赤ちゃん用の日焼け止めおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
「赤ちゃんの日焼け止めはいつから塗った方が良い?」「帽子をとりたがるので、顔に日焼け止めを使うべき?」「日焼け止めを落とすときのコツはある?」
我が子のことを考えると、どのような日焼け止めを選ぶべきか悩んでしまいますね。
そこで今回は、25年以上の実績を持つ助産師、浅井貴子さんに赤ちゃんが使えるおすすめの日焼け止めをお聞きしました。
また、『プロの逸品』による選び方と人気ランキンも合わせてご紹介していきます。
浅井貴子 のプロフィール
フリー助産師&アロマセラピスト。All About母乳、新生児育児ガイド・たまごクラブなど各メディアでも活躍。妊娠期~幼児期の育児相談には定評がある。WEB『浅井貴子HP』
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1.赤ちゃん用日焼け止めを選ぶ前に
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ時に特に気になる「いつから塗る?」「赤ちゃんの顔の塗り方・落とし方」「オーガニックタイプ」など順に分かりやすく、ご案内いたします。
ただ前提として日焼け止めを塗ったから安心とはいえません。赤ちゃんの皮膚は薄くて、まだ紫外線を防ぐ体質は十分にできていません。
そのため最も紫外線の強い時期の 4~9月、時間帯は 午前10:00〜午後2:00 くらいを目安に、日差しの強い外での長時間の活動は避けるなどの工夫も効果的です。
2.赤ちゃんへの日焼け止めは、いつから?
原則、生後6ヶ月以上
お医者さんの記事を掲載する『ヨミドクター ※1』によりますと、赤ちゃんの日焼け止めの使用は、生後6ヶ月以上であることを推奨しています。
この理由として、皮膚が日焼け止めの成分を吸収して体に悪影響を及ぼす可能性や、かぶれたり湿疹が発症するリスクの可能性を挙げています。
そこで生後0ヶ月〜5ヶ月の赤ちゃんの場合、基本的にはUVカット効果のある帽子や衣類、ケープなどをかけてあげることがお勧めです。
※1.参照:『ヨミドクター』子どもの日焼け止め 正しい選び方と使い方は?
6ヶ月未満の赤ちゃんは?
ただし、『ヨミドクター』によると、6ヶ月未満の赤ちゃんでも、帽子や衣類を嫌がる場合は、日焼け止めを使うことも仕方ないとのことです。
その場合は、顔や手の甲に、ほんの少しだけ塗るようにしてください。
3.赤ちゃんに適切な日焼け止めの選び方
では、どのような日焼け止めを選ぶべきでしょうか。重要なポイントは以下の通りです。
- SPF・PAが低めのもの
- 基本はオーガニック
- できればお湯で落とせるもの
SPF・PAが低めのもの
SPF値とは、”Sun Potection Factor(サン・プロテクション・ファクター)”を略したものです。肌が赤くなる日焼けの原因=紫外線を防ぐ指標として使われます。
またPA分類とは、Protection grade of UVA(プロテクション・グレイド・オブ・UVA)の略で、シミやしわの発生に関係する紫外線の防止効果の程度を現す指標です。
なお、先ほどの『ヨミドクター』では、赤ちゃんから15歳までの小児は、SPF値は15よりも低いもの、PA分類は「++」〜「+++」で十分と説明してます。
また、葛飾赤十字産院のホームページでは、SPFは20~30程度で十分とも解説しています。
いずれも参考になります。
基本はオーガニック
助産師歴20年の浅井貴子さんは、オーガニックの日焼け止めについて、オーガニック認証のある製品を選ぶことをお勧めしています。
浅井貴子さんコメント

なるべくなら自然に近い天然由来成分で作られていて肌に優しく、オーガニック認証があれば尚安心して使えます。製品の裏をみて確かめてから購入しましょう。
ただし、アレルギーについては注意が必要です。
詳しくは「【小児科医直伝】赤ちゃんに使う洗浄料・保湿剤の選び方」をお読みください。
お湯で落とせること
市販品のほとんどは、赤ちゃんをお風呂に入れたときに、せっけんで落とせます。
ただ、赤ちゃんの顔を洗うのにせっけんを使うと、赤ちゃんがいやがったり、目にせっけんの泡が入ったりすることがあります。また、敏感肌だと、せっけんでゴシゴシする時の摩擦が心配です。
できれば、お湯で落とせるタイプの日焼け止めが無難です。
4.日焼け止めを赤ちゃんの顔に塗るときの注意点
いきなり赤ちゃんの顔に塗るのではなく、まず腕などに少量塗って赤くならないかのパッチテストを行いましょう。
その後、1日以上様子を見て何も現れず問題ないようでしたら、顔に塗ります。次の流れで使うとしっかり濡れますよ。
- STEP.1日焼け止めを手に取る赤ちゃん用の日焼け止めを手のひらに取ります。
- 顔の突起した部分から塗るおでこ → お鼻 → 頬 → あごに少量ずつ乗せていきます。
- 顔全体に広げるこの日焼け止めを顔全体に広げていきます。
- 耳・首も塗る耳 → 首 も忘れずに塗っていきます。
- 耳裏も忘れずに!首全体の塗るときに耳の裏側も塗りましょう。
赤ちゃんへの日焼け止めの塗り方は、こちらの動画が参考になります。
次に、赤ちゃんの日焼け止めを落とすことについてお話ししていきます。
5.プロの逸品!赤ちゃん用日焼け止め
ここでは『プロの逸品』として、助産師の浅井貴子さんおすすめのアイテムをご紹介します。
いずれも先ほどお話ししました選ぶポイントを重視して選んでいます。
おすすめ
アロベビー UVモイストミルク
天然由来成分100%で新生児から使える『アロベビー』の日焼け止め。紫外線吸収剤無配合です。
主成分は高い保湿力のあるホホバ種子油・シア脂・バオバブ種子油で、強い日差しによる乾燥から肌を守ります。
お湯で簡単に落とせるので、赤ちゃんの肌に負担をかけません。汗をかいた後はこまめに塗り直しを。
浅井貴子さんレビュー



アロベビー UVモイストミルク の詳細 | |
メーカー | アロベビー |
容量 | 60g |
使用可能年齢 | 新生児から |
SPF | SPF15/PA++ |
参考価格 | 2,592円(税込) |
1gあたりの値段 | 43.2円 |
おすすめ
エーデルワイス UVプロテクト
スイスのオーガニックコスメメーカー『WELEDA』が日本人の肌に合わせて開発した日焼け止めです。
100%天然由来成分で、無香料・鉱物油フリー・紫外線吸収剤無配合。生後1ヶ月から使用でき、肌がデリケートな妊娠中・産後のママにもおすすめです。
SPF38と高めなので、使用量は控えめにする必要があります。ただし、オーガニックなので、比較的肌への負担は低いと考えられます。植物オイルと植物エキス配合で、夕方まで潤いが続きます。
浅井貴子さんレビュー



エーデルワイス UVプロテクト の詳細 | |
メーカー | WELEDA |
容量 | 50ml |
使用可能年齢 | 生後1ヶ月~ |
SPF | SPF38/PA++ |
参考価格 | 2,484円(税込) |
1gあたりの値段 | 49.6円 |
6.赤ちゃん用日焼け止め人気ランキング10選
ここからは、『プロの逸品』がお届けする赤ちゃん用日焼け止め・人気ランキングをご紹介します。
ニベアサン ウォータージェル こども用 SPF28
ジェルタイプの子ども用日焼け止めです。ノンアルコール・無香料・無着色で子どもの肌にも優しく、日焼け止め特有のにおいや白残りがありません。
ウォータープルーフではありませんが、ジェルタイプのため、さらっとしていてベタつかず、重ねて塗っても重くなりません。せっけんで落とせるのも嬉しいポイント。
購入者からは「価格が安く大容量なので、惜しみなく塗れる」「伸びがいいので、塗りやすい!」と好評でした。
こまめに塗り直してあげたい方におすすめの一品です。
ニベアサン ウォータージェル こども用 SPF28 の詳細 | |
メーカー | 花王 |
内容量 | 120g |
使用可能年齢 | 赤ちゃんから使えます |
SPF | SPF28/PA++ |
参考価格 | 506円(税込) |
1gあたりの値段 | 4.2円 |
ユースキンS UVミルクa
ファミリー向け薬用スキンケアアイテムで知られる『ユースキン製薬』の日焼け止めです。
アルコールフリー・無香料・無着色で、肌に優しい弱酸性。紫外線吸収剤も無配合という低刺激を徹底的に考えられたアイテム。うるおい成分として、しその葉エキスを配合しています。
「保湿クリームのような使用感で、日焼け止めっぽさがない」「3歳と0歳児に使ったが、全くかぶれることなく紫外線対策ができた」という口コミが見られました。
化粧下地としても使えるので、親子でのちょっとしたお出かけにもおすすめです。
ユースキンS UVミルクa の詳細 | |
メーカー | ユースキン製薬 |
内容量 | 40g |
使用可能年齢 | お子さまの肌にも使えます |
SPF | SPF25 PA++ |
参考価格 | 719円(税込) |
1gあたりの値段 | 18.0円 |
ママはぐ 日やけ止めミルク
珍しいポンプタイプの日焼け止めです。玄関に置いておいて、お出かけ前のお子さんにぱぱっと使えるので、塗り忘れる心配もなく便利。
アルコールフリー・無香料・無着色・鉱物油フリー・弱酸性と、赤ちゃんでも使える安心の低刺激処方。さらさらパウダー成分と潤い成分配合で、ベタつかずにうるおいを保ちます。
購入者のレビューでは「テクスチャーがウォータリーで、広範囲の首・腕に塗りやすい」「しっとりしているので乾燥する時期にも◎。冬も紫外線対策は重要」とのことでした。
成分にヨーグルト液が使われているので、牛乳アレルギーの赤ちゃんは注意が必要です。
ママはぐ 日やけ止めミルク の詳細 | |
メーカー | ロート製薬 |
内容量 | 100g |
使用可能年齢 | 赤ちゃんも使えます |
SPF | PF34 PA+++ |
参考価格 | 950円(税込) |
1gあたりの値段 | 9.5円 |
キュレル UVエッセンス SPF30 【医薬部外品】
敏感肌用スキンケアブランド『キュレル』の日焼け止めです。軽くてさらっとした使い心地のエッセンスタイプ。アルコールフリー・無香料・無着色・紫外線吸収剤無配合なので、デリケートな赤ちゃんの肌にも使用できます。
また、紫外線によるダメージを防ぐだけでなく、肌の潤いを保つセラミドの働きを補うことができるので、乾燥肌でお悩みの方にもおすすめです。
お子さんに使っている方のレビューでは、「生後4ヶ月から敏感肌の息子に使っています。念のためヒルドイドにワセリンを重ねた上から塗っていますが、トラブルはありません。」「2歳と4歳のアトピー性の肌質でも問題ありませんでした」とのことでした。
キュレル UVエッセンス SPF30 【医薬部外品】 の詳細 | |
メーカー | 花王 |
内容量 | 50g |
使用可能年齢 | 赤ちゃんにも使えます |
SPF | SPF30 |
参考価格 | 1,475円(税込) |
1gあたりの値段 | 29.5円 |
アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク ミニ
強力な紫外線ブロックで知られる、日焼け止めのトップブランド『アネッサ』。
SPF50+/PA++++と高い数値ですが、アルコールフリー・防腐剤不使用・鉱物油不使用・無香料・無着色で、赤ちゃん(新生児を除く)や子どもにも使えるマイルドタイプです。
汗や水に触れるとUVブロック膜が強くなるので、たくさん汗をかく活発なお子さんにぴったり。
「1歳の子どもと兼用しています」「ちょっと敏感肌の娘も使っていますが、今のところ肌荒れはありません」というレビューがある一方、「被膜感があるので苦手な子どもには合わなかった」という声もありました。
SPFが高い分、「塗ってる感」があるようです。夏のレジャーなど外でがっつり遊ぶときにおすすめのアイテム。
アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク ミニ の詳細 | |
メーカー | 資生堂 |
内容量 | 20ml |
使用可能年齢 | 赤ちゃん(新生児を除く)にも使える |
SPF | SPF50+/PA++++ |
参考価格 | 1,058円(税込) |
1mlあたりの値段 | 52.9円 |
マミー UVマイルドジェルN
ポンプタイプのUVジェルで、成分の90%が食品由来。
アルコールフリー・防腐剤不使用・鉱物油不使用・無着色・無香料で、デリケートな肌にも使える低刺激・弱酸性です。
ホホバオイルなどの天然のうるおい成分とヒアルロン酸配合で、夏の日差しによる乾燥もしっかりケア。
「ポンプ式なので振らなくてよく、子どもに塗りやすい。肌荒れもなし」「幼児なので口の周りを舐めてしまうことがあるが、食品成分なので安心」という口コミが寄せられていました。
公式サイトでも「ほんの少し舐めた程度なら問題はない」と説明されています。
マミー UVマイルドジェルN の詳細 | |
メーカー | KISSME |
内容量 | 100g |
使用可能年齢 | 1歳~ |
SPF | SPF33/PA+++ |
参考価格 | 900円(税込) |
1gあたりの値段 | 9.0円 |
メンソレータム サンプレイ ベビーミルク
低刺激性でウォータープルーフの『サンプレイ ベビーミルク』。
無香料・無着色・紫外線吸収剤無添加。イヤな日焼け止め臭も軽減されていて、日焼け止めが苦手なお子さんにもおすすめです。
「軽いアトピーのある赤ちゃんに、薬の上から使用しましたが、問題ありませんでした」「毎年リピートしている」という好評価がある一方、「せっけんではなかなか落ちず、クレンジングが必要」との意見も。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めで、低価格のものをお探しの方におすすめです。
メンソレータム サンプレイ ベビーミルク の詳細 | |
メーカー | ロート製薬 |
内容量 | 30g |
使用可能年齢 | 赤ちゃんにも使えます |
SPF | SPF34/PA+++ |
参考価格 | 700円(税込) |
1gあたりの値段 | 23.3円 |
ビオレ UV のびのびキッズミルク
SPF50+/PA++++でウォータープルーフの『ビオレ UV のびのびキッズミルク』。
アルコールフリー・無香料・無着色・弱酸性で、敏感な子どもの肌にもやさしく、紫外線はしっかりガードします。伸びのいいミルクタイプなので、ジタバタしがちな子どもにもさっと塗ってあげられます。
レビューでは、「肌に優しく、子どもに使っても肌荒れしない。」という評価がある一方、「汗で流れやすいのか、日焼け止め効果はあまり感じられない」という声も多く見られました。
せっけんで落とせる日焼け止めなので、汗をかきやすい季節は塗り直しがマストです。
ビオレ UV のびのびキッズミルク の詳細 | |
メーカー | 花王 |
内容量 | 90g |
使用可能年齢 | お子さまも使えます |
SPF | SPF50+/PA++++ |
参考価格 | 583円(税込) |
1gあたりの値段 | 6.5円 |
キュレル UVローション SPF50+ 【医薬部外品】
『キュレル UVローション SPF50+』は、しっかり潤いを保ちながら紫外線を防ぐ、乾燥性敏感肌のためのUVです。
アルコールフリー・無香料・無着色・紫外線吸収剤無配合で、赤ちゃんの肌にも使用できます。
レビューでは、「前の日焼け止めで肌荒れして、こちらに乗り換えたら落ち着いた」「子どもにも安心して使っている」というポジティブな意見と、「クレンジングしないと落ちない」「白くなる」というネガティブな意見が混在していました。
体質や好みによって合う合わないがあるようです。ただ、紫外線吸収剤無配合でSPF50+の日焼け止めはなかなか無いので、検討の価値ありのアイテムです。
キュレル UVローション SPF50+ 【医薬部外品】 の詳細 | |
メーカー | 花王 |
内容量 | 60ml |
使用可能年齢 | 赤ちゃんにも使えます |
SPF | SPF50+/PA+++ |
参考価格 | 1,339円(税込) |
1mlあたりの値段 | 22.3円 |
アロベビー UV&アウトドアミスト
新生児から使える『アロベビー』のUVミスト。吹きかけるスプレータイプなので、動き回るお子さんたちにも簡単に塗ってあげられます。
100%天然由来成分で、紫外線吸収剤無配合。お湯で落とせるので赤ちゃんの肌にも安心です。
「普通肌の1歳児に使いましたが、伸びがよく、肌荒れはありませんでした」「子どもが敏感肌ですが、問題なく使えています。2回目のリピート」「子どもが嫌がらない」「レモングラスの香りが良い」と好評価でした。
ハーブの香りで虫よけ対策にもなる一品です。
アロベビー UV&アウトドアミスト の詳細 | |
メーカー | アロベビー |
内容量 | 80ml |
使用可能年齢 | 新生児から使用可能です |
SPF | SPF15/PA++ |
参考価格 | 2,350円(税込) |
1mlあたりの値段 | 29.4円 |
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