ビジネスバッグおすすめ！プロの逸品＆予算別ブランド6選

『UNITED ARROWS green label relaxing（ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング）』は「結婚後、あまり経済的に余裕のない大人の男性でも手に取れる値段で」というコンセプトで作られたブランドです。手頃な値段で大人のファッションが手に入るため、とても人気があります。

写真は、green label relaxingで定番として活躍する、シンプルながら上品なデザインのビジネスバッグです。サイドまでジップを開くことが出来るので、荷物の出し入れしやすい点がポイントです。

大山旬さんのおすすめポイント

15,000円前後の価格帯ですと、オールレザーのものは予算的に買えませんが、部分的にレザーを使っているだけでも大人っぽい雰囲気が出ます。

ビジネスバッグを変えるだけでもスタイルがグッと今っぽくなります。

『UNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）』はビームスやシップスに並んで、日本のセレクトショップ御三家の１つです。社名は、毛利元就の「三本の矢」という言葉に由来しています。

元々「手頃でキャッチーなアイテム」にシフトしつつあったビームスから、重松理氏と30名ほどが、「本物」を扱うセレクトショップを求めて独立したのが始まりです。大人の男性が買い物をするのに安定感のあるお店といえます。ベーシックで絶対に外さないアイテムが揃っていますし、流行の取り入れ方も上手です。

こちらのビジネスバッグは「UNITED ARROWS」とバッグブランド「N.I.B（エヌアイビー）」のディレクター雪野雅彦氏とのコラボレーションで、名前に「YUKINO」と付いています。

装飾を省いたデザインと、すっきりしたシルエットで、スタイリッシュな印象があります。

大山旬さんのおすすめポイント

正統派のビジネスバッグは、意外と見つからないものです。レザーを使った高級品になると5万円を越えるものが多く、気軽に手が出しにくいかなと思います。

その点、『UNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）』は3万円代後半で、なかなか質の良いビジネスバッグを提供しています。表面の質感には細かな凹凸があり、シンプルなデサインによく馴染んでいます。

『BARNEYS NEW YORK（バーニーズ ニューヨーク）』は、1923年マンハッタンに設立されたブランドです。「特別な感じ」が得られるラグジュアリー感あるセレクトショップで、日本では12店舗を展開しています。

写真はオリジナルコレクションの中でも定番のトートバッグです。オールレザーならではの高級感を備え、肩掛けできるハンドルの長さにこだわっています。

サイドのスナップボタンを開ければ容量を大きくでき、底びょうつきで床置きもOKです。カジュアルやジャケット×パンツスタイルのコーディネートにも効果的で、ユニセックスで使えます。

大山旬さんのおすすめポイント

ビジカジ用のバッグとしておすすめなのが、レザー素材のトートバッグです。肩掛けができるのでカジュアル感が漂いますし、使い勝手もとても良いです。色は黒もいいですが、少しカジュアル感の漂うネイビーやダークブラウンもお薦めです。好みで決めていただいて構いません。

『BARNEYS NEW YORK（バーニーズ ニューヨーク）』は定番のブランドで、写真のようなレザートートバッグを展開しています。3万円くらいの価格ですが、とても上品に仕上がっているので重宝します。安くはありませんが、きれいめの私服と合わせても使えますので、1つ持っておくと便利でしょう。

『PELLE MORBIDA（ペッレ モルビダ）』は、日本生まれのブランドです。クリエイティブディレクターの干場義雅氏のもと、「クオリティ オブ ライフ」を求める成熟した大人向けに誕生しました。上品で良質な製品は、長く愛着を持って使っていただけるように厳選した素材を使用し、細部にまでこだわって作られています。

「Capitano（キャピターノ）」はペッレ モルビダを代表するブリーフケースです。船の最高責任者であるキャプテンをイメージし、主張しすぎず、柔らかいベーシックなフォルムと上質な革が特徴です。プリズムとよばれる牛革に水シボ柄の型押しを施した、傷が目立ちにくいレザーを使用し、輝く金具がアクセントになっています。 機能面・サイズバランス・縫製など、日本製であることの良さがしっかり現れています。

大山旬さんのおすすめポイント

『PELLE MORBIDA（ペッレ モルビダ）』は、優れたビジネスマンが愛用する国産ブランドです。5万円を越えるので少しハードルが高く感じるかもしれませんが、革の質感も素晴しいですし、持っているだけで重厚感が出ます。

職人さんが作っているので質は確かですし、ブランド名に引っ張られて値段が釣り上がることもありません。知る人ぞ知るブランドで、知らない人にも「なんか上品だな」と思わせられます。このクオリティはこの値段ではなかなかありません。リーズナブルかつ上質で、前に出すぎない、格好いいビジネスバッグです。

色は黒か焦げ茶、ネイビーを選択するとスーツスタイルに合わせやすいでしょう。

『Felisi（フェリージ）』は、イタリア北部の街フェラーラに立ち上げた革工房がルーツで、丁寧で上質な手作業の革製品として、世界中に愛用者がいます。多くの鞄製品に使われている生地はリモンタ社のナイロンで、プラダなど高級ブランドでも使用している高品質のものです。

カジュアルにもフォーマルにも合わせやすい上品なデザインと、多彩な色バリエーションも魅力です。

写真はフェリージの代名詞というべきロングセラーのビジネスバッグです。ナイロンならではの軽さに加え、底面から側面にかけて覆われたレザーによって、型崩れしない安定感があります。

大山旬さんのおすすめポイント

『Felisi（フェリージ）』はナイロンとレザーの組み合わせのバッグを作った老舗で、できるビジネスマンが持っていたいと思うブランドのひとつです。

似たようなバッグで、認知度ではオロビアンコの方がありますが、品質とブランド価値の高いフェリージのバッグがおすすめです。

アメリカ軍の軍用規格「ミル・スペック」という頑丈さにスタイリッシュなデザイン性を兼ね備えた『BRIEFING（ブリーフィング）』のバッグは、最近勢いがあります。ファッション性もありビジネスマンにも人気です。

シンプルなデザインの中に、ポケットが適所に配置されていて使い勝手がよいバッグです。

大山旬さんのおすすめポイント

どうしても大容量が必要で、レザー以外の物で探している場合は『BRIEFING（ブリーフィング）』のビジネスバッグをおすすめします。このようなナイロン系のバッグは、TUMIが有名なのですが、最近ではお洒落な人はこちらのブリーフィングを使う傾向にあります。

GINZA SIX・阪急・ユナイテッドアローズ・トゥモローランド等で取り扱いがありますので、ぜひ実物を見てください。