Kindleおすすめ!プロの逸品&全3機種をご紹介
読書好きの方から人気が高い電子書籍リーダー、『Kindle』シリーズ。
なら、普段バッグに入れて持ち運べるのはせいぜい2冊か3冊ほど。
でも、『Kindle』があれば、文庫本ほどのサイズの本体に何百冊もの本を詰め込んで、外出先で自由に楽しむことができます。
現在、『Kindle』はディスプレイのサイズなどが異なる3種類のモデルがラインナップしていますが、いざ検討してみるとどれを選べばいいか悩んでしまう方も多いはず。
そこで今回は、PCガイドとして様々な企業や個人を相手に、PCとその周辺機器の導入をサポートしている内川功一朗さんにおすすめの『Kindle』を伺いました。
併せて、IPPING編集部調べによる『Kindle』の選び方、そして、現行モデル3種類についてご紹介いたします。
内川功一朗 のプロフィール
PCガイド。AllAboutコンピュータ系ガイド。システムエンジニア。パソコンに限らず、プリンタやスキャナなどの周辺機器に関する情報を発信中。上級写真整理アドバイザーの顔も持つ。WEB『デジタルと現実の架け橋』
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それでは早速、IT機器のプロである内川功一朗さんおすすめの『Kindle』をご紹介します。

おすすめ
Kindle Paperwhite
『Kindle Paperwhite』は、ベーシックな『Kindle』に防水機能などを付与したハイスペックモデルです。
防水性能も備わっているので、より場所を選ばずに読書を楽しむことができます。
内川功一朗さんレビュー

バックライト付きなのでベッド脇など暗いところでも読むことができ、サイズ感も程よい加減です。
文字の読み取りやすさを重視する方は、下位モデルより少しディスプレイが大きい『Kindle Paperwhite』がおすすめですよ。
Kindle Paperwhite の詳細 | |
メーカー | Amazon |
容量 | 8GB |
接続方法 | Wi-Fi |
サイズ | 167 x 116 x 8.18mm |
重量 | 182g |
参考価格 | 15,980円(税込) |


おすすめ
Kindle(Newモデル)
『Kindle(Newモデル)』は、最もコンパクトなモデル持ち運び用に最適です。
新型になりバックライトを搭載したことで、夜間や室内でも快適に読書が楽しめるようになりました。
内川功一朗さんレビュー



角張っていないなめらかなフォルムで、しっかり手に馴染む感じが気に入っています。
また上位モデルに比べて、コスパが良いのも魅力的です。
Kindle(Newモデル) の詳細 | |
メーカー | Amazon |
容量 | 4GB |
接続方法 | Wi-Fi |
サイズ | 160 x 113 x 8.7mm |
重量 | Wi-Fi:174g |
参考価格 | 10,980円(税込) |
2.Kindleの選び方
世界最大のECサイト『Amazon』が手掛ける電子書籍リーダー『Kindle』シリーズ。
現行の『Kindle』には3つのモデルがあり、容量やキャンペーンの有無、オプションを追加し、お好みの仕様を選ぶことが可能です。
まずは、3つのモデルを簡単に比較してみます。
モデル | Kindle(Newモデル) | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis |
価格 | 8,980円〜 | 13,980円〜 | 29,980円〜 |
ディスプレイ | 6インチ反射抑制スクリーン | 6インチ反射抑制スクリーン | 7インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 4GB | 8GB / 32GB | 8GB / 32GB |
サイズ | 160 x 113 x 8.7mm | 167 x 116 x 8.18mm | 167 x 116 x 8.18mm |
重量 | 174g | 最大191g | 194g |
バックライト | ◯ | ◯ | ◯ |
防水機能 | ― | ◯ | ◯ |
付加機能 | ― | ― | 明るさ自動調整 |
3G・4G回線 | ― | オプション | オプション |
『Kindle』には以前『Kindle Paperwhite マンガモデル』と『Kindle Voyage』という機種がありましたが、現在(2019年4月時点)は販売中止となっています。
また、『Fire HD』などのタブレット端末は、電子書籍リーダーである『Kindle』とは別に、『Fireタブレット』シリーズとしてラインナップがわかれました。
Kindleのメリット
競合となる電子書籍リーダーがいくつも登場するなか、『Kindle』を選ぶメリットをご紹介します。
「本しか読めない」がポイント
『Kindle』を特におすすめしたいのは、紙の本をいつも持ち歩く読書家たち。
本というパッケージにこだわりのある方にとって、読書の時間は誰にも邪魔されたくないものです。
『Kindle』は本を読むために作られた、電子書籍専用のタブレット端末。
1台で数百から数千冊の本を持ち歩くことができることに加え、余計な機能を一切排除し、高性能化が進む他の電子書籍リーダーとは一線を画すのが特徴です。
『Kindle』なら気が散るSNSの通知や着信を受けることなく、快適に読書を楽しむことができますよ。
スペック的にはタブレットやスマホに及ばない『Kindle』ですが、紙の本を読んでいるような手に馴染むサイズ感も、読書好きの方をはじめ、多くの方に評価されています。
文庫本ほどのサイズ感と軽さは、専用機ならでは
『Kindle』シリーズで最もリーズナブルな『Kindle(Newモデル)4GB』モデルは、ちょうど文庫本くらいのサイズ感で、持ち運び用の電子書籍リーダーとして一押しです。
読書専用機にしたことで重量も押さえられているため、バッグに入れても全然気にならないでしょう。
文庫本一冊ほどの本体に大好きな本をたくさん詰めこめば、日常のちょっとした待ち時間も、有意義に過ごすことができますよ。
バッテリーが長持ちする
スマートフォンやタブレットはネットやSNSを見ていると、あっという間に電池がなくなります。
『Kindle』では正確な待受時間などを公表していませんが、1日30分の利用で1ヶ月程度持つと謳われています。実際に使ってみると、バッテリーの持ちの良さに驚かれるかもしれません。
この違いは『Kindle』に採用されている「E-Ink(イーインク)」と呼ばれる技術。
電子ペーパーなどをはじめとしたこの技術を搭載した液晶パネルは、バックライトなしでも文字を出力でき、省エネ性能に優れています。
また、モノクロ表示ですがコントラストが強く印刷物のようなはっきりとした表示も特徴となります。
読書の場所を選ばない
画像:amazon.co.jp
『Kindle』のディスプレイに使われる電子ペーパー(E-Ink技術)は、画面のチラツキが少なく、液晶特有の反射も無いので、屋外の日差しの中でも快適に読書ができます。
また、周囲の明るさに関係なく読書ができる、バックライト機能も魅力のひとつ。
旧モデルはバックライト付きと無しのタイプが混在していましたが、先日新世代が発売され全モデルがバックライト付きになりました。
バックライトを付けていても、スマホやタブレットのような目の疲労が少ない点は、E-Ink技術の大きな特徴です。
加えて、一部のモデルには防水機能も付いているので、風呂場や台所などの水回りでも、『Kindle』なら場所を気にせず一日中読書を楽しめます。
コスパが良い
最も安いモデルは1万円を切る価格で手に入ります。このコスパの良さも『Kindle』に人気が集まる理由です。
日常的に持ち歩くアイテムですので、万が一の故障や破損を考えると、コスパの良さも電子書籍選びの重要なポイントといえます。
【広告付きor広告なし】キャンペーン情報について
画像:YouTube
『Kindle』では「キャンペーン情報」というオプションの選択があります。
「キャンペーン情報」とは『Kindle』をスリープ解除したときに、広告が表示される機能です。
広告表示のないタイプが欲しい場合は、購入時に2,000円上乗せすると広告なしのモデルを選択できます。
購入後に広告を消すことはできないので、キャンペーン情報の有無は慎重に選ぶようにしましょう。
3G・4G回線について
『Kindle Paperwhite』と『Kindle Oasis』はWi-Fi + 無料 4G回線モデルを選択できます。
リーズナブルなWi-Fi専用モデル
自宅やホテルなどWi-Fi環境のあるところで本の追加などが行える、Wi-Fi専用モデル。
外出先ではダウンロードした本を読むだけという方は、こちらのモデルがおすすめです。
【通信量無料】3G・4G回線付きのモデル
常に接続して、本や雑誌を探したり読みたい方におすすめのモデルです。
Wi-Fi + 無料 4G回線モデルならどこでも新しい本を追加できます。
本屋で気になる新書を見つけた時にその場で『Kindle』に追加したり、テレビで紹介された本をその場で『Kindle』で検索してダウンロードが行えます。
通信量は無料となっていますので、外出先でも好きなだけダウンロード可能です。
3.Kindleのおすすめ3機種
ここからは、2019年4月現在販売が停止している『Kindleマンガモデル』と『Kindle Voyage』を除いた現行モデル3機種をご紹介いたします。
サイズや重さ、無料通信の有無などを比較してご自身に合ったアイテムを探してみてください。


Kindle(Newモデル)
通勤・通学や休憩時間などの時間にサッと取り出して読書を楽しめる『Kindle(Newモデル)』。
2019年4月10日より、最新の第10世代が発売され、ついにエントリーモデルにもバックライトが装備されました。電気を落とした部屋の中でも読書ができます。
その他にも、ディスプレイには最新のE-Ink技術が採用され、解像度は変わらないものの、よりくっきりと視認性の良いディスプレイに生まれ変わりました。
価格も1万円前後と非常にコスパが良く、さらに人気が高まりそうです。
Kindle(Newモデル)の詳細 | |
メーカー | Amazon |
容量 | 4GB |
接続方法 | Wi-Fi |
サイズ | 160 x 113 x 8.7mm |
重量 | Wi-Fi:174g |
参考価格 | 8,980円~(税込) |


Kindle Paperwhite
『Kindle Paperwhite』は、『Kindle』のベゼルを細くスタイリッシュにした上級モデルです。
防水機能も搭載し、風呂場でも読書が楽しめるなど、読書好きには興味が惹かれる性能に。
ディスプレイ面も性能が高められており、解像度を167ppiから300ppi、バックライトのLEDを4個から5個にするなどより見やすくなるよう進化しています。
データ容量が32GBのタイプであれば、マンガを650冊ほど保存することができます。
Kindle Paperwhite の詳細 | |
メーカー | Amazon |
容量 | 8GB / 32GB |
接続方法 | Wi-Fi + 無料 4G / 3G・4G回線 |
サイズ | 167 x 116 x 8.18 mm |
重量 | 191g |
参考価格 | 13,980円 ~(税込) |


Kindle Oasis
現在ラインナップしている『Kindle』シリーズで、最も大きな7インチのディスプレイを採用しています。
1インチの差ですが、より文字が大きく見えるので、文字の見やすさを重視する方に向いているモデルです。
シリーズ唯一、ページ送り用の物理ボタンが搭載されており、画面にタッチすることなく快適に読書できるのがおすすめポイントとなります。
ストレージが32GBの大容量タイプを選べば、1台で一般的な書籍が数千冊ダウンロードできます。
通信機能など、フル装備ながら191gと非常に軽い点も注目です。
Kindle Oasis の詳細 | |
メーカー | Amazon |
容量 | 8GB / 32GB |
接続方法 | Wi-Fi + 無料 4G / 3G・4G回線 |
サイズ | 167 x 116 x 8.18mm |
重量 | 191g |
参考価格 | 29,980円~(税込) |
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