甘酒おすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
「甘酒」は神社などで配られていて、初詣のときに口にされたことがある方も数多くいらっしゃると思います。
実は甘酒は美容・健康にとても良い効果があるとされ、近年で注目されています。しかし、甘酒は独特な風味や癖があってそれを苦手とする方も少なくありません。
そこで、数多くの人気料理誌やイベントなどで活躍する料理研究家ユニットのちゃあみーさんにおすすめの飲みやすい甘酒を教えていただきました。
さらに、意外と奥深い甘酒の選び方も併せて解説いたします。
ちゃあみー (倉田 沙也加、峰 奈津季) のプロフィール
お料理ユニット
TV番組のレギュラー出演やレシピ監修で人気。フードコーディネーターと栄養管理士のお料理ユニット。WEB『ちゃあみー(HITOOMOI)公式サイト』
この専門家の他の記事を見る1.料理研究家おすすめの甘酒
最初に料理研究家ユニット、ちゃあみーさんがおすすめする甘酒をご紹介します。
おすすめ
プラス糀(こうじ) 糀甘酒
商品名にもある「米糀(こめこうじ)」とは、米にコウジカビなどの発酵するために必要な微生物を繁殖させたもので、アミノ酸やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。
この甘酒は米と米糀、食塩のみで作られています。無添加で砂糖不使用にも関わらず、濃厚な甘みが感じられ、美味しく栄養補給ができます。
さらに酒粕を使用していないのでアルコール度は0%で、お子様や運転手の方が飲んでも大丈夫です。温めても冷やしても飲めますので、季節も問いません。
ちゃあみー(倉田 沙也加)さんレビュー

この甘酒は、まずアルコールが0%で砂糖不使用というのがポイントですね。健康にとても良いです。
甘酒特有の癖があまりないので飲みやすく、お子様にもおすすめです。
私はチーズケーキを作る時、生クリームと合わせて味をアレンジしたり、または肉に漬けたりします。
前の会社で甘酒の品評会があって、30種類以上試してみたのですが、これが一番飲みやすかったです。
レビューによると、甘酒特有の癖が少なく飲みやすいと評判で、「みたらし団子に似た味」のようです。
マルコメ プラス糀 糀甘酒 の詳細 | |
メーカー | マルコメ |
内容量 | 125ml×18本 |
メーカー希望小売価格 | 2,700円(税込) |
2.甘酒の選び方
それでは、甘酒の選び方を解説していきます。まずは、甘酒の美容や健康に良い作用についてご紹介していきます。
2-1.甘酒の効果・効能
甘酒は「飲む点滴」とされているほど高い栄養価があり、江戸時代から健康飲料として親しまれています。さらに、美容効果が非常に高いとされていて、近年女性からの注目度が高まっています。
以降で甘酒の効果・効能を一つ一つ解説していきます。
その1.美肌・美髪効果
甘酒にはビタミンB2が含まれています。ビタミンB2は、皮膚細胞の新陳代謝を促し、さらに保湿やハリを与える効果があるとされているので、美容には欠かせない栄養素です。
さらに、麹はメラニンの生成を抑えてくれるのでシミ予防にも繋がります。加えて、同じく甘酒に含まれるビオチンという成分はコラーゲンの生成を助ける働きがあります。
これが肌だけでなく髪質改善となる作用とされていて、非常に高い美容効果が期待できます。
その2.ダイエット
先ほどのビタミンB2を含むビタミンB群は、脂質や糖質といった肥満の原因となりやすい成分をエネルギーに変換してくれる働きがあります。
つまりは、甘酒はダイエットにも効果が期待できるということです。運動の効果を高めてくれるので、ダイエットで筋肉トレーニングやランニングなどをされている方にはとりわけおすすめです。
加えて、満腹感を感じさせやすいので食べ過ぎ防止にも繋がります。
その3.便秘改善
甘酒には食物繊維が含まれているので、便秘改善効果も期待できます。加えて、腸内環境を整えてくれる「オリゴ糖」も含まれています。
オリゴ糖は「糖」と名がついていますが、低カロリーで便秘改善効果があるので、サプリメントとして販売されているほど強い作用があります。
その4.疲労回復
甘酒に含まれるビタミンB群やブドウ糖には、「疲労回復効果」があるとされています。そのため、栄養ドリンクのような感覚でも飲めます。
加えて、ストレスを軽減させるパントテン酸やGABAも含まれているので、精神的にも癒してくれるとされています。
2-2.甘酒の選び方のポイント
それでは、甘酒を選ぶポイントを解説してきます。以下のポイントを、商品説明やレビューでチェックしましょう。
酒粕(さけかす)か米麹か?
甘酒は米麹から作られるものと、酒粕から作られるものの2種類があります。よく神社などで飲めるような甘酒は酒粕から作られているものが多く、独特の風味と癖があります。
多少ですが、酒粕の甘酒にはアルコールも含まれていて、甘みを出すため砂糖を大量に使用されていることもあります。値段は安価なものが多いですが、健康・美容効果はやや薄めです。
米麹から作られているものはやや割高ですが、砂糖不使用でも甘みがあり癖が少なく飲みやすいです。アルコールも無く、栄養価は非常に高いです。
熱処理の有無
甘酒は製造されてから、ほとんどの場合は「加熱処理」をして容器に入れられます。そうしないと、1週間程度しか日持ちしないからです。
しかし、加熱処理をしてしまうと甘酒に含まれる栄養素が破壊されてしまうというデメリットがあります。
甘酒の効果を最大限に得たいなら、加熱処理をしていない「生甘酒」を購入することをおすすめします。
濃縮タイプとストレートタイプ
甘酒はそのまま飲めるストレートタイプが主流ですが、水やお湯で薄めて飲む濃縮タイプのものもあります。
どちらでも、栄養価の面では大差ありませんので、ただ飲むためならストレートタイプの方が手間いらずです。
しかし、濃縮タイプの方は調味料と使いやすいです。甘酒を使ったアレンジ料理やスイーツを楽しみたいのなら、濃縮タイプがおすすめです。
3.甘酒人気ランキング10選
ここからは、『プロの逸品』がお届けする甘酒・人気ランキングをご紹介します。
蔵のあまざけ
こちらの甘酒は大分県の酒造メーカーによって作られています。原材料は、米と米麹のみで食塩さえも使用されていないこだわりの一品です。
仕込みに使われる水は、九州屈指の清流と言われている「番匠川(ばんじょうがわ)」のもので、素材への抜かりのないこだわりを持って製造されています。
砂糖不使用にも関わらず非常に濃厚な甘みが特徴で、癖のない味わいなので従来の甘酒が苦手という方にもおすすめできます。
レビューによると、価格の変動が激しく品切れとなることも多いようで、大量生産の難しい希少品であることが伺えます。
味わいへの評価も高く、「他のメーカーの甘酒は飲めなくなった」と称されるほどです。甘酒が苦手な方でも美味しく飲めるようです。
ぶんご銘醸 蔵のあまざけの詳細 | |
メーカー | ぶんご銘醸 |
内容量 | 900ml |
メーカー希望小売価格 | 741円(税込) |
国菊甘酒
こちらの甘酒は、米と米麹だけで製造されたこだわりの一品です。さらに、「冷やし甘酒」で美味しく飲めるので、夏用としてもピッタリです。
どちらかというと寒い日に飲むイメージのある甘酒ですが、こちらは氷を入れたり冷たい牛乳と割ってもとても美味しいです。もちろん、温めても良いので季節を選ばずご愛飲いただけるでしょう。
隠し味におろし生姜などを加えても、味が引き立ちます。レビューによると、その味わいにリピーターが続出しているようですが、入手困難なためタイミングによっては手に入らないこともあるようです。
篠崎 国菊甘酒の詳細 | |
メーカー | 篠崎 |
内容量 | 900ml |
メーカー希望小売価格 | 713円(税込) |
甘酒
こちらは、自動販売機などでも販売されているメジャー製品で、プルトップ缶なので気軽に飲める一品です。
実はこの甘酒は1969年に登場して以来、現在に至るまで全国で愛されているロングセラードリンクでもあります。
こちらは酒粕を使用しているのでやや癖のある味わいですが、そのぶん価格がリーズナブルで、供給も安定しているので定期購入しやすいでしょう。
レビューでも、毎日のように甘酒を飲まれる方から愛されているようで、サラサラとした質感が飲みやすいと好評です。
また、ココアに入れたり、すりおろした林檎を入れたりした「アレンジ甘酒」も好評です。
森永製菓 甘酒の詳細 | |
メーカー | 森永製菓 |
内容量 | 190ml×30本 |
メーカー希望小売価格 | 2,600円(税込) |
プラス糀 糀甘酒
ちゃあみーさんおすすめの甘酒は、レビューでも好評です。缶コーヒーのような感覚で気軽に飲めるにも関わらず、原材料は米と米麹、食塩のみというこだわりの製造で作られています。
さらに、缶自体は紙製なので廃棄も簡単です。「美味しい甘酒を気軽に飲む」には最適な一品と言えるでしょう。
レモン汁を混ぜてホットレモネードにしたり、手作りプリンに入れたりと、調味料のような使い方もできるという用途の広さも魅力です。
レビューによると、その味わいは濃厚というよりは「サッパリとした甘さ」で、風邪のときなどでも飲みやすいようです。
マルコメ 米糀からつくった糀甘酒の詳細 | |
メーカー | マルコメ |
内容量 | 125ml×18本 |
メーカー希望小売価格 | 2,700円(税込) |
冷やし甘酒
『森永製菓』の定番である甘酒ですが、こちらは「冷やし甘酒」として飲むことが前提に製造された暑い日にピッタリな製品です。
こちらは、酒粕や米麹の他にも砂糖や黒蜜が使用されていて、健康飲料というよりは「清涼飲料水」としてゴクゴク飲みやすいようになっています。
そのため、甘酒の美容・健康効果はやや薄まっているかもしれませんが、そのぶん甘酒が苦手な方でも飲みやすいでしょう。これ一本で水分・塩分・糖分をいっぺんに補給できるので、熱中症対策にも最適です。
冷たくして飲むことが前提となっているので、甘みはとても濃いめです。レビューでも氷や牛乳などで薄めて飲んでいる方も多く、やはり夏の定番として愛されているようです。
森永製菓 冷やし甘酒の詳細 | |
メーカー | 森永製菓 |
内容量 | 190ml×30本 |
メーカー希望小売価格 | 3,703円(税込) |
甘酒
こちらはコンビニなどでも手軽に買える日本酒として有名な「ワンカップ大関」の甘酒バージョンで、価格が非常にリーズナブルなのが魅力です。
こちらは酒蔵が製造した蔵元造りの一品です。しぼりたての上質な酒粕を使用しているので風味が強く、製造環境は衛生面に徹底的にこだわっているので安全性も信頼できます。
酒粕と砂糖の含有量が多いので、味わいはベーシックです。甘酒独特の風味が苦手な方には好まれないかもしれません。
レビューによると質感がドロっとしているようで賛否両論なところですが、飲みごたえがあって満腹感を与えてくれるので、ダイエットにも意外と向いています。
大関 甘酒 の詳細 | |
メーカー | 大関 |
内容量 | 190ml×30本 |
メーカー希望小売価格 | 3,549円(税込) |

甘酒
パックという変わった容器のこの甘酒は、「2倍濃縮」されたものなので、ドロっとした質感と濃厚な味わいが特徴です。
そのままでも飲めますが、水や牛乳などで希釈しても十分、甘酒の風味を感じられるでしょう。
米麹100%で製造され、添加物はもちろん砂糖や塩も一切不使用で作られた本格仕様で、甘酒の美容・健康作用も大いに期待できます。昔ながらの手作りなので、大量生産の難しい希少品でもあります。
レビューによると濃縮された風味を生かし、ヨーグルトにかけたり料理の調味料として使用されている方が多く、アレンジの幅が広いです。
信州一献 甘酒の詳細 | |
メーカー | 信州一献 |
内容量 | 500ml×6本 |
メーカー希望小売価格 | 4,212円(税込) |
森永のやさしい米麹甘酒
『森永製菓』の甘酒シリーズの中でもとりわけ製造にこだわった本格仕様の甘酒です。アルコール度は0%なのでお子様や妊婦の方でも問題なく飲めます。
森永製菓の甘酒は、手軽に飲めるぶん砂糖や酸味料が使用されているものが多いのですが、こちらは塩と米麹のみで作られています。手軽さはそのままで、甘酒の高い美容・健康作用が期待できます。
甘さ控えめですっきりとしていて飲みやすく、甘酒の風味が苦手な方でも飲みやすいでしょう。紙製の缶は電子レンジにも対応しているので、そのまま温められるのも嬉しいポイントです。
無添加の甘酒の中では非常に価格がリーズナブルなのも魅力で、レビューでもコストパフォーマンスの良さが称賛されています。
森永製菓 森永のやさしい米麹甘酒 の詳細 | |
メーカー | 森永製菓 |
内容量 | 125ml×30本 |
メーカー希望小売価格 | 3,623円(税込) |
甘酒
全国的に有名な酒造メーカーである『月桂冠』の贈る甘酒です。缶コーヒー感覚で気軽に飲めて、価格もリーズナブルなのが魅力です。
酒粕と砂糖を使用したベーシックな味わいで、粒々とした舌触りが特徴です。やや癖は感じられるかもしれませんが、生姜が配合されているので後味はスッキリとして比較的飲みやすいでしょう。
これ一本で2.8gの食物繊維が摂れるので、便秘改善効果も期待できるというのも嬉しいポイントです。
レビューによると、生姜の風味がしっかりと効いているようでピリッとしたアクセントとスッキリとした後味が好まれています。
月桂冠 甘酒の詳細 | |
メーカー | 月桂冠 |
内容量 | 190ml×30本 |
メーカー希望小売価格 | 3,305円(税込) |
麹だけでつくったあまさけ
見るからに本格仕様のこの甘酒は、有名な酒造メーカーである『八海山』の贈る一品です。やや割高ですが、その濃厚な味わいは折り紙付きです。
砂糖を一切使わず米麹の糖化のみで自然な甘みを実現しています。さらに酒造りの技術を生かした高精白のコメから作られた麹は、雑味の少ないスッキリとした味わいです。
高級感のある上品な甘みは他の製品では味わえません。レビューでも、控えめでスッキリとした甘みにリピーターが続出しているようです。
価格は高いですが、それでも定期的に購入して飲まれている方が数多くいらっしゃいます。
八海山 麹だけでつくったあまさけ の詳細 | |
メーカー | 八海山 |
内容量 | 825ml×3本 |
メーカー希望小売価格 | 3,569円(税込) |