HDMIセレクター(切替器)おすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
「複数のデバイスをモニターに接続したい」「手軽に画面を切り替えられるアイテムが欲しい」こんな人にはHDMIセレクター(切替器)がおすすめです。
HDMIセレクターは、モデルによって接続できるデバイスの数が異なったり、出力できる映像が違ったりします。
そのため、購入する際にどんなモデルにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、パソコンや周辺機器について詳しく、PCガイドとして活躍している内川功一朗さんに、おすすめのHDMIセレクターをお聞きしました。
IPPING編集部調べによる選び方や人気ランキングも紹介します。
内川功一朗 のプロフィール
PCガイド。AllAboutコンピュータ系ガイド。システムエンジニア。パソコンに限らず、プリンタやスキャナなどの周辺機器に関する情報を発信中。上級写真整理アドバイザーの顔も持つ。WEB『デジタルと現実の架け橋』
この専門家の他の記事を見る1.プロおすすめのHDMIセレクター
最初に、内川功一朗さんがおすすめするHDMIセレクターをご紹介します。

おすすめ
エレコム DH-SW31BK
『DH-SW31BK』は、『ELECOM』から販売されているHDMIセレクターです。
USBケーブルによる外部からの電源供給も可能で、動作が安定しやすくなります。
また、電源入力を行っていなくても、HDMI機器からの電源供給もできます。
切り替え方式も自動と手動の両方に対応しているので、汎用性の高いHDMIセレクターとなっています。
内川功一朗さんレビュー

入力ポート数は3つあり、外部電源入力も可能となっています。
エレコム DH-SW31BKの詳細 | |
メーカー | ELECOM |
ポート数 | 入力x3/出力x1 |
外部電源 | ○(USB) |
対応映像 | フルHD/3D |
切り替え方式 | 自動/手動 |
リモコン | × |


おすすめ
iBUFFALO BSAK302
『BUFFALO』から販売されているモデルで、価格の安さに対する性能の高さが特徴。
映像形式は、4Kまで対応可能で、入力ポートも3つと充分な機能性を持っています。
リモコンも付いているので、遠隔操作も可能です。
また、電源供給を必要としないモデルなため、場所を取らず、コンパクトに扱うことができます。
内川功一朗さんレビュー



『バッファローダイレクト』では販売していませんが、『Amazon』の『iBUFFALO』では購入することができます。
iBUFFALO BSAK302の詳細 | |
メーカー | BUFFALO |
ポート数 | 入力x3/出力x1 |
外部電源 | × |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 手動 |
リモコン | ○ |
2.HDMIセレクターの選び方
次に、HDMIセレクターの選び方について解説します。
さまざまなメーカーから販売されており、機能性や価格が大きく異なるので、自身の用途に合ったモデルを選びましょう。
入力ポート数から選ぶ
HDMIセレクターは、モデルによって複数の機器から映像・音声信号を入力するためのポートの数が異なります。
主に接続できる機器としては、PC、DVD/BDプレイヤー、ゲーム機(Nintendo Switch・PS4)などが挙げられます。
接続したい機器の数によって、入力ポートの必要数が異なるので、あらかじめ確認してからHDMIセレクターを選ぶといいでしょう。
また、HDMIセレクターの入力ポートは壊れてしまう可能性もあります。
接続したい機器が2個だけでも、どちらかの入力ポートが故障してしまうと、使用する意味がなくなってしまいます。
そのため、接続する機器が故障することを見越して、3つ以上の入力ポートを搭載しているモデルもおすすめです。
内川功一朗さんコメント



外部電源入力が可能かチェック
HDMIセレクターを使用する際、映像が表示されなかったり、乱れてしまったりすることがあります。
原因としては、電源供給の不足がほとんどで、接続機器が多くなったり、多くの電気を必要とする機器を接続したりすると発生する傾向にあります。
そのため、一部のHDMIセレクターは映像表示を安定させるために外部電源を使用します。
場所を取るというデメリットがありますが、映像が安定しているときは電源供給を行わなくても問題ないモデルもあります。
多くの機器やゲーム機などの電気を消費しやすい機器を接続するHDMIセレクターであれば、外部電源を入力できるか確認しておきましょう。
画像:amazon.co.jp
コスパの良さから選ぶ
HDMIセレクターは、HDMIケーブルと同じく、出力側の端子が壊れる可能性も。
万が一の事も考え、買い替えがしやすい安価で性能の高いHDMIセレクターがおすすめです。
内川功一朗さんコメント



プロからのアドバイスにもあるように、HDMIセレクターはコストパフォーマンスの高いモデルを選ぶといいでしょう。
切り替え方式から選ぶ
HDMIセレクターには、手動で機器を切り替えられるものと、自動で切り替えてくれるものがあります。
手動式のモデルは、ボタンで接続している機器を切り替えることができます。
一方、自動式のモデルは、接続している機器が起動した際にチャンネルを切り替えてくれます。
手間をかけずに機器の切り替えを行う場合は、自動式のHDMIセレクターがおすすめです。
しかし、同じHDMIセレクターに自動で電源が入る機能がある機器を接続していると、ゲームをしていたり、映画を見ている途中でもチャンネルが勝手に切り替わります。
急な切り替わりがストレスだという場合は、手動式のモデルを選びましょう。
リモコンが付いているかも確認
リモコンが付いているモデルは、本体にあるボタンを押さなくても、遠隔で画面の切り替えを行えます。
HDMIセレクターを接続している機器までの距離が遠い場合は、リモコンが付いているモデルもおすすめです。
ただ、機器との距離が近く、リモコンを使用する必要がない場合は、置き場所に困る可能性もあるので、リモコンが付いていないモデルでも問題ありません。
内川功一朗さんコメント



対応している映像形式から選ぶ
HDMIセレクターは、モデルによって、対応している映像形式も異なります。
主な映像形式は、「フルHD」「3D」「4K」「HDR」などが挙げられます。
「フルHD」は、ほとんどのHDMIセレクターが対応していますが、「3D」や「4K」は一部のモデルでは対応していない場合があります。
高画質な映像を楽しみたいのであれば、解像度の高い「4K」まで対応しているHDMIセレクターを購入しましょう。
なお、画面の明るさがバランスよく調整され、より自然な映像が楽しめる「HDR」に対応しているモデルも販売されています。
より高画質な映像を楽しみたい場合は、「HDR」に対応しているかもチェックしておきましょう。
分配器として使えるものも
HDMIセレクターのなかには、スプリッター(分配器)としての機能を持つものもあります。
HDMIスプリッターは、ひとつの機器の映像を複数のディスプレイに同時に映すためのアイテムです。
切替と分配の両方の機能を持ったモデルは、入力ポートと出力ポートが2口ずつ用意されていることがほとんどです。
自身の使用用途に応じて、分配器としても使用できるモデルを探してみましょう。
また、「入力x2/出力x1」を「入力x1/出力x2」として使用できるモデルもあります。
これは「双方向HDMIセレクター」と呼ばれるもので、分配機能を持たず、複数のモニター間で映像を切り替えることしかできません。
「双方向HDMIセレクター」の場合は、商品仕様に「分配機能はありません」などの注意書きがあることがほとんどなので、必ずチェックしましょう。
3.HDMIセレクター人気ランキング10選
最後に、IPPING編集部調べによるHDMIセレクターの人気モデルをご紹介します。


HDMIセレクター リモコン付き
プロの方もおすすめしている『BUFFALO』のHDMIセレクターです。
付属しているネジとサイズが合うTVであれば、背面への設置ができ、よりスマートな扱いができます。
さらに、入力・出力端子がすべて同じ方向に向くよう設計されているので、配線にも困りません。
レビューでは、「PS4とPCの画面を同時に入力するのに役立った」などの声が寄せられており、多くのユーザーから高い支持を得ています。
HDMIセレクター リモコン付きの詳細 | |
メーカー | BUFFALO |
ポート数 | 入力x3/出力x1 |
外部電源 | × |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 手動 |
リモコン | ○ |


HDMIセレクター Chromecast Stick対応
『HDMI-SWITCH-BLA-FBA』は、電源不要で動作することが特徴のHDMIセレクターです。
映像形式は4Kまで対応でき、著作権的な内容を含む映像を保護するためのHDCP(Ver.1.4)にも対応しています。
また、切り替えは手動で行いますが、どのチャンネルを使用しているかをランプで確認できます。
「価格以上に性能が高い」というレビューが多く、コストパフォーマンスの高さも評価されているようです。
HDMIセレクター Chromecast Stick対応の詳細 | |
メーカー | GANA |
ポート数 | 入力x3/出力x1 |
外部電源 | × |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 手動 |
リモコン | ○ |


HDMIセレクター 電源不要
こちらのモデルも、電源不要で使用できることが特徴。
入力ポートは2口、出力端子は1つとなっていますが、「入力x1/出力x2」として使用することもできます。
ただ、同時に映すことはできず、複数のディスプレイで映像を切り替える形式になります。
使用中のチャンネルもランプで確認でき、初めてHDMIセレクターを使う人でも扱いやすいでしょう。
レビューでは、「電源がなくても問題なく映る」という声が多くあり、動作の安定性も高くなるよう設計されているようです。
HDMIセレクター 電源不要の詳細 | |
メーカー | DotStone |
ポート数 | 入力x2/出力x1 |
外部電源 | × |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 手動 |
リモコン | × |


HDMIセレクター 入力ポートx5
『Vikrin01』は、入力ポートの多さが特徴のモデル。
接続機器が多くなり、動作が安定しなくなったときのために、USBによる外部からの電源供給も可能となっています。
また、18ヶ月のメーカー保証もあるので、万が一入力ポートが壊れてしまっても安心です。
「予想以上に設定が簡単」「価格以上の性能があります」といった声も多く、コストパフォーマンスや扱いやすさの点からも高い人気を誇っています。
HDMIセレクター 入力ポートx5の詳細 | |
メーカー | Vikrin |
ポート数 | 入力x5/出力x1 |
外部電源 | ○(USB) |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 自動/手動 |
リモコン | ○ |


HDMIセレクター PS4 Pro対応
『JP-HS12』は、電源不要なのにも関わらず、『PS4 Pro』などの消費電力が多い機器に対応したHDMIセレクターです。
HDMIケーブルのバージョンが高ければ、18Gbpsという高い伝送速度にも対応できます。
そのため、接続してから映像が表示されるまでの速度が早くなるなどの効果が得られます。
「小型で扱いやすい」という声もあり、コンパクトな面からもユーザーからの人気を獲得しています。
HDMIセレクター PS4 Pro対応の詳細 | |
メーカー | NIERBO-ColorfulLife |
ポート数 | 入力x2/出力x1 |
外部電源 | × |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 手動 |
リモコン | × |


HDMIセレクター 双方向対応
『AUKEY』のHDMIセレクターは、2年間という長いメーカー保証が付いているため、初心者でも安心して使えるモデルです。
HDMIセレクターとしてだけでなく、スプリッターとしても使用することができますが、同時出力には対応していません。
また、電源は不要で、4Kまでの映像形式に対応しています。
レビューでは、「ゲーム機とPCでも問題なく使用できます」という声が多く、電源がなくても動作が安定することから高い評価を得ています。
HDMIセレクター 双方向対応の詳細 | |
メーカー | AUKEY |
ポート数 | 入力x2/出力x1 |
外部電源 | × |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 手動 |
リモコン | × |


HDMIセレクター USB給電
『MI-HDMI』は、電源不要で動作するHDMIセレクターですが、安定しない場合はUSBによる電源供給も可能なモデルです。
リモコンが付属していて、遠隔操作でチャンネル変更もできます。
また、2年間のメーカー保証もあるので、誰でも安心して使用できます。
「コンパクトでとても扱いやすい」という声もあり、サイズ感から満足しているユーザーも多いようです。
HDMIセレクター USB給電の詳細 | |
メーカー | MIDOWIN |
ポート数 | 入力x3/出力x1 |
外部電源 | ○(USB) |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 手動 |
リモコン | ○ |


HDMIセレクター 自動手動切り替え
こちらの商品は、4Kだけでなく、60Hzという高いリフレッシュレートにも対応していることが特徴です。
リフレッシュレートは、高ければ高いほど滑らかな映像を映すことができ、一般的なHDMIセレクターでは、30Hzまでの対応となっていることがほとんど。
より高画質な映像を映し出せるHDMIセレクターが欲しい方におすすめです。
レビューでは、「画面の乱れや不安定な動作がありません」という声もあり、動作の安定性も抜群のようです。
HDMIセレクター 自動手動切り替えの詳細 | |
メーカー | Sky Castle |
ポート数 | 入力x3/出力x1 |
外部電源 | ○(USB) |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 自動/手動 |
リモコン | ○ |


HDMIセレクター 金メッキコネクタ搭載
『MVOWIZON』の『Q-1』は、錆びに強い金メッキ加工を接続コネクタに施しています。
そのため、動作が不安定になることを防ぎ、長持ちしやすくなっています。
1年間のメーカー保証もあるので、すぐに壊れても安心です。
コストパフォーマンスが高いというレビューが多くあり、価格に対して性能も高く設計されています。
HDMIセレクター 金メッキコネクタ搭載の詳細 | |
メーカー | MVOWIZON |
ポート数 | 入力x3/出力x1 |
外部電源 | ○(USB) |
対応映像 | フルHD/3D/4K |
切り替え方式 | 自動/手動 |
リモコン | ○ |


HDMIセレクター HDR対応
こちらは4K60Hzだけでなく、HDRにも対応しており、より高画質な映像が楽しめるHDMIセレクターです。
入力ポートが4口と多く、たくさんの機器が接続できることも嬉しいポイント。
また、切り替え方式は自動と手動の両方に対応しているので、使用する際の手間も少なくなります。
レビューでは、「HDRに対応していてすごく満足」という声が多く、やはりHDRに対応していることが高評価につながっています。
HDMIセレクター HDR対応の詳細 | |
メーカー | BLUPOW |
ポート数 | 入力x4/出力x1 |
外部電源 | ○(AC) |
対応映像 | フルHD/3D/4K/HDR |
切り替え方式 | 自動/手動 |
リモコン | ○ |
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