Wi-Fiルーターおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
「たくさんの機器をインターネットに接続したい」「通信速度をもっと速くしたい」こんな人にはWi-Fiルーターがおすすめです。
Wi-Fiルーターは、使用環境によって通信の安定度や速度が大きく異なり、モデルによって機能もさまざまです。
そのため、どんなモデルを選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、パソコンをはじめ、プリンタなどの周辺機器に関する情報を発信している内川功一朗さんに、おすすめのWi-Fiルーターをお聞きしました。
IPPING編集部調べによる選び方や人気ランキングも紹介します。
内川功一朗 のプロフィール
PCガイド。AllAboutコンピュータ系ガイド。システムエンジニア。パソコンに限らず、プリンタやスキャナなどの周辺機器に関する情報を発信中。上級写真整理アドバイザーの顔も持つ。WEB『デジタルと現実の架け橋』
この専門家の他の記事を見る1.プロおすすめのWi-Fiルーター
まずは、内川功一朗さんがおすすめするWi-Fiルーターをご紹介します。
おすすめ
AirStation connect 親機
『WTR-M2133HP』は、『BUFFALO』から販売されているメッシュ式Wi-Fiルーターです。
専用の中継機を追加することで、家の隅々まで電波を届けられ、接続している台数が増えても通信を安定させることができます。
3本の電波を持つトライバンドなので、電波を分けてクリアな通信を行えます。
広い家に住んでいる場合やWi-Fiを利用する人数が多い場合におすすめのモデルです。
内川功一朗さんレビュー

価格が高いという面はありますが、これ1つで家中のスマホからテレビまで処理してくれます。
AirStation connect 親機の詳細 | |
メーカー | BUFFALO |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 866Mbps/866Mbps/400Mbps |
アンテナ | 外部アンテナx3 内蔵アンテナx1 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 15台〜20台 |
LANポート | 3口 |
おすすめ
Google Wifi
こちらもメッシュ式のWI-Fiルーターで、『Google』から販売されているモデルです。
『Google Wifi アプリ』から接続している機器の管理や通信速度の測定が簡単に行えることが特徴。
また、自動的にもっとも通信が安定するアクセスポイントに切り替えてくれます。
ビームフォーミング機能によって、より的確な電波を発信してくれることも嬉しいポイントです。
内川功一朗さんレビュー

Androidの提供元であるGoogle社から販売されているので、スマホなどのモバイル機器を接続するのも簡単にできます。
最近はスマホで何でもできるので、自宅にPCがない方もいるようですが、これがあればパケット代を気にせず、快適なネット環境でスマホもPCも使える、というメリットがあります。
Google Wifiの詳細 | |
メーカー | |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 不明 |
アンテナ | 2×2 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 不明 |
LANポート | 2口 |
2.Wi-Fiルーターの選び方
次は、Wi-Fiルーターの選び方についてです。
モデルによって機能やスペックが異なるので、自身の使用環境に応じて選びましょう。
接続できる台数で選ぶ
Wi-Fiルーターは、モデルによって最大で接続できる機器の台数が決まっています。一般的なモデルでは、10〜20台となっています。
使用するWi-Fiルーターで接続できる機器の数を超えてしまうと、インターネット接続が不安定になり、通信速度も落ちてしまう可能性があります。
そのため、Wi-Fiにつなぎたい機器が多い場合は、同時に接続できる台数を目安に購入しましょう。
また、一般的なWi-Fiルーターより多くの機器を接続しても、通信速度が安定するメッシュルーターも登場しています。どんな使用環境でも通信を安定させたい場合や10台〜20台以上の機器を接続したい場合は検討してみましょう。
内川功一朗さんコメント

対応している周波数もチェック
Wi-Fiルーターは、主に「5.0GHz」「2.4GHz」の2つの電波を使って安定したインターネット接続を行います。
「5.0GHz」は2.4GHzよりもが速度が高いですが、壁や家具などによる障害を受けやすく、安定して通信できる範囲も広くありません。
一方、「2.4GHz」は障害物による影響を受けにくく、通信できる範囲も広い傾向があります。
なお、5.0GHzと2.4GHzの2種類を扱うWi-Fiルーターを「デュアルバンド」、2種類の5.0GHzと2.4GHzの計3種類に対応したモデルを「トライバンド」といいます。
安定した通信ができるWi-Fiルーターを選ぶときは、何種類の周波数に対応しているかを確認しましょう。
通信速度で選ぶ
Wi-Fiルーターの通信速度は、「周波数5.0GHzの通信速度/周波数2.4GHzの通信速度」という形で記されています。
通信速度が速くなると、アプリやゲームのインストール、サイト閲覧がスムーズに行えるようになります。
ただし、自宅のインターネット環境で対応している速度までしか対応できないため、オーバースペックとなるモデルを購入しないために、あらかじめ確認しておきましょう。
また、周波数ごとに通信速度が異なるので、5.0GHzと2.4GHzの両方が高い値になっているWi-Fiルーターをおすすめします。
アンテナの数で選ぶ
アンテナの数は、Wi-Fiルーターの通信速度や電波の安定度に関わるため、選ぶうえで重要となります。
Wi-Fiルーターのアンテナは、「2×2」「4×4」といった形で表され、これは「受信用アンテナの本数x送信用アンテナの本数」という意味です。
また、「外部アンテナの本数x内蔵アンテナの本数」を記したモデルもあります。
「IEEE802.11ac/n/a/g/b対応」のWi-Fiルーターでは、アンテナ1本につき「約433.3Mbps」の通信速度を実現し、「設置場所から接続場所までの壁1枚」の環境にて電波を安定させることができます。
内川功一朗さんコメント

無線規格で選ぶ
Wi-Fiルーターには、無線規格と呼ばれる要素もあります。
無線規格には、「802.11ac」「802.11n」「802.11a」「802.11g」「802.11b」の5種類があり、通信速度や対応周波数に関係します。
それぞれのスペックについては、以下の表を参照してください。
無線規格 | 最大通信速度 | 対応周波数 |
802.11ac | 6.9Gbps | 5.0GHz |
802.11n | 600Mbps | 2.4GHz 5.0GHz |
802.11a | 54Mbps | 5.0GHz |
802.11g | 11Mbps | 2.4GHz |
802.11b | 2Mbps | 2.4GHz |
ただし、無線規格はWi-Fiルーター側だけでなく、接続する機器側でも対応していなければいけません。
そのため、自身が使用している機器が対応している無線規格と照らし合わせながら、Wi-Fiルーターを選ぶといいでしょう。
付いている機能で選ぶ
Wi-Fiルーターは、モデルによって搭載されている機能も異なります。
通信をより安定させるための機能やインターネットを利用するうえでの安全性を高める機能などがあるので、こちらも確認しておきましょう。
ビームフォーミング機能
本来、Wi-Fiルーターは無指向性の電波をアンテナから飛ばすため、各機器に対して安定した電波を送りにくく、通信速度も接続場所によって大きく左右されます。
ビームフォーミング機能を搭載したWi-Fiルーターは、接続している機器の位置を把握し、的確に電波を飛ばします。
そのため、ある程度距離が離れていても安定した通信を行うことができ、速度にも差が出にくいでしょう。
フィルタリング機能
子どもも一緒にインターネットを利用する環境では、有害なサイトなどにアクセスできないようフィルタリング機能を搭載したWi-Fiルーターがおすすめです。
自動的に不適切な内容を含むコンテンツをブロックし、ワンクリック詐欺やフィッシングといった犯罪に巻き込まれる可能性を減らしてくれます。
また、機器ごとにフィルタリングを行う範囲が設定でき、一時的に解除することも可能なので、どうしても見たいサイトがある場合も安心です。
バンドステアリング機能
Wi-Fiルーターは、しばしば通信が不安定になることがあります。
Wi-Fiルーターと同じ「2.4GHz」「5.0GHz」といった電波帯を使用する機器が多くなることにより、回線が混雑することが原因です。
バンドステアリングは、もっとも電波強度が強く、混雑していない電波帯へ自動的に切り替える機能です。
そのため、常に快適な通信を行える可能性を上げるなら、バンドステアリング機能を搭載したWi-Fiルーターがおすすめです。
3.Wi-Fiルーター人気ランキング10選
ここからは、IPPING編集部調べによるWi-Fiルーターの人気モデルをランキング形式で紹介します。
Wi-Fiルーター ビームフォーミング
Qualcomm製のCPUを搭載し、データ処理能力が高く、安定した通信が可能なモデルです。
ほかにも、ビームフォーミング機能により、機器との通信をより的確に行い、接続が途切れにくくなっています。
また、TP-Link専用のアプリ『Tether』から、接続設定などの操作を簡単に行えるため、初心者でも安心して使える逸品です。
レビューでは、「壁掛けができて設置場所の範囲が広い」という声もあり、高い評価を得ています。
Wi-Fiルーター ビームフォーミングの詳細 | |
メーカー | TP-LINK |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 867Mbps/300Mbps |
アンテナ | 外部アンテナx4 内蔵アンテナx1 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 15台 |
LANポート | 4口 |
Wi-Fiルーター 2階建向け
スマートなデザイン性と価格の安さが特徴のモデルです。
インターネットポートは、最大速度1,000Mbpsを誇るGigaポートとなっているため、光回線を利用している方でも安心して使用できます。
また、こちらのモデルもビームフォーミング機能を搭載しているため、安定した通信が可能です。
「接続が簡単で扱いやすい」というレビューもあり、初心者の方でも簡単に使えるよう設計されているようです。
Wi-Fiルーター 2階建向けの詳細 | |
メーカー | BUFFALO |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 866Mbps/300Mbps |
アンテナ | 2×2 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 9台/3人 |
LANポート | 4口 |
Wi-Fiルーター ギガビット
『Archer A10』は、『1733Mbps/800Mbps』という高い通信速度を持つことが特徴。
LANポートはすべてGigaポートとなっているため、有線接続でも最大1,000Mbpsという高い速度を実現します。
さらに、バンドステアリング機能により、混雑していない電波帯へ自動的に切り替えるため、より安定した通信が可能です。
「快速で快適にインターネットができる」という声が多く、速度の高さに関してユーザーから高い支持を得ています。
Wi-Fiルーター ギガビットの詳細 | |
メーカー | TP-LINK |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 1733Mbps/800Mbps |
アンテナ | 外部アンテナx3 内蔵アンテナx1 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 不明 |
LANポート | 4口 |
Wi-Fiルーター メッシュWi-Fiシステム
『Deco M5 V2 (1-pack)』は、メッシュ式のWi-Fiルーターで、一般的なモデルより多くのデバイスを接続しても通信が途切れにくくなっています。
バンドステアリングやビームフォーミングといった通信の安定度を底上げする機能も搭載。
また、『TrendMicro社』の『SMART ProtectionNetwork』というセキュリティ機能もあり、有害なサイトを自動的にブロックし、接続している機器が安全にインターネットを利用できるよう工夫されています。
レビューでは、「今まで電波が届かなかったところまでつながるようになった」との声もあり、通信範囲も広くなるよう設計されているようです。
Wi-Fiルーター メッシュWi-Fiシステムの詳細 | |
メーカー | TP-LINK |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 867Mbps/400Mbps |
アンテナ | 内蔵アンテナx4 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 最大100台 |
LANポート | 2口 |
Wi-Fiルーター 4LDK
『WSR-2533DHPL』は、4×4のアンテナを搭載し、高い通信速度を誇るモデルです。
最大で18台までデバイスを接続でき、通信の安定性も抜群。
さらに、1年間の保証や電話での相談窓口などサポートも充実しています。
「動画もサクサク見れる」「思ったよりも電波が飛ぶ」といった声もあり、機能性によって多くのユーザーが満足しています。
Wi-Fiルーター 4LDKの詳細 | |
メーカー | BUFFALO |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 1733Mbps/300Mbps |
アンテナ | 4×4 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 18台/6人 |
LANポート | 4口 |
Wi-Fiルーター 3階建向け
『I-O DATA』から販売されており、フィルタリングやビームフォーイングといった機能が充実しているモデルです。
4×4アンテナが搭載されており、通信速度が速いのが特徴。また接続できる台数が最大16台と多いところもポイントです。
さらに、縦置き・横置き・壁掛けとさまざまな設置方法に対応でき、置き場所にも困りません。
レビューでは、「安価で買えるWi-Fiルーターです」という声もあり、コストパフォーマンス面でも高い評価を得ているようです。
Wi-Fiルーター 3階建向けの詳細 | |
メーカー | I-O DATA |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 1733Mbps/300Mbps |
アンテナ | 4×4 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 16台 |
LANポート | 4口 |
Wi-Fiルーター トレンドマイクロセキュリティ
『WRC-2533GSTA』は、通信範囲が広く、戸建なら3階建、マンションなら4LDKまで対応できることが特徴。
『TrendMicro社』のセキュリティシステムも搭載し、安全性が高いことも嬉しいポイントです。
また、従来のWi-Fiルーターよりも改良されたアンテナを搭載しているため、速度も高くなっています。
「セキュリティが入っていて安心」というレビューが多く、安全性の高さがユーザーから評価されています。
Wi-Fiルーター トレンドマイクロセキュリティの詳細 | |
メーカー | ELECOM |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 1733Mbps/800Mbps |
アンテナ | 4×4 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 18台 |
LANポート | 4口 |
Wi-Fiルーター デュアルバンド
こちらも戸建なら3階建、マンションなら4LDKまで対応しているモデルです。
一般的なWi-Fiルーターに搭載されているビームフォーミングでは、子機も対応していなければ効果を発揮できませんでした。
しかし、こちらのモデルに搭載されている『ビームフォーミングW』では、子機側が対応していなくても通信を安定させる効果があります。
レビューでは、色や外見に関する評価も高く、デザイン性から選んでいるユーザーも多いようです。
Wi-Fiルーター デュアルバンドの詳細 | |
メーカー | I-O DATA |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 867Mbps/300Mbps |
アンテナ | 2×2 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 16台 |
LANポート | 4口 |
Wi-Fiルーター VEROP トライバンド
トライバンド式のメッシュWi-Fiルーターで、3種類の電波を扱えることが特徴の『WHW0301-JP-A』。
接続台数は、1台あたり50台と多く、たくさんのデバイスを接続しても安定した通信ができます。
また、ほかのスタンダードなWi-Fiルーターより、スマートな形状になっており、置き場所にも困らないよう工夫されています。
レビューでは、「電波の届かない場所がなくなる」「アプリから簡単に設定できる」といった声もあり、通信範囲の広さや扱いやすさが高く評価されています。
Wi-Fiルーター VEROP トライバンドの詳細 | |
メーカー | Linksys |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 867Mbps/867Mbps/400Mbps |
アンテナ | 内蔵アンテナx6 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 1台あたり50台 |
LANポート | 2口 |
Wi-Fiルーター NighthawkX6
こちらもトライバンド式のメッシュWi-Fiルーターです。
LANポートがGIgaポートになっているため、光回線を有線接続したい場合でも高い速度でインターネットを楽しめます。
また、ほかのWi-Fiルーターと同時に中継機として使用することも可能で、回線が混雑しにくくなります。
「部屋をまたいでも電波が届く」「接続の設定も簡単に変更できる」というレビューも多くあり、通信の安定度や電波強度も高いようです。
Wi-Fiルーター 中継機の詳細 | |
メーカー | NETGEAR |
通信速度(5.0GHz/2.4GHz) | 866Mbps/866Mbps/300Mbps |
アンテナ | 不明 |
無線規格 | 11ac/n/a/g/b |
推奨利用環境 | 12台 |
LANポート | 2口 |