複数のデバイスに接続できるワイヤレス製品はとても便利。
年々、ワイヤレス機器の性能も進歩しており、選ぼうとすると、どうしても製品が多すぎて迷ってしまいますよね。
そこで、現在でも様々なメディアでご活躍され、ITライターとして20年以上のキャリアを持つ柳谷智宣さんに、今回はおすすめのワイヤレスキーボードを教えていただきました。
当記事では、ワイヤレスキーボードの選び方についても紹介しますので、是非ご自身に合ったワイヤレスキーボード選びの参考にしてみてくださいね。
柳谷智宣 のプロフィール
キャリア20年目のITライター。2017年Microsoftの「Windows Insider Meetup in Japan 2」に登壇。TV出演や新聞・雑誌の取材など、様々なメディアで情報を発信中。著書『クラウドの達人はなぜChromeを使うのか』ほか多数。WEB『ITライター柳谷智宣』
この専門家の他の記事を見る1.プロおすすめのワイヤレスキーボード
ここからは、プロがおすすめするワイヤレスキーボードをご紹介いたします。
おすすめ
Happy Hacking Keyboard Professional BT
極上のキータッチを提供する『PFU』の『Happy Hacking Keyboard Professional BT』。
「静電容量無接点方式」を採用しており、キーを底まで押し切る必要がないため、軽くなめらかなキータッチを実現しました。
長年の使用研究によって、タッチ部分の刻印にも耐久性の高い「サブリメーション印刷」を取り入れ、長く使い続けることができる製品づくりが行われています。
乾電池での給電以外にUSB micro-Bによる給電も可能で、万が一の電池切れにも対応。キーボードの傾きは3段階に設定でき、ユーザーにとって使い勝手の良い機能が備わっています。
柳谷智宣さんレビュー

私は日々、大量の原稿を執筆するので、打ち心地と耐久性を重視しています。『HHKB』の価格は少々高めですが、その両方を高い水準で兼ね備えています。
ヘビーに使うと、一般的なキーボードは1~2年で故障しがちです。しかし、『HHKB』は何千万回と打ち込んでも壊れないタフさが魅力です。長い目で見ると、コストパフォーマンスはいいとも言えます。
本製品はBluetooth接続のワイヤレスモデルなので、机の上をスッキリさせられます。
タブレットPCでの利用にもうってつけですし、持ち運びも楽です。私は、泊りがけの出張時には持って行くほど愛用しています。
Happy Hacking Keyboard Professional BTの詳細 | |
メーカー | PFU |
質量 | 530g |
電源 | 単三電池2本/USB micro-B |
参考価格 | 29,700円(税込) |
2.ワイヤレスキーボードの選び方
ここからは、ワイヤレスキーボードの選び方について紹介していきます。
ワイヤレスキーボードの接続方式
ワイヤレスキーボードでは、主に「Bluetooth」接続と、「USBレシーバー」による接続に分かれます。
「Bluetooth」接続の場合、ワイヤレスキーボードを接続する機器にBluetooth機能が搭載されている必要があります。
また、スマートフォンやタブレットに接続したい場合には、そもそもUSBポートが無い機種も多いため、Bluetooth接続のワイヤレスキーボードに絞って探すことをおすすめします。
一方で、「USBレシーバー」接続の場合は、USBポートにレシーバーを接続することですぐに利用することが出来ます。
価格帯も比較的お手頃なワイヤレスキーボードも多く、コストパフォーマンスを重視する場合には、USBレシーバータイプがおすすめです。
キーボードの種類
キーボードにおいて、打ちやすさや静音性、耐久性は製品選びの中で大きな要素を占めるといっても過言ではありません。
キーボードには、大きく分けると4つの方式があり、それぞれに特徴があります。
メンブレン方式
「メンブレン方式」とは、キーの下にラバードームと呼ばれるパーツが入っているキーボードを指しています。
特徴としては、キー入力のタッチ感がしっかりとしているため、タイピング時にキーを押している感覚がちゃんと欲しいという方におすすめです。
一般的なキーボードで多く採用されており、比較的お手頃な価格帯で手に入れることができます。
パンダグラフ方式
「パンダグラフ方式」は、キーの下にスプリングが入っているタイプを指します。
「メンブレン方式」と比較して、軽い力で入力することができ、長時間の操作でも疲れにくいという特徴があります。
多くのノートパソコンのキーボードに採用されています。
メカニカル方式
「メカニカル方式」は、ひとつひとつのキーが独立した構造のキーボードを指しています。キーの下はスプリングと軸と呼ばれるパーツで構成されており、軸によって、打ち心地ががらりと変わります。
代表的な軸として、赤・青・茶色の軸がよく知られています。
- 赤→軽いタッチ、タイピング音が少なく、長時間利用におすすめ
- 青→しっかりとしたタッチ、入力感があり、タイピング音は大きめ
- 茶→赤と青の中間、初心者にはおすすめ
メカニカル式はキーが独立しているため、壊れている部分のキーを取り替えることで継続して利用することができる一方で、少々高めの価格帯です。
静電容量無接点方式
タイピング音を抑えて、なめらかで軽快なキーを求める方におすすめなのが、「静電容量無接点方式」です。
キーと電極がある程度の距離まで近づけば入力される仕組みになっており、物理的な接点がなく、耐久性にも優れた方式と言われています。
物理的な接点がないため、タイピング音も少なく、指などへの負担も少ないことから長時間の利用や使用頻度の高い方におすすめです。
キーボードの配置と大きさ
キーボードの使い勝手を決めるのが、キーの配置や大きさ、そして必要なキーが搭載されているかどうかです。
キーの配置
キーの数や配列は国によって異なり、日本で流通しているものの多くは日本語入力JIS配列となっています。
その他、US方式と呼ばれるキー配列も流通しているため、購入を検討する際には、どちらの配列が使われているか確認することをおすすめします。
キーの大きさ
パソコンの買い替えでメーカーを変更したことがある方の中には、キーの大きさが異なることで慣れるまで時間がかかったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えば、バックスペースキーやエンターキーの大きさが異なり、今まではあったところにキーが無くて押し間違えるといったことがあります。
慣れ親しんだ形状があるという方には、キーの大きさも確認しておきましょう。
必要なキーが含まれているかどうか
ワイヤレスキーボードの中でもコンパクトなタイプでは、キーボードの面積を減らすためにキーを小さくしたり、非搭載になるキーもあります。
非搭載になるキーとして多いのが、「テンキー」。別でテンキーを購入するという選択肢もありますが、数字の入力が多い方など、最初からテンキーが含まれているキーボードの購入を検討している場合には、確認が必要です。
このほか、音量調整のキーや、スリープ状態にするキー、ページアップダウンキーなど普段からどのようなキーをよく使っているかによって、選択肢が変わっていきます。
一方で、テンキーなどを使わずに、ショートカットキーを利用している方は、比較的コンパクトで必要最低限のキーが備わっている利便性の高いキーボードを選ぶことも出来ます。
その他の機能について
キーボードには、様々な機能を兼ね備えた製品もあります。その中でもあると嬉しい機能についていくつか紹介します。
・マルチペアリング機能
ワイヤレスキーボードの中でも「Bluetooth」接続のキーボードには、「マルチペアリング」を搭載したキーボードがあります。
これは、パソコンやタブレット、スマートフォンなど複数の機器へのキーボード接続を可能にしており、ワンタッチで接続端末の切り替えを行ってくれます。
例えばパソコンで作業をしながら、ワンタッチでスマートフォンにキーボードの接続を切り替えて、アプリに届いた連絡にキーボードを使って、そのまま返信することができます。
・スタンド機能
タブレットやスマートフォンを立てかけることが出来るキーボードで、キーボードそのものに備わっている場合と、付属品としてスタンドが備わっているものがあります。
固定された場所ではなく、様々な場所で仕事をしたり、連絡を取る方にとってはスタンド機能があるとないとでは大きく効率が変わっていきます。
引用:elecom.co.jp・sanwa.co.jp・realforce.co.jp
3.ワイヤレスキーボード人気ランキング10選
ここからは、『プロの逸品』がお届けするワイヤレスキーボード・人気ランキングを紹介します。
ワイヤレスキーボード
特徴は8つのホットキーを搭載で、音量の調整やメールチェック、電源スリープ状態、電卓など様々な機能をワンタッチで行うことが出来ます。
また、『Logicool』の「Unifying」に対応した製品でもあり、1つの小型USBレシーバーをUSBポートに挿しておくだけで最大6台の対応製品と接続をすることが可能になります。
レビューでは、リピーターからも高い評価を集めており、人気に繋がっています。価格も手頃感があり、必要十分な機能が備わっていることから、価格以上の評価を得ているようです。
ワイヤレスキーボード K270の詳細 | |
メーカー | Logicool |
質量 | 487g |
電源 | 単四電池2本 |
接続方式 | USBレシーバー |
参考価格 | 2,180円(税込) |
ワイヤレスコンボ
『Logicool』の「Unifying」レシーバーに対応するワイヤレスキーボード『K270』とワイヤレスマウス『M185』のコラボレーション製品です。
根強い人気を誇る『K270』の特徴は、音量調整や再生・停止も可能なワンタッチホットキーと、操作性抜群なテンキーが搭載されている点です。
機能性も高く、コストパフォーマンスに優れた製品としてレビューでは多くの高評価を集めています。
ワイヤレスコンボ MK270の詳細 | |
メーカー | Logicool |
重量 | 487g |
電源 | 単四電池2本 |
接続方式 | USBレシーバー |
参考価格 | 3,160円(税込) |
ウルトラスリム Bluetooth キーボード
コンパクトタイプのワイヤレスキーボードとして人気の『ウルトラスリム Bluetooth キーボード』。
パソコンのほか各種スマートフォンやタブレットとの互換性があり、幅広いユーザーから支持されています。キーの素材にこだわり、快適なタイピング性を可能にしています。
レビューでは、Macの純正キーボードに似た感覚といった声もあり、少々打刻音があるものの、操作性の高さに高い評価が集まっています。中には、US配列と確認せずに購入されたユーザーの声もあり、事前の確認はやはり大事ですね。
ウルトラスリム Bluetooth キーボード A7726121の詳細 | |
メーカー | Anker |
重量 | 190g |
接続方式 | Bluetooth |
参考価格 | 1,899円(税込) |
マルチデバイス キーボード
マルチデバイスユーザーに人気の『Bluetooth マルチデバイス キーボード K480』。
キーボード左上部のダイヤルを切り替えることで、最大3台まで『Bluetooth』接続が可能です。
キーボード上部にはタブレットやスマートフォンを設置できる溝が作られており、最適な角度で快適なタイピング環境を作り出してくれます。
レビューでは、デバイス切り替え機能の使い勝手の良さが高く評価されており、加えて日本語配列が採用されている点も人気に繋がっています。一方で、重量があるため持ち運び用よりも据え置きとして利用している方が多いようです。
Bluetooth マルチデバイス キーボード K480の詳細 | |
メーカー | Logicool |
重量 | 815g |
接続方式 | Bluetooth |
参考価格 | 4,860円(税込) |
折りたたみ式 Bluetooth キーボード
持ち運びに便利な折りたたみ式ワイヤレスキーボードで人気なのが、『Bluetooth キーボード IC-BK03』。
スマートフォンとほぼ同じサイズまで折りたたむことが可能で、持ち運びにはとても便利なサイズです。
タイピングキーおよび折りたたみ部分は繰り返しテストされており、折りたたみ時にはアルミ合金素材が製品を守る、高い耐久性を持った一品です。
レビューでは、バッテリーの持ちの良さと運びやすい利便性から多くの評価を集めていました。中には、キーのタッチ感が良く、長く使っていても疲れにくいといった声もあり、外で仕事することを想定された設計になっています。
折りたたみ式 Bluetooth キーボード IC-BK03の詳細 | |
メーカー | iClever |
重量 | 185g |
電源 | バッテリー(micro USB充電) |
参考価格 | 4,999円(税込) |
マルチデバイス Bluetooth キーボード
『マルチデバイス Bluetooth キーボード K380』の特徴的なのは『EASY-SWITCH』機能です。最大3台まで登録することが可能で、接続したままワンタッチで切り替えをすることができます。
また、様々なOSに自動で対応し、ショートカットを含めたキー配置まで自動的にマッピングしてくれます。付属の電池で最大2年という省エネな点も人気です。
レビューでは、タイピング時の感触やベアリングの接続の安定感などが高い評価を集めています。
少々重さを感じるユーザーもいらっしゃいましたが、その分製品の安定感が増しているという声もありました。丸型形状のキーについては、少々慣れが必要なようです。
マルチデバイス Bluetooth キーボード K380の詳細 | |
メーカー | Logicool |
重量 | 423g |
電源 | 単四電池2本 |
参考価格 | 4,190円(税込) |
無線(2.4GHz)キーボード
メンブレン方式を採用している『BUFFALO』の『BSKBW100』。
キーの間隔が狭く、コンパクトな動きでタイピングを進めることが可能です。またキーのストロークも短めに設定されており、長時間の使用にも疲れにくい点が特徴です。
また、キーボード未使用時には縦に立てかけられるため、その他の事務作業等をデスクで効率的に行うことが出来ます。
レビューでは、キーの程よい固さと深さで、タッチ感を味わいたいユーザーに高く評価されています。一方で、キータッチ感に軽さを求めてしまうと少々重く感じるため、ご自身の好みに合わせて選択が必要です。
無線(2.4GHz)キーボード BSKBW100の詳細 | |
メーカー | BUFFALO |
重量 | 400g |
電源 | 単四電池1本 |
参考価格 | 3,456円(税込) |
ミニ Bluetooth キーボード
ミニキーボードで人気なのが『ミニ Bluetooth キーボード EW-RB05』。
わずか90gで手のひらサイズのミニキーボードです。右側にはマウスパッドが付いており、ゲームコントローラーの要領で操作することが出来ます。
レビューでは、特にテレビに繋いで動画を楽しむ方の声が多く寄せられていました。ほどよいキータッチ感とマウスパッドの感度の良さにも高い評価が集まっていました。
ミニ Bluetooth キーボード EW-RB05の詳細 | |
メーカー | Ewin |
重量 | 90g |
電源 | リチウム電池/USB充電 |
参考価格 | 6,980円(税込) |
2.4GHzワイヤレスフルキーボード&マウス
1つのUSBレシーバーでキーボードもマウスも両方使用可能な『2.4GHzワイヤレスフルキーボード&マウス TK-FDM063』。
1000万回の打刻耐久テストを行っており、キーの耐久性の高さが特徴的です。キーの印字にはレーザー印字が採用されており、長い期間使用していても薄く消えにくい仕様になっています。
キーはしっかり押す深みのあるキーになっているため、タイピングでの打ち込み感を好んで利用する方には、合っているキーボードです。
レビューでは、ワイヤレスキーボードを初めて利用する方を中心に、使いやすいという声が多くある一方で、セットとなっているマウスの評価にはあまり良い声が見受けられませんでした。
2.4GHzワイヤレスフルキーボード&マウス TK-FDM063の詳細 | |
メーカー | ELECOM |
重量 | 554g |
電源 | 単三電池1本 |
参考価格 | 6,005円(税込) |
ワイヤレスキーボード
フルサイズの機能を兼ね備えたコンパクトタイプとして人気の『ワイヤレスキーボード K230』。
コンパクトサイズと言われるほどの大きさながらもテンキーまで搭載しているキーボードです。その分キー同士の間隔の狭さもありますが、指の移動範囲も狭く慣れてくるとなかなか手放せません。
レビューでは、テンキー使用やゲーム利用のユーザーを中心に評価を集めていますが、一方で、キーの小ささに慣れるまで苦戦している方の声も多く寄せられていました。
ワイヤレスキーボード K230の詳細 | |
メーカー | Logicool |
重量 | 320g |
電源 | 単四電池2本 |
参考価格 | 2,700円(税込) |
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