人気スタイリストが教える!メンズリュックおすすめ4選&選び方のポイント
最近、ビジネスシーンでもリュックを使う人が増えているのをご存知ですか?某大手メーカーによると、ここ5年で販売個数が5倍になったそうです。東北大震災やスマートフォン普及などの影響もあり、”両手が空いて便利”といった点が注目され、大流行しています。
でも「ビジネスには合わないなあ」とか「冴えないオジサンが使っているイメージ…」なんて思っている人は、いらっしゃいませんか?確かに大人の男性だと、ブランド・色・デザインなど、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
リュックはカジュアルなアイテムなので、一歩間違えると子供っぽい印象になってしまいます。そこで今回は、プロの人気スタイリストである大山旬さんに、上手なリュックの選び方を教えてもらいましょう。大人のリュック選びの手助けになるはずです!
ヘッダー画像:sakidori.co
大山 旬(おおやま しゅん) のプロフィール
人気スタイリスト。日本最大級のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」主宰。これまでに著書は5冊出版。累計8万部を突破。読売新聞、朝日新聞、NHK、TBS、テレビ朝日、フジテレビなどメディア出演も多数。
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大人が使うのにふさわしいリュックの条件は「黒やネイビーの単色のもの」です。これは大人っぽいリュックを選ぶ上での絶対条件です。デザインはシンプルに、シャープなものを選ぶと、すんなりと着こなしに馴染みます。
とはいえ、Tシャツにジーンズといったラフな格好に合わせてしまうと、やはり子供っぽくなってしまいます。ジャケットやステンカラーコートといった、少しきれいめなコーディネートに取り入れると良いでしょう。
1つ注意したいのは、”学生感覚”で選ばないことです。特に30代半ば以上の人は、昔はおしゃれと思っていたブランドが今もベストとは限りません。「単色シンプル」を守って、大人にふさわしいアイテムを選ぶようにしましょう。
おすすめの大人向けリュック
ここからは、大人におすすめのリュックをご紹介していきます。
シンプルに大人に『EASTPAK(イーストパック)』

LONDON CORE バックパック
『EASTPAK(イーストパック)』は設立当初、米軍向けに円筒形のスポーツバックやリュックを作っていた会社です。当時の基準を60年以上変えずに製品を作り続けていて、丈夫で動きやすいのが特徴です。
こちらのリュックは、ロンドンの伝統的なバックパックを現代風にアレンジしたもので、中はロープで開け閉めするスタイルで、フロントのポケットが実用的な作りになっています。イーストパックはカジュアルなものも多いですが、黒一色のシンプルなリュックでしたら、大人のカジュアルスタイルにもハマるでしょう。
こちらはイーストパックの歴史が分かる1分半ほどの動画です。見ているだけで、リュックが欲しくなるような、楽しいショートムービーです。
EASTPAK|LONDON CORE バックパック の詳細 | |
メイン素材 | ポリエステル |
原産国 | アメリカ |
メーカー希望小売価格 | 25,480円(税込) |
80年代から蘇った流行『PORTER(ポーター)』

PORTER × B印ヨシダ / 別注 “PALACE” デイパック
次にご紹介しますのは、『PORTER(ポーター)』のリュックです。ポーターは、1906年創立の老舗メーカーである「吉田カバン」のブランドで、80~90年代に一世風靡したのでご存知の方も多いと思います。「B JIRUSHI YOSHIDA」は、吉田カバンとBEAMSのコラボから生まれたレーベルです。
Made in Japanにこだわり、「一針入魂」の精神を大切にした物づくりで、幅広い層から絶大な支持を得ている「吉田カバン」、グローバルな視点で商品を提供してくれるセレクトショップの「BEAMS」、この2社が互いに刺激を受けながら、共同企画でアイテムを提案しています。今回のリュックを含む別注シリーズもその1つです。
背面をメッシュにすることで背中のムレを解消し、長時間でもストレスフリーで使用できます。おすすめカラーのインディゴはデニム生地を使用し、シンプルながら素材・機能性にこだわった一品に仕上がっています。
大山旬さんレビュー

B JIRUSHI YOSHIDA|PORTER × B印ヨシダ / 別注 “PALACE” デイパックの詳細 | |
素材 | コットン、ナイロン、スエード |
原産国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 22,680円(税込) |
通好みに愛されるブランド『BRIEFING(ブリーフィング)』
PACKBLE DAY PACK
『BRIEFING(ブリーフィング)』は、1998年に真の”ミリタリズム”を追求し、卓越した機能美を持つ鞄メーカーとして誕生しました。
こちらのリュックは、格子状にナイロン繊維が縫い込まれた「リップストップナイロン」を使用しています。軽くて丈夫なのが特徴です。また、内部についたポケットに本体を収納できる「パッカブル機能」を備えています。最初は小さく収納しておいたものを、出先で広げて使うことがっできます。旅先などでも、大活躍してくれますね!
画像:amazon.co.jp
BRIEFING|PACKBLE DAY PACK の詳細 | |
メイン素材 | ナイロン・ポリエステル |
原産地 | アメリカ |
メーカー希望小売価格 | 21,600円(税込) |
【番外編】ビジネスにリュックはOK?
大山旬さんコメント

ただ、僕としてはスーツにリュックは基本的にはおすすめしていません。このあたりは、職業によっても変わるかな…と思います。
コラボ“3WAY BAG”『BRIEFING×BEAMS PLUS』
BRIEFING×BEAMS PLUS / 別注 “3WAY BAG”
こちらは、『BRIEFING(ブリーフィング)』&『BEAMS PLUS(ビームスプラス)』のコラボ3ウェイバッグ(手持ち・ワンショルダー・リュック) です。ワンショルダーはあまりおしゃれに見えないので、リュックとしておすすめします。
素材は防弾チョッキにも使われるくらい丈夫なバリスティックナイロン、付属品もミルスペック(軍用規格)をクリアしたものを使用しています。そこに、洗練されたデザインや色使いを加えることで、ビジネスからカジュアルまで幅広く活用できるユースフルなバッグになっています。
ファッション好きに愛されるブランドなので、このようなコラボ商品は売り切れ必至です!手に入れたい人は、くれぐれも品切れにご注意ください。
BEAMS PLUS|BRIEFING×BEAMS PLUS / 別注 “3WAY BAG” の詳細 | |
メイン素材 | ナイロン |
原産国 | アメリカ |
メーカー希望小売価格 | 51,840円(税込) |
まとめ
大人に似合うリュックの条件は、「シンプルで単色」なものです。黒やネイビーといった落ち着いた色合いを選びましょう。合わせるファッションも、ジャケットなど少しキレイめのアイテムを持ってくると、カッコよく決まるはすです。
もしビジネスでリュックを使うなら「きちんと見える感じ」に重点をおいてください。
子どもっぽいから・カジュアルになるからと、今までリュックと縁がなかった人も、今流行りの”両手フリースタイル”を楽しんでみてはいかがでしょうか?