衣類スチーマーおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
衣類をハンガーにかけたまま、しわも臭いもサッと取ってしまう衣類スチーマー。高温の蒸気を衣類に通すことで、除菌とアレルゲン対策も同時にできて、衣類を清潔に保つことが簡単にできる優れものです。
プレス併用の1台2役のものや、旅行などに携帯できるコンパクトサイズなど、さまざまな機能性を備えたものが、各家電メーカーから発売されています。しかし、どんな機能にどんな特徴があるのか、よくわからないことも多いですよね。
そこで今回は、様々なメディアで活躍するデジタル&家電ライター、コヤマタカヒロさんにおすすめの衣類スチーマーをお聞きしました。
また、IPPING編集部による衣類スチーマーの選び方や、口コミ人気ランキングTOP10もご紹介します。衣類スチーマーを選ぶときに迷ったら、ぜひ参考にしてください。
コヤマタカヒロ のプロフィール
『家電Watch』や『マイナビニュース』などを中心に様々なメディアで活躍するデジタル&家電ライター。米・食味鑑定士の資格を持ち、調理家電の評価・検証には特に定評がある。家電テスト&撮影のための空間「家電スタジオ」も始動。WEB『デジタル機器と家電とときどき3人娘』
この専門家の他の記事を見る1.プロおすすめの衣類スチーマー
まず最初に、デジタル&家電ライター、コヤマタカヒロさんにおすすめの衣類スチーマーを伺いました。

おすすめ
アクセススチーム プラス
『アクセススチーム プラス』は、トリガーロック機能付きの衣類スチーマーです。トリガーを引くとスチームが噴射し、ロックすればそのまま連続でスチームを噴射することもできます。
ハンガーにかけたままパワフルな連続スチームを当てれば、時間のないときも早く、きれいにしわを伸ばしてくれます。グリップ部分の手馴染みがよく、疲れにくい構造です。毎日の衣類のしわ伸ばしが快適になりますよ。
コヤマタカヒロさんレビュー

『ティファール』の『アクセススチーム プラス』は、スチームの量が多いので、時短になります。
家電品はワイヤレスが楽で便利だともてはやされがちですが、スチームを出せるパワーがないものは衣類スチーマーとして本末転倒。
このスチーマーは、コード式で、取手部分が頑丈で重たいですが、その分パワーがあります。短時間でサッとしわ伸ばしができるので、朝のお出かけ前に使うのに便利な逸品です。
アクセススチーム プラスの詳細 | |
メーカー | ティファール |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 13.0×14.1×28.3(cm) |
本体重量 | 1,220g |
スチーム量 | 20 g / 分 |
タンク容量 | 185ml |
立ち上がり時間 | 40秒 |
連続運転時間 | 18分 |
参考価格 | 16,200円(税込) |
2.衣類スチーマーの選び方
衣類スチーマーにはスチーマー専用のものと、プレス機能も搭載されたもの、プレスがメインのものとがあります。
プレス線をきっちり付けたい、しわだけ伸ばしてふんわり仕上げたいなど、目的に応じた機能がきちんと搭載されたものを選びたいものです。衣類スチーマーの機能や特徴別に確認してみましょう。
スチーム量が重要
画像:prtimes.jp
アイロンとの違いの一つに、衣類スチーマーは噴射できるスチーム量が多く、連続して出し続けられることが挙げられます。
大量の蒸気で、衣類についた臭いを飛ばし、しわを伸ばしてくれるからです。日本のメーカーなどの場合、毎分何グラムスチーム量を出せるかが表示されているものもあります。
スチーマー専用機種は、一般的に小型サイズが多く、必要相当のスチーム量が期待できるものです。
ただそれ以上に、プレス中心のスチームもできる機種、つまりアイロン型のスチーマーは、本体サイズもパワーも大きく、強力なスチームを出すものが多くなっています。
逆に、プレス兼用衣類スチーマーの場合、スチーム力が専用機種に比べて弱いのが弱点です。パンツの折れ線を付けるなどには便利ですが、頑固なしわや広い面をかけるには多少時間がかかってしまいます。
朝のお出かけ前などに時短で済ませたい方などには、しっかり強力なスチームを噴射できるタイプがおすすめです。
また、スチーマー専用機で小さめサイズのものは、スチーム量も十分なうえに、しわを伸ばすことに特化しています。旅行や出張に持ち歩けば、いつでもしわを気にしないで快適に過ごせますよ。
重さと持ちやすさの兼ね合いが大切
本来、衣類スチーマーは片手で操作するものですから、ほとんどが片手で難なく持てる600~900g程度のものです。それでも、重さにはばらつきがあり、使用する時間や使う人によって重さへの感じ方も違ってくるはずです。
通常、機能性の高さや本体サイズに比例して重さも増えていきます。また、タンクの水の容量も重さに加算されますので、全体の重量で考えたほうがよいでしょう。
最近は、片手で持つことの負担を軽減する形状で安定感のあるものが増えています。デザイン性とともに、グリップの握りやすさや蒸気を当てるときの操作性と重さとのバランスが重要です。
シャツ一枚に蒸気をあてるのに通常5分程度は要しますから、5~10分ほど片手で持っても負担にならないものを選ぶようにしましょう。
起動までにかかる時間はさまざま
画像:and-plus.net
出勤前の時間のないときに使いたい方などにとっては、衣類スチーマーの起動時間は大きなポイントになるはずです。製品によっては、20数秒で蒸気が出てくるものもあれば、数分かかるものもあります。
サッと時短で使うことが多いならば、スチーマー専用機がおすすめです。小型ながら熱伝導がいいので起動が早く、使用後に冷めるまでの時間も短くて済みます。
一方、プレス仕上げができるタイプやプレスがメインの機種には、本体サイズが大きめで起動にも相応の時間がかかるものがあります。台の上でしっかりプレスしたい方には、熱量の多いこのタイプがおすすめです。
連続使用できる時間も重要
画像:panasonic.jp
スチームを連続して出すことができるのは、どの衣類スチーマーにも備わっている専用の機能です。しかし、あるメーカーの製品を比較したところ、スチームとアイロンの2WAYタイプの連続使用時間が4分ほどだったのに対し、スチーム専用タイプは16~18分も連続使用できるという差がありました。
朝の出勤前だけ、あるいは、帰宅後の夜だけ使う方、または一人暮らしなど、1回の使用時間が短くてよい場合は、連続使用可能時間を気にする必要はないでしょう。
しかし、一度にある程度長時間使うことがある場合は、プレス併用機やプレスがメインのものなどの連続使用時間を確認して選ぶようにしてください。
コードの長さ
画像:myzenke.com
衣類スチーマーは蒸気を出すことが主な機能ですから、相応の電力を要すため、多くがコード式です。コードレスタイプもありますが、電力の総供給量に限界があるため、コードレスで使用するとスチーム量が少ないか、使用時間が短いということになります。
衣類スチーマーのコードの長さは、平均で2~3mほどです。製品による大差はあまりありませんが、ハンガー掛けの衣類で上下移動をするので、できるだけ長めのものを選ぶようにおすすめします。
安全装置などの機能面も重視する
画像:amazon.co.jp
衣類スチーマーは忙しい時間帯に使用することが多いので、スイッチを切り忘れることもあるかもしれません。しかし、自動ヒーターオフ機能が付いていれば、安心して使用できます。
また、スチームの連続噴射をロックする機能があると、ボタンを押し続けなくてよいので楽です。
さらに、衣類の種類によってはアイロンをかけられない素材もありますが、衣類スチーマーは衣類から離してスチームをあてるので、デリケートな繊維にも対応できるものが増えました。注意書きをよく読んで、使用できる範囲を確認してから使いましょう。
3.衣類スチーマー人気ランキング10選
ここからは、口コミで評判の衣類スチーマー人気ランキングTOP10をご紹介します。ぜひ、選ぶときの参考にしてください。

ハンディーアイロン&スチーマー
『ツインバード』の『ハンディーアイロン&スチーマー』は、とても手軽なハンディタイプ。「アイロンがけが面倒」という主婦の声に応えたアイテムです。
外出前のちょっとした時間に、ハンガー掛けの衣類にサッと軽くあてるだけで、しわを伸ばし臭いを飛ばしてくれます。
本体の向きを変えても水が漏れることのないフリーアングル設計を採用。ストレスフリーで安定したスチーム掛けができます。アイロン機能も付いていて、パンツのプレスも簡単です。
レビューでは、「持ちやすくて、小回りのきく形状」という点が、人気のようです。ジャケットや学生服をハンガーに掛けたまましわ伸ばしができることで、高い評価を得ています。
ハンディーアイロン&スチーマーの詳細 | |
メーカー | ツインバード |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 34.5×7.6×9.6(cm) |
本体重量 | 930g |
スチーム量 | 0.2 g / 回 |
タンク容量 | 100 ml |
参考価格 | 5,400円(税込) |

衣類スチーマー
中国家電メーカー『Tenswall』のベストセラー商品『衣類スチーマー』は、オープングリップで、握りやすさが特長です。
140mlと大きめの容量で、7~8分間連続して使用できます。高温のパワフルスチームが短時間でしわを伸ばしてくれ、自動遮断機能付きの安全対策にも配慮されたアイテムです。
「スチーム量も多くアイロンがいらなくなった」と、衣類スチーマーとしての高い性能にレビューでの評価が集まっています。
衣類スチーマーの詳細 | |
メーカー | Tenswall |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 18.1x 9.1 x 22.2(cm) |
本体重量 | 700g |
立ち上がり時間 | 120秒 |
最長連続使用時間 | 5~7分 |
参考価格 | 2,280円(税込) |

衣類スチーマー
『Vacplus』の『衣類スチーマー』は前モデルの改良版。タンクの容量を180mlまで増量し、スチームが起動するまでの時間も70秒に短縮しました。
デザインも一新され、スチーム出口穴を5個から8個に増やしたので、噴出するスチーム量が増え、時短に役立ちます。付属のミトンを使用すれば、やけどの心配もありません。
「朝の出勤時にシワが気になるときに役立つ」「脱臭もできて一石二鳥」と、衣類スチーマーとしての効果が認められたコメントがたくさん寄せられています。
衣類スチーマーの詳細 | |
メーカー | Vacplus |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 12.5x 9.1 x 22(cm) |
タンク容量 | 180 ml |
立ち上がり時間 | 70秒 |
参考価格 | 2,110円(税込) |

衣類スチーマー ハンディ
『iSiLER』の『衣類スチーマー ハンディ』は、25秒で蒸気が立ち上がり、連続10分間使える、ハンディタイプの衣類スチーマーです。
ユーザーの意見をもとに、操作ボタンをより使いやすい切替式に改良しました。コンパクトサイズながら110ml容量ですから、十分なスチーム力を発揮しますので、出張や旅行にも最適です。
起動の立ち上がりが早いので、日常のちょっとしたしわ伸ばしに活躍していることが、レビューのコメントからもわかります。
衣類スチーマー ハンディの詳細 | |
メーカー | iSiLER |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 16.4x 10x 22.2(cm) |
本体重量 | 620g |
タンク容量 | 110 ml |
立ち上がり時間 | 25秒 |
最長連続使用時間 | 10分 |
参考価格 | 3,480円(税込) |

アクセススチーム
『ティファール』の『アクセススチーム』は、毎分最大23gのパワフル連続スチームで、手早く簡単にシワのばしができる衣類スチーマーです。
大きなヘッドは一度に広い面積に噴霧でき、衣類を除菌するのにも効果的です。トリガーロック付きで、ボタンを押し続けなくても連続噴射できるうえ、立ち上がりも45秒という速さ。毎朝の衣類の手入れが楽しくなります。
レビューでは、スチーム力への評価がとても高いです。「タキシードやネクタイを熱風洗浄すると気持ちよい」と、ユーザーの満足げなコメントも寄せられています。
アクセススチームの詳細 | |
メーカー | ティファール |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 11×18×28.3(cm) |
本体重量 | 1,100g |
スチーム量 | 23 g /分 |
タンク容量 | 185ml |
参考価格 | 16,200円(税込) |

衣類スチーマー
『日立』の『衣類スチーマー』は、ハンガーに掛けたままでも、アイロン台でも、しわ伸ばしと臭い取りができる2WAYタイプの衣類スチーマーです。
十字にレイアウトされた12の噴出口から、幅広くスチームをあてることができます。付属アタッチメントのブラシを使って、コートやセーターの埃や毛くずを取り除きながらスチームすることも可能です。しっかりアイロンがけしたいときも、これ1台でOK!
実際に使用している方も、スチーマー機能とアイロン機能を使い分けることで、「衣類の手入れが億劫ではなくなった」とコメントされています。
衣類スチーマーの詳細 | |
メーカー | 日立 |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 17.5×8.5×12.5(cm) |
本体重量 | 690g |
タンク容量 | 70ml |
立ち上がり時間 | 30秒 |
参考価格 | 5,926円(税込) |

衣類スチーマー NI-FS540
『衣類スチーマー NI-FS540』は、ハンガーに掛けた衣類に平行に360度どの角度からでも、ワイドなパワフルスチームがあてられる衣類スチーマーです。
立ち上がりが24秒という速さに加え、スチームボタンを押し続ければ最長4分間スチームを出し続けられます。
パワフルスチームの約3倍のスチームが約3秒間噴射される3倍パワフルスチーム機能を搭載。洗濯しにくい衣類の脱臭に、アレルゲン物質への対策にと、幅広い効果が期待できるアイテムです。
レビューでは、「立ち上がりが早いので直ぐ使えて便利」というコメントが多く見られます。「軽さに驚いている」、「デザインがカッコいい」といった、総合的評価が高いアイテムです。
衣類スチーマー NI-FS540の詳細 | |
メーカー | パナソニック |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 7×15×15(cm) |
本体重量 | 705g |
スチーム量 | 11g /分 |
タンク容量 | 70ml |
立ち上がり時間 | 24秒 |
参考価格 | 12,744円(税込) |

ハンディスチーマー
『Uarter』の『ハンディスチーマー』は、コンパクトボディでありながら、120ml容量で、8~10分連続して使用できる衣類スチーマーです。
25秒ほどで立ち上がり、どの角度でも均一なスチームを噴霧することができます。朝の時間のないときも手軽に使用でき、出張や旅行に携帯するのにも最適です。
「場所をとらない小型ながらスチーム量はものすごい」と、ユーザーの驚きのコメントがたくさん寄せられています。
ハンディスチーマー の詳細 | |
メーカー | Uarter |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 16×11×23(cm) |
本体重量 | 780g |
タンク容量 | 120ml |
立ち上がり時間 | 25秒 |
最長連続使用時間 | 10分 |
参考価格 | 3,579円(税込) |

衣類スチーマー
『Moregem』の『衣類スチーマー』は、立ち上がりが40秒と素早く、高温スチームが短い時間でしわを伸ばし、臭いも飛ばしてくれる優れものです。
200ml大容量タンクですから、25分間、連続使用することもできます。シルクや棉、ウール、麻など、デリケートな衣類にも使うことが可能です。
アイロン台を出す手間や、暑い時期のアイロン掛けから解放され、「思い立ったときにすぐに使える」と、レビューで高く評価されています。
衣類スチーマーの詳細 | |
メーカー | Moregem |
本体サイズ:長さ×高さ | 9.8×22(cm) |
本体重量 | 920g |
スチーム量 | 最大40g/分 |
タンク容量 | 200ml |
立ち上がり時間 | 40秒 |
最長連続使用時間 | 20~25分 |
参考価格 | 2,480円(税込) |

衣類スチーマー NI-FS470
『衣類スチーマー NI-FS470』は、『パナソニック』の衣類スチーマーベーシックモデルです。
毎分11gのスチームを約4分間連続で噴射できるスチーマー機能を搭載。と同時に、フラットアイロン面を使えば、パンツやハンカチのプレスもできる2WAY方式です。
状況やモノに応じてスチーマーとアイロンが使い分けられるから、「アイロン時間が短縮された」と、ユーザーの満足度の高いコメントが多く見られます。スタンダードモデルの品質の高さが、人気を支えているようです。
衣類スチーマー NI-FS470の詳細 | |
メーカー | パナソニック |
本体サイズ:幅×長さ×高さ | 7×15×14(cm) |
本体重量 | 690g |
スチーム量 | 11g /分 |
タンク容量 | 50ml |
参考価格 | 7,980円(税込) |