BTOおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
自分好みにカスタマイズしたパソコンを購入できるBTOパソコンショップは、ゲーマーを中心に近年人気を集めています。
そこで今回は、MOD PCショップ「Moma Garage」のオーナーでもあり自作PCの徹底レビューで人気を集める自作PCのプロ・門馬ファビオさんに、おすすめのBTOパソコンについてお話をうかがいました。
IPPING編集部調べによるBTOパソコンの種類と選び方、人気ショップランキングを合わせて紹介します。
理想のPC作りの参考にしてみてください。
門馬 ファビオ のプロフィール
「魅せるPC」を造り上げる世界的MODアーティスト。自作PCの本格工房『Moma Garage』の代表として、ゲーミングPCから商用の高スペックマシンまで、個人法人問わず多くの自作PCを手掛ける。
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まずはじめに、プロおすすめのBTOパソコンを見ていきましょう。
おすすめ
G-GEAR GA7J-D180/T
『TSUKUMO』は、電器店大手の『ヤマダ電機』のBTOパソコンブランド。『G-GEAR』はそのゲーミングPCラインです。
門馬ファビオさんレビュー

キャンペーンなどでメモリの無償アップグレードがあるのは嬉しいポイント。
サブマシーンまたはお子様へのPCとしても良いスペックです。
『G-GEAR GA7J-D180/T』では、CPUに『インテル Core i7 プロセッサー』、グラフィックカードに『NVIDIA』のGeforceシリーズを使用。
またケースには高速転送が可能なUSB3.0コネクタを搭載しており、総合的な基本性能はとても優秀です。
レビューには「自作ほどの柔軟性を求めはしないが購入後に手を加える可能性がある客層向け」との評価が寄せられています。
G-GEAR GA7J-D180/T の詳細 | |
特徴 | キャンペーンなどでメモリの無償アップグレードあり |
参考価格 | 134,784円(税込) |
おすすめ
G-GEAR mini GI7J-C190/T
『G-GEAR mini GI7J-C190/T』は、先ほど紹介した『G-GEAR GA7J-D180/T』と同じラインのミニPCです。
門馬ファビオさんレビュー



特徴として上下左右メッシュ加工が施されており、エアフロ―が高いPCケースです。
PC性能も重い配信動画やオンラインゲームなどにも十分対応可能なスペックを持っています。
おすすめです。
ゲームPCながら、幅183mm×奥行き390mm×高さ300mmのコンパクトサイズ。
小さな躯体ながらも、メモリには「メジャーチップメモリ」、グラフィックカードには『NVIDIA』のGeforceシリーズを使用するなど、性能面はゲーミングPCとして十分な水準を満たしています。
ユーザーからは「全体的な動作が滑らかでサクサク動く性能」と高評価のレビューが寄せられています。
G-GEAR mini GI7J-C190/T の詳細 | |
特徴 | 小型ケースにも対応 |
参考価格 | 140,184円(税込) |
2.BTOの選び方
次に、BTOパソコンの選び方を紹介します。
用途で選ぶ
グラフィックボードやCPUなどを細かくカスタマイズできるBTOパソコンは、用途やニーズに合わせて好みの仕様を決定することができます。
「高速な処理を要するシビアなゲームを楽しみたい」「高画質の動画をサクサク編集したい」「ネットサーフィンがスムーズにできれば十分」など、購入前にBTOパソコンの用途を決めておきましょう。
アフターサービスで選ぶ
他の電子機器と同じように、BTOパソコンも使用期間が長くなるにつれ調子が悪くなったり不具合が発生することがあります。
BTOパソコンについての情報が豊富で、不具合を自分で直すことができる方は不要かもしれませんが、もしもの時を考えると、保証やサポートなどが充実しているショップでの購入が安心です。
「保証期間は何年か」「どのようなサポートを受けることができるのか」など、購入後のアフターサービスの内容にも注目して、BTOパソコンを選びましょう。
価格帯で選ぶ
BTOパソコンはメーカー品と比べるとカスタマイズ性が圧倒的に高く、自分の好みに合わせて仕様を徹底的にこだわれるため、油断していると高価格になりがちです。
あらかじめ予算額や購入するBTOパソコンの価格帯を決めておきましょう。
BTOパソコンの価格帯は、大きく下記のように分けることができます。
エントリークラス【3~7万円】
エントリークラスは、『YouTube』や『Netflix』の視聴やインターネットサーフィン、メールなどパソコンの基本的な機能しか使用しない方に適した価格帯。
パソコンに慣れていない方や初心者の方にもおすすめです。
『Word』『Excel』など『Office』ソフトを使用する方は、5万円以上のものを選びましょう。
ミドルクラス【8~14万円】
ミドルクラスは、複数の『Office』ソフトを使用するビジネスマンや、ライトゲーマー、簡単な画像編集ソフトを利用する方などに適した価格帯。
ある程度パソコンの知識を身につけた方におすすめです。
数年間など、ある程度長い期間使用するパソコンをお探しの方は、ミドルクラス以上を選びましょう。
ハイエンドクラス【15万円~】
ハイエンドクラスは、多量のレイヤーを使用する画像編集や動画編集を行う方、アクションやFPSなど重い処理を要するゲームのコアプレイヤーなどに適した価格帯。
これまでBTOパソコンを複数台保有した経験のある方やパソコンに慣れ親しんでいる方におすすめです。
このクラスでは、ショップが用途に応じた仕様をあらかじめ設定しているものも多いので、参考にしながら選びましょう。
3.BTO人気ランキング10選
ここからは、『プロの逸品』がお届けするBTO人気ランキングをご紹介します。
ドスパラ
『ドスパラ』はBTOパソコンショップとして業界トップクラスの知名度を持つ老舗。
「2013 Microsoft Worldwide Partner Award」受賞や「価格.com プロダクトアワード 2018」大賞受賞など、数多くの実績を誇ります。
パーツの種類が豊富でカスタマイズしやすく、幅広いニーズに対応することができます。
他のショップと比べて店舗数も多く、全国にあまねくショップが展開されており、サポートを受けやすいので、BTOパソコンに慣れていない方にもおすすめです。
ドスパラ の詳細 | |
特徴 | ユーザーから人気が高い |
参考価格 | 48,980円(税込)〜 |


パソコン工房
『パソコン工房』も全国にショップを展開するBTOショップ。
店舗でのサポートに加えて、1年間の無償保証や24時間365日の電話サポートもあり、手厚いアフターサービスが評判です。
また、毎月セールが行われる点も特徴。運が良ければ業界最安値で購入できる場合も多くあります。
幅広いサイズ展開も嬉しいポイントで、ユーザーからは「デザインの統一性を保ちつつバリエーションが豊富なのはパソコン工房だけ」とのレビューが寄せられています。
パソコン工房 の詳細 | |
特徴 | サポートが丁寧 |
参考価格 | 42,980円(税込)〜 |
FRONTIER
『FRONTIER』は搭載されるパーツの質の高さが特徴のBTOパソコンショップです。
電源ユニットは初期搭載から容量が850〜1000Wとなっており、電力変換効率に関する規格「80PLUS」も上位ランクの「GOLD」「TITANIUM」が標準。
配線も整っているので、CPUを冷やす際の効率に関わる「エアーフロー」も滑らかです。
一方「他ショップと比較すると少しカスタマイズ性が低い」とのレビューも寄せられているので、コアユーザーは他ショップもぜひ検討してみてください。
FRONTIER の詳細 | |
特徴 | ヤマダ電機傘下のBTOパソコンブランド |
参考価格 | 72,800円(税込)〜 |
SEVEN
多くの大学・法人に納入実績があるBTOパソコンショップ『SEVEN』。
幅広い品揃えと商品説明の丁寧さが特徴で、特にカスタムパーツについては詳細な情報が掲載されています。
またマザーボードやメモリ、電源なども人気ブランドのパーツを選べるので、コアユーザーの要望にも問題なく応えてくれます。
一方で初心者には情報量が多すぎるので、ある程度BTOパソコンについて知識のある方におすすめと言えます。
SEVEN の詳細 | |
特徴 | 高品質な人気パーツが安く選べる |
参考価格 | 35,800円(税込)〜 |


STORM
業界の中では老舗の『STORM』は、スタンダードなBTOパソコンショップです。
エントリークラスからミドルクラスまで、幅広い取り扱いがあります。
各パーツに型番が記載されており、細かなカスタムが可能。3年延長保証もあるので、安心して購入することができます。
配線や品質に関する評判も良く、ユーザーからも「標準的なBTOショップショップ」との評価が寄せられています。
STORM の詳細 | |
特徴 | 老舗BTOパソコンメーカー |
参考価格 | 99,800円(税込)〜 |
マウスコンピューター
『マウスコンピューター』は、価格の安さで知られる大手BTOパソコンショップです。
場合によっては全て自分でパーツを購入し自力で組み立てるよりも安価で購入できるので、「とにかく安く作りたい」という方におすすめです。
「安かろう悪かろう」と思われがちですが、品質は標準的な水準をきちんと満たしています。
ユーザーからも「品質自体は他店と特に変わりないですし、しっかりしていますよ」との評価が寄せられています。
マウスコンピューター の詳細 | |
特徴 | 激安で有名 |
参考価格 | 34,800円(税込)〜 |


サイコム
創業20年を迎える『サイコム』は、品質の高さが評価を集める老舗BTOパソコンショップです。
初期搭載から高品質なパーツを使用しているため、「自作に手間はかけたくないけどパーツにはこだわりたい」というユーザーにおすすめ。
修理や初期不良に対する対応など、手厚いサポートも人気を集める理由の一つです。
品質が高い分高価格になりがちなので、購入の際には予算に注意して選びましょう。
サイコム の詳細 | |
特徴 | 名門ブランドの高級パーツを使用 |
参考価格 | 75,920円(税込)〜 |
VSPEC
他では見られないハイスペックなパソコンを求める方には、『VSPEC』がおすすめ。
動画編集やサーバー用など、200万円を超えるモデルもあり、高価格帯が充実しています。
全体的に価格は高めなので、安さを求める方は他のショップを検討した方が良さそうです。
カスタマイズ性は他のショップとあまり変わりませんが、ここでしか購入できないものも多くありますので、専門的なニーズをお持ちの方はぜひチェックしてみてください。
VSPEC の詳細 | |
特徴 | 高価格帯でのラインナップが充実 |
参考価格 | 73,800円(税込)〜 |


パソコンSHOPアーク
言わずと知れた日本有数の電気街・秋葉原で長年営業を続ける『パソコンSHOPアーク』は、コアなニーズをお持ちの方におすすめ。
CPUグリスなど他のショップではあまり品揃えのよくないパーツも在庫があり、アキバのお店らしいニッチなニーズにもしっかり対応してくれます。
仮想通貨での決済に対応している点も、ユニークです。
一方「コストパフォーマンスが悪い」というレビューも寄せられているので、購入の際にはあらかじめ他ショップと比較しておくのが良さそうです。
パソコンSHOPアーク の詳細 | |
特徴 | コアなニーズにも対応 |
参考価格 | 64,584円(税込)〜 |