ペンタブおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
イラストや漫画などを手軽に描けるペンタブレット(ペンタブ)。アニメや漫画の人気を追い風に、利用する方も増えてきました。
現在は鉛筆で描くのと同じように筆圧や線の太さなどを変えることができるモデルもあり、イラストだけでなく、写真加工や手書きの文章など、幅広い用途で使えます。
そこで今回は、企業・個人問わず様々な顧客にPCや関連機器のノウハウを提供しているPCガイドの内川功一朗さんに、おすすめのペンタブについてお話を伺いました。
IPPING編集部調べによるペンタブの種類と選び方、人気ランキング10選をあわせて紹介します。
理想のペンタブ選びの参考にしてみてください。
内川功一朗 のプロフィール
PCガイド。AllAboutコンピュータ系ガイド。システムエンジニア。パソコンに限らず、プリンタやスキャナなどの周辺機器に関する情報を発信中。上級写真整理アドバイザーの顔も持つ。WEB『デジタルと現実の架け橋』
この専門家の他の記事を見る1.プロおすすめのペンタブ
まずはじめに、PCガイドの内川功一朗さんおすすめのペンタブを見ていきましょう。
おすすめ
Intuos Small ベーシック
『Wacom Intuos Small ベーシック』は、他モデルより薄くて軽い、コンパクトな板タブ。
内川功一朗さんレビュー

薄さは8.8mm、重量は前モデルより40g削減しており、持ち運びに便利です。
筆圧レベルは4,096と一般的な水準より高くなっており、軽量と品質の両立を実現した板タブと言えます。
レビューでも「軽くて安い」「手軽に使える」と、その手軽さが高く評価されています。
Wacom Intuos Smallベーシック の詳細 | |
メーカー | Wacom |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 4,096 |
参考価格 | 6,754円(税込) |
おすすめ
ペンタブ Deco01
『XP-Pen ペンタブ Deco01』は、初心者におすすめの板タブです。
内川功一朗さんレビュー



ショートカットキー8個、充電不要のスタイラス、USB Type-Cのインターフェースと6,000円弱という価格とは思えないスペックが魅力的。
「初めてペンタブを買う方におすすめ」「初めてのペンタブとしては★5」など、実際に使用しているユーザーからも初心者へおすすめするコメントが寄せられています。
XP-Pen ペンタブ Deco01 の詳細 | |
メーカー | XP-Pen |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 円(税込) |
2.ペンタブの選び方
次に、ペンタブの選び方を紹介します。各ポイントをチェックして、自分に合ったモデルを選んでくださいね。
種類で選ぶ
ペンタブは、描画を手元の液晶ディスプレイで確認できる「液タブ」と、パソコン画面で描画を確認する「板タブ」の2つに分かれます。
液タブ
液タブは、線を手元で確認しながら描画することができるので、紙に描く時と同じような感覚で使えます。
「ペーパーライクフィルム」を画面に貼れば、紙と近い描き心地を味わうことができます。
注意するべきなのは、ペンの位置と描画位置とのズレです。イラストのクオリティーに影響を与える重要なポイントなので、なるべく誤差の少ないものを選びましょう。
価格は一般的に板タブより高く、中には5万円を超えるモデルも販売されています。
板タブ
板タブは、パソコン画面を確認しながら手元のタブレットで描画をするため、慣れが必要です。
一方、手やペンがディスプレイと重ならず描画がきちんと見えるため、板タブを好む方もいらっしゃいます。
価格は1万円を下回るものも多く、液タブと比較すると購入しやすい価格も魅力。
注意すべきなのは、サイズ。板タブに描いた線は、ペンタブの入力範囲とモニターサイズの関係によって大きく変わってきます。
ご自身のパソコンのモニターサイズを踏まえて、適切な大きさの板タブを選びましょう。
サイズで選ぶ
ペンタブのサイズは、描きやすさを大きく左右する重要な要素のひとつ。
キャンバスに描くように大きく腕を動かして入力したい方は大きなもの、漫画や線描など細かく手首を使って入力したい方は小さなものがが使いやすいでしょう。
また板タブを購入する方は、パソコンのモニターサイズとペンタブの大きさをなるべく揃えるのがおすすめ。
板タブの場合、ペンタブの入力範囲がモニターより大きい場合は実際の入力よりも小さく、逆にモニターの方が大きい場合は実際の入力より大きく出力されます。
その差が描画の操作性に影響を与えるので、下記のようなバランスの良いサイズを選びましょう。
モニターサイズ | ペンタブのサイズ |
15インチ以下 | S |
16〜24インチ以下 | M |
25インチ以上 | L |
筆圧レベルで選ぶ
筆圧レベルとは、描画の際にペンにかかる圧をどのくらい細やかに出力に反映させられるかを表す値。
この数字が大きくなればなるほど、より繊細に力の入れ具合を描画に表現することができます。
初めてペンタブをお求めの方や趣味で楽しむ方であれば、2,048段階が標準的。ハイレベルなモデルとなると、8,192段階などもあります。
予算と相談しながら、なるべく筆圧レベルの高いモデルを選びましょう。
ショートカット機能で選ぶ
描画を効率よく集中して行う際に役立つのがショートカットキー。
よく使うアプリをすぐに呼び出せたり、頻繁に使う機能をあらかじめ登録しておけば、スムーズな操作の流れでストレスなく描画を行えます。
キーがないモデルも販売されいていますが、描画に集中したい方はショートカットキーがあるものがおすすめです。
メーカーで選ぶ
国内シェア8割と、ペンタブ市場で圧倒的な存在感を誇る言わずと知れたペンタブメーカー『Wacom』。イラスト制作の現場では、ほぼ間違いなく『Wacom』製のモデルが採用されています。
趣味から仕事まであらゆる用途で長く使用され、多くのイラストレーターから厚い支持を集めています。
一方、最近では『HUION』や『XP-Pen』など、コストパフォーマンスの優れたペンタブメーカーも人気。
「『Wacom』は高すぎて手をだしにくい…」という方は、ぜひ検討してみてください。
参考:kakaku.com
3.ペンタブ人気ランキング10選
ここからは、IPPING編集部調べによるペンタブの口コミ人気ランキング10選を紹介していきます。
Intuos Draw Small
『Wacom Intuos』は、軽く精密な描き味のスタイラスが付属した板タブのシリーズ。
中でもこちらは、これからペンタブを始めようと考えている方にぴったりなエントリーモデルです。
ワイヤレス接続やペンホルダーなど、持ち運びに便利な仕様となっており、色々な場所でドローイングを楽しむことができます。
「持ち運びに便利」「軽い!楽!」など、レビューでもその手軽さが高く評価されています。
Intuos Draw Small CTL-490/W0の詳細 | |
メーカー | Wacom |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 1,024 |
参考価格 | 9,280円(税込) |
Intuos Comic
『Wacom Intuos Comic』は、「マンガやイラストを描きたい」と考えている方におすすめの板タブ。
下書きや色塗りができるソフト『Clip Studio Paint Pro』が標準で付属しています。
マルチタッチが可能で、指の操作でズームやスクロールを行える点も便利です。
ユーザーからは「マウスが机から消えました。」「筆圧感知トラブルなし!」などのレビューが寄せられています。
Intuos Comic CTH-490/K1の詳細 | |
メーカー | Wacom |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 1,024 |
参考価格 | 13,824円(税込) |
One by Wacom medium
「最低限の機能さえあればいい」という方におすすめなのが、『One by Wacom medium』です。
タッチ機能、ファンクションキー、無線接続などの機能はなく、スタイラスとMサイズタブレットのみのシンプルな構成。
購入特典ソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のプレゼントがある点も魅力的です。
「無駄なバンドルソフトを省けて金額的にもお得」など、シンプルな構成が人気を集めています。
One by Wacom medium CTL-672/K0-Cの詳細 | |
メーカー | Wacom |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 2,048 |
参考価格 | 5,940円(税込) |
ペンタブレット Starシリーズ
製品サイズ11×16.4cmの小ささが人気を集める『XP-Pen ペンタブレット Starシリーズ』。
最薄部2mm、重さ245gと、スマートフォンより一回り大きいサイズのコンパクトさが魅力的です。
筆圧レベルも8,192で、高い数値となっています。
「小さいので邪魔にならない。」「重宝しています」など、レビューでもそのコンパクトさが好評です。
ペンタブレット Starシリーズ Star G430Sの詳細 | |
メーカー | XP-Pen |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 2,980円(税込) |
ペンタブレット INSPIROY
『HUION』は、中国・深センを中心に世界中にプロダクトを販売する電気機器メーカー。
同社の『ペンタブレット INSPIROY』は、コストパフォーマンスに優れた板タブです。
筆圧レベル8,192、左利き対応、8個のショートカットボタンと16個のファンクションキーなど、豊富な機能を備えつつ、約6,000円という価格設定はお買い得と言えそうです。
レビューでも「価格よし機能よし対応よし文句なし」などのコメントが寄せられています。
ペンタブレット INSPIROY H610PRO V2の詳細 | |
メーカー | HUION |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 5,959円(税込) |
Cintiq 16
『Wacom Cintiq』は、数ある同社の液タブの中でもエントリーモデルに位置するシリーズ。
こちらは、人気の15.6型フルHDモデルです。
これまでの4倍の筆圧、精度、レスポンスを実現可能な『Wacom Pro Pen 2』対応な点も魅力的です。
「この価格帯で迷ったらこれ」「圧倒的コストパフォーマンス」など、レビューには絶賛コメントが並んでいます。
Cintiq 16 DTK1660K1Dの詳細 | |
メーカー | Wacom |
種類 | 液タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 66,634円(税込) |
液晶ペンタブレット
「大きい画面の液タブが欲しい」という方にぴったりな液タブが、『XP-Pen 液晶ペンタブレット Artist 22EPro』。
このランキング中最大の22型の画面で、ダイナミックな描画が可能です。
また、上下左右どの角度からも見やすい「IPSパネル」を採用している点も魅力的です。
実際に購入したユーザーからは「コスパの良さ半端ないって!」「この値段で大きいサイズ、機能ボタン、お得感あり」などのコメントが寄せられています。
液晶ペンタブレット Artist 22EProの詳細 | |
メーカー | XP-Pen |
種類 | 液タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 59,625円(税込) |
ペンタブレット INSPIROY
『HUION ペンタブレット INSPIROY』は、こだわりのスタイラスペンが魅力。
人間工学デザインを取り入れつつ、13gの軽量、ゴム製のグリップ、ワンタッチ消しゴムなど快適な描画を実現する工夫を多数採用しています。
7,000円を下回る価格で、8,192の筆圧レベルも嬉しいポイントです。
「『ワコム』から買い換え」「とても使いやすい」など、レビューでは好評のコメントが寄せられています。
ペンタブレット INSPIROY H640Pの詳細 | |
メーカー | HUION |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 6,680円(税込) |
液晶ペンタブレット
液タブに慣れていない方には、『XP-Pen 液晶ペンタブレット Artist 12』がおすすめ。
スタイラスは六角細軸デザインペンとなっており、握りやすい上に描き心地は滑らか。「液タブの操作がうまくできない…」という方にこそ、チャレンジしてもらいたい一品です。
ユーザーからもその使いやすさは「苦労したが使い勝手はGOOD!」「クオリティ◎」などと評価されています。
液晶ペンタブレット Artist 12の詳細 | |
メーカー | XP-Pen |
種類 | 液タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 27,500円(税込) |
Intuos M Pro
『Wacom Intuos M Pro』は、さまざまな機能が使用できるハイパフォーマンスな板タブです。
8mmの薄さ、ショートカットを割当てられるエクスプレスキー、スムーズな移動が可能なタッチホイール、マルチタッチジェスチャーなど、効率よく描画を行う上で便利な仕様を多数搭載。
Bluetoothでの接続が可能な点も魅力的です。
ユーザーからは「とても気に入ってます。」「描きやすい!」との評価が寄せられています。
Intuos M Pro PTH-660/K0の詳細 | |
メーカー | Wacom |
種類 | 板タブ |
筆圧レベル | 8,192 |
参考価格 | 42,984円(税込) |
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