CPUグリスおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選

CPUの性能を上げるために、重要な役割を果たしている「CPUグリス」。

CPUクーラーのヒートシンクに正しく熱を伝える役割を果たしており、このCPUグリスひとつで問題が解決することもしばしば見受けられます。

しかし、CPUグリスは国内・海外ともに多くの製品が出回っており、中には初心者には扱いにくいプロ向けの製品もあります。

比較的安価なパーツではありますが、せっかく選ぶのであれば自分のPCに合ったCPUグリスを選びたいところです。

そこで今回は、MOD PCショップ「Moma Garage」のオーナーでもあり自作PCの徹底レビューで人気を集める自作PCのプロ・門馬ファビオさんに、おすすめのCPUグリスについてお話をうかがいました。

IPPING編集部によるCPUグリスの選び方、レビューランキングについても合わせてご紹介します。

最終更新日:2019年7月18日
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門馬フォビオ

門馬フォビオ のプロフィール

「魅せるPC」を造り上げる世界的MODアーティスト。自作PCの本格工房『Moma Garage』の代表として、ゲーミングPCから商用の高スペックマシンまで、個人法人問わず多くの自作PCを手掛ける。

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1.プロおすすめのCPUグリス

まずは、プロがおすすめするCPUグリスをご紹介します。

画像:amazon.co.jp
プロの
おすすめ
ARCTIC

MX-4

参考価格1,099円(税込) 

CPUグリスの中でも、定番として知られる『ARCTIC』の『MX-4』。

世界中で利用されており、熱伝導率の高さと低い熱抵抗値で、パソコンの安定的な稼働に貢献してくれます。

初心者でも塗りやすい粘性が低いCPUグリスのため、プロから初心者まで幅広いユーザーから支持されています。

門馬ファビオさんレビュー

門馬フォビオ
昔から多くのエンジニアに愛用されている定番中の定番なCPUグリスです。

熱伝導率の高さに加えて、塗りやすく固まりにくいのが特徴です。

当店の組立PCでも必ず『MX-4』のグリスを使用しています。

MX-4の詳細
メーカーARCTIC
容量4g
熱伝導率8.5W/m・k
参考価格1,099円(税込)
画像:amazon.co.jp
プロの
おすすめ
Thermal Grizzly

Kryonaut

TG-K-001-RS
参考価格736円(税込)

高い性能を誇るCPUグリスと人気の『Thermal Grizzly』の『Kryonaut』。

グリス内に含まれる粒子アルミニウムと酸化亜鉛がCPUとヒートシンクの僅かな凹凸を埋めてくれます。

動作速度の向上を追求するオーバークロッカーに向けて作られた製品のため、熱伝導率の高さや冷却システムのポテンシャルを最大限に引き出すよう作られています。

門馬ファビオさんレビュー

門馬フォビオ
オーバークロッカー御用達のCPUグリスで、愛好家の間では熊グリスと呼ばれています。

先にご紹介した『MX-4』より高い熱伝導率を誇りますが、一方で少々癖のあるCPUグリスのため、初心者には扱いづらい所があります。

他のCPUグリスに比べてコストが高いということもあり、中級者・上級者向けのCPUグリスです。

Kryonaut の詳細
メーカーThermal Grizzly
容量1g/5.55g/11.1g/37g
特徴オーバークロック向け
熱伝導率12.5W/m・k
参考価格736円(税込)~

2.CPUグリスの選び方

ここからはCPUグリスの選び方について紹介します。

熱伝導率の高さ

CPUグリスは、CPUの温度を正確にCPUクーラーのヒートシンクに伝えて、温度が高くなりすぎないようコントロールするために使われる非常に重要なアイテムです。

そのため、CPUグリスを選ぶ際に「熱伝導率」は大きな判断基準になります。

熱伝導率が高いほど、温度を正確に伝えることができ、CPUの温度を下げる効果が期待できます。

熱伝導率は、「W/m・k」という単位で示されています。

数字が大きいほど熱伝導率が高いことを示していますが、熱伝導率が高いということはCPUグリスの性能が高いといえるので、コストが上がります。

また熱伝導率が高いCPUグリスは、上級者向けの製品も多く、初心者にとっては扱いにくいCPUグリスもあるため、コストと天秤に図りながら選んでいきましょう。

グリスの粘り具合

次に判断基準となるのが、CPUグリスの粘り具合です。粘度や絶対粘度と言われています。

CPUグリスの粘り具合が判断基準となるのは、塗りやすさに影響するためです。

一般的に、粘度が高い方が乾燥しにくく、長持ちすると言われています。そして粘度が高いCPUグリスの方が塗りやすい傾向にあります。

CPUグリスは乾いてしまうと、固くなり熱を通しにくくなります。

熱伝導率が落ちるまでの期間が短くなれば、メンテナンスを行う頻度も増えていきます。

使用用途上、頻繁にCPUを取り替えたり、メンテナンスする場合には多少粘度が低くても、熱伝導率を重視しますが、できるだけメンテナンス頻度を下げたい場合には、粘度が高いCPUグリスがおすすめです。

3.CPUグリス人気ランキング10選

ここからは、『プロの逸品』がお届けするCPUグリス・人気ランキングをご紹介します。

画像:amazon.co.jp
1位
AINEX

シルバーグリス Arctic Silver 5

AS-05
参考価格1,241円(税込)

純度99.9%の超微粒子純銀を使用しており、高密度ナノサイズ微粒子が、熱伝導率を高めてくれます。

特殊オイルを採用し、グリスを塗った後も固まりにくく、初心者にとっても使いやすいCPUグリスです。

レビューでは、「迷ったらこれを使う!」というユーザーの声が多く、定番の製品として評価されています。また粘度が高く、塗りやすいという評価も見受けられました。

シルバーグリス Arctic Silver 5 AS-05の詳細
メーカーAINEX
内容量3.5g
特徴シルバーグリス
熱伝導率9.0W/m・k
参考価格1,241円(税込)
画像:amazon.co.jp
2位
ZAWARD

Thermal Compound 絶縁タイプ熱伝導グリース

MX-4/4g
参考価格1,320円(税込)

ドイツのPC雑誌『PC Games Hardware』でトッププロダクトアワードを受賞している『MX-4』。

高い熱伝導率と、低い熱抵抗値を誇る高性能熱伝導グリスとして、世界中のユーザーから支持されているCPUグリスです。

レビューでは、高性能グリスとしての評価に加えて、グリスが塗りやすいという声が多く、「一発で決めることができる」「均一に伸ばしやすい」と高い評価を受けています。

Thermal Compound 絶縁タイプ熱伝導グリース MX-4/4gの詳細
メーカーZAWARD
内容量4.0g
熱伝導率8.5W/m・k
参考価格1,320円(税込)
画像:amazon.co.jp
3位
Thermal Grizzly

Kryonaut

TG-K-001-RS
参考価格736円(税込)

オーバークロック向けに特別に開発された高性能CPUグリス『Kryonaut』。

熱伝導率の高さは、他の製品を凌ぐ数値12.5W/m・kを誇り、冷却システムの高いポテンシャルを引き出すことができます。

グリスはナノ微粒子構造で、微粒子化されたアルミニウムと酸化亜鉛がわずかな凹凸に入り込み、高い熱伝導率を実現しています。

レビューでは、CPU温度が25℃も下がったという声もあり、高いパフォーマンスを発揮しているようです。

Kryonaut の詳細
メーカーThermal Grizzly
内容量1g/5.5g/11.1g/37g
特徴オーバークロック向け
熱伝導率12.5W/m・k
参考価格736円(税込)~
画像:amazon.co.jp
4位
サンワサプライ

シリコングリス

TK-P3S
参考価格1,058円(税込)

熱伝導率の高い銀を含有した『シリコングリス TK-P3S』。

特徴的なのは、塗りやすさを追求したソフトタイプのCPUグリスという点です。非常に伸びやすく、均一に塗ることができるため、必要以上に容量を使わずに利用することができます。

レビューでは、リピーターからの声も多く、少ない量で長く使えるコストパフォーマンスの高さが特に評価されています。

シリコングリス TK-P3Sの詳細
メーカーサンワサプライ
内容量2.0g
熱伝導率6.5W/m・k
参考価格1,058円(税込)
画像:amazon.co.jp
5位
AINEX

ナノダイヤモンドグリス

JP-DX1
参考価格1,225円(税込)

台湾・ロシアのナノテクノロジーを駆使して作られた『ナノダイヤモンドグリス JP-DX1』。

ナノダイヤモンドとシリコンを含み、高い熱伝導率のみならず性能安定度や低熱抵抗などを実現しているハイパフォーマンス製品です。

レビューでは、高い熱伝導率による冷却効果を評価する一方で、慣れるまではヘラにくっついてしまうほど粘土の高いCPUグリスで、塗りにくいといった声もありました。

ナノダイヤモンドグリス JP-DX1の詳細
メーカーAINEX
内容量3.0g
特徴ダイヤモンドグリス
熱伝導率16W/m・k
参考価格1,225円(税込)
画像:amazon.co.jp
6位
AKEIE

シリコングリス 熱伝導グリース 絶縁タイプ

SG-12-N
参考価格299円(税込)

コストパフォーマンスの高さが特徴的な『シリコングリス 熱伝導グリース 絶縁タイプ SG-12-N』。

CPUグリスとは別に、ヘラや指サックも付属されており、このセットひとつで行うことができます。

レビューでは、「リーズナブルにも関わらずしっかり温度が下がった」という声もあり、お手頃な製品として評価されています。

シリコングリス 熱伝導グリース 絶縁タイプ SG-12-Nの詳細
メーカーAKEIE
内容量3.0g
特徴 
熱伝導率1.93W/m・k
参考価格299円(税込)
画像:amazon.co.jp
7位
ワイドワーク

高放熱Silverグリス

WW-ST-801
参考価格637円(税込)

コストパフォーマンスに長けたCPUグリスとして人気の『高放熱Silverグリス WW-ST-801』。

お手頃な価格ながらも高い熱伝導率と、初心者でも塗りやすいグリスの粘度が評価されて、人気が高まっています。

レビューでは、放熱能力の高さを評価する声が多く、初心者からリピーターまで幅広いユーザーが使用しているのがわかります。

高放熱Silverグリス WW-ST-801の詳細
メーカーワイドワーク
内容量1.5g
特徴シルバーグリス
熱伝導率8.5W/m・k
参考価格637円(税込)
画像:amazon.co.jp
8位
MoneyQiu

カーボン・ナノ サーマルグリス

HY-883-2g
参考価格499円(税込)

シルバーやダイヤモンド、シリコン等のグリスが多い中で、カーボンを含むタイプのCPUグリスとして人気なのが『カーボン・ナノ サーマルグリス』。

カーボンと酸化金属、シリコンをナノレベルまで粒子化した成分がグリスに含まれていて、高い熱伝導率を実現しています。

レビューでは、「性能十分」「初めてでも使いやすかった」といった声が多く集まっていました。

カーボン・ナノ サーマルグリス HY-883-2gの詳細
メーカーMoneyQiu
内容量2.0g
熱伝導率6.5W/m・k
参考価格499円(税込)
画像:amazon.co.jp
9位
Thermal Grizzly

Hydronaut

TG-H-001-RS
参考価格648円(税込)

オーバークロック向けに設計されたCPUグリス『Hydronaut』。

先程ご紹介した『Kryonaut』と比較すると、熱伝導率は若干下がりますが、その分値段も抑えています。

ハイエンドのCPUグリスとしても知られており、手軽に試して欲しいという思いから作られた少容量モデルです。

レビューでは、オーバークロック用としてではなく一般用に購入されている方も多く、高い耐久性についても良い評価が多く見受けられました。

Hydronaut TG-H-001-RSの詳細
メーカーThermal Grizzly
内容量1.0g
特徴オーバークロック向け
熱伝導率11.8W/m・k
参考価格648円(税込)
画像:amazon.co.jp
10位
サンワサプライ

ナノダイヤモンドグリス

TK-P3D
参考価格1,922円(税込)

ナノダイヤモンドパウダーを配合したCPUグリスで、低い熱抵抗が特徴的です。

粘度が程よく、塗り慣れていない方にも使いやすい設計になっています。

レビューでは、初心者を中心に「使いやすい」「高い性能効果があった」という声も多く、今後ランキングの上昇も期待される製品です。

ナノダイヤモンドグリス TK-P3Dの詳細
メーカーサンワサプライ
内容量2.8g
熱伝導率8.3W/m・k
参考価格1,922円(税込)

CPUグリスの売れ筋ランキングはこちら

ご参考までに、CPUグリスの売れ筋ランキングは、それぞれのサイトの以下のページからご確認ください。

AmazonのCPUグリス売れ筋ランキング楽天のCPUグリスレビューランキングYahoo!ショッピングのCPUグリス売れ筋ランキング

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