メンズ靴下おすすめ!プロの逸品
毎日のように履く靴下は、量販店の3足セットなどを購入する方も多いのではないでしょうか?「どうせ、見えないから」とか「どうせ、すぐにダメになってしまうから」などという理由で、あまりお金をかけないという方もいらっしゃるでしょう。
でも、靴下はあまりお金をかけなくても、質の良いものを揃えることが可能です。ちょっと投資するだけで、グッとおしゃれに魅せることができますよ。
そこでこの記事では、ファッションに関する著書を出版しメディアにも出演している、スタイリストの大山旬さんに、靴下の選び方やおすすめのブランドについてお聞きしました。足元まで光るおしゃれコーデの一助になれば幸いです。
なお、ここでは、私服の時に履くカジュアルな靴下に絞ってご紹介させていただきます。ビジネス用をお探しの場合には『ビジネスソックスおすすめ│プロが選ぶスーツに合うおしゃれ靴下4選』をご覧ください。
大山 旬(おおやま しゅん) のプロフィール
人気スタイリスト。日本最大級のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」主宰。これまでに著書は5冊出版。累計8万部を突破。読売新聞、朝日新聞、NHK、TBS、テレビ朝日、フジテレビなどメディア出演も多数。
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まずは、靴下の選び方についてです。
定番の色で、ちょっと良いものを選ぶ
靴下の価格には幅があります。3足セットで1,000円とか、セレクトショップのものだと1足3,000円のものも並んでいます。
チープなものは、やはりチープに見えます。ですから、靴下をおしゃれなアイテムとして捉えるならば、 “それなりのもの” を揃えたほうが良いでしょう。
ずばり、1足1,000円~1,500円くらいが適正価格といえるでしょう。少し良いものを選ぶだけで、生地にも適度な厚みが出るし、履き心地が良くなります。
そして色は、「黒・ネイビー・グレー」を選ぶようにしてください。この3色から選べば、どのようなボトムスにも合いますし、どのようなファッションにも馴染みます。
この3色以外だと、スタイリングしにくくなります。わざわざ、難易度を高くする必要はないので、基本の色の中から選ぶようにしましょう。
サンダルとは合わせない
巷では、サンダルに靴下を履く、という組合せが流行しています。ただし、これは若い人の流行りです。ちょっと間違えると、おじさんっぽく見えてしまう、おしゃれ上級者向けのテクニックです。
30歳以上の男性は、靴下で個性を主張するよりも、シンプルで品のある雰囲気を作った方が、センスが良く見えるます。
わざわざチャレンジする必要はないでしょう。
おすすめの靴下ブランド「Tabio(タビオ)」
画像:amazom.co.jp
2018年2月現在、海外も含めて64店舗展開されている『Tabio(タビオ)』は、「Made in Japan」にこだわって作られています。「手作り感覚」であることと「五感で感じるものづくり」を念頭に、新たな靴下を創造し、進化させ続けているブランドです。
脇役になることが多い靴下に対しスポットを当てて、真摯に、ひた向きに、そして誇りと情熱を持って研究されています。
そんな靴下たちは、一度履いたらやみつきになると評判で、これまでの「靴下といえば消耗品」という固定概念を打ち破ってくれる逸品です。
良く伸びてぴったりフィットする
あなたにも、「靴下がずれてきた」なんて経験はありませんか?量販店で買った靴下だと、何度か履くうちにヨレヨレになって、違和感を感じることがあるでしょう。
でもタビオの靴下は、まるでオーダーメイドのようにぴったりフィットする靴下です。たっぷりと糸を使って贅沢に編まれています。
画像:tabio.com
写真の靴下を見比べてみてください。同じサイズの靴下でも、タビオの靴下は少しコンパクトに見えるのがわかりますか?
タビオの靴下は、伸縮性に優れた「天然ゴム」の糸を使用しています。一般的なポリウレタン素材のゴムに比べて、高価で劣化しやすいのは否めないですが、伸び感が柔らかく、ソフトで優しい履き心地を実現することができます。
この伸縮性のある糸を使うと、置いた場合には縮もうとするチカラが働くため、写真のように少し小さく見えるようになるのです。
そしてこの伸縮性が、ズレにくくピッタリとフィットする靴下の秘密です。
実際に片方ずつ履いて比べた写真がこちらです。
画像:tabio.com
よく伸びるため、指の付け根あたりから、足指全体を包み込んでくれているのがわかります。一見、違いがないように見えても、伸び具合にはこれだけの差があります。
画像:tabio.com
続いてかかと部分を比べてみましょう。こちらも、一般的な靴下に比べてよく伸びています。つま先部分同様、かかとをすっぽりと包み込んでくれるのが想像できますね。
良く伸びるのにはもうひとつ秘密があります。それが「ゴアライン」です。
ゴアラインが長いので伸びやすくなる
画像:tabio.com
かかとやつま先には、「ゴアライン」というものがあります。ゴアラインとは、つま先部分には指先に沿って、かかと部分には斜めに入っている編目のことをいいます。このゴアラインは、立体的に編むために必要な部分で、どんな靴下にもあるものです。
このゴアラインを作るためには、回転している編み機を逆回転させる必要があります。もちろん、その分生産性がおちてしまうため、量産品の靴下では、あまり多くのゴアラインを入れることができません。
でも、そこは履き心地重視のタビオです!ゴアラインをたっぷりを入れて、フィット感の効果を最大化しています。
「なんとなくキツイな」ということもなく、「なんかズレてくるな」ということもなく、手作り感のぬくもりが感じられるのは、細部にまで配慮された縫製があるからだったのです。
大山旬さんおすすめのTabioの靴下

メンズ Tシャツボーダーソックス
スタンダードなTシャツ風のボーダーは、鉄板のデザインです。季節を問わず、カジュアルにもきれいめスタイルにも合わせられます。
臭いを抑えるデオドラント機能も備えており、リピーターや色違いを揃える方もいるほどで、タビオの人気商品です。
大山旬さんレビュー

特に、黒や濃紺など濃い目の色がベースになった赤ラインのボーダーは、合わせやすいですし、程よく目立ちますよ。
メンズ Tシャツボーダーソックス | |
サイズ | 2サイズ(25.0~27.0cm、27.0~29.0cm) |
素材 | 綿、アクリル、ポリエステル、ポリウレタン |
メーカー希望小売価格 | 864円(税込) |

メンズ 3×1リブベタショートソックス
スニーカーとの相性が良いショートソックスは、カジュアルなスタイルにおすすめです。特に、写真のようなMIXカラーの場合には、よりカジュアルな雰囲気になります。
口ゴムが適度なゆるさで、「履いていて跡がつきにくい」と口コミでも好評です。
タビオの「手作り感のある履きやすさ」を存分に味わえる一足です。
大山旬さんレビュー

写真のような靴下が一足あると、何かと重宝しますよ。
少し厚めの生地のものを選べば、真冬の寒さ対策にもなりますね。
メンズ 3×1リブベタショートソックス | |
サイズ | 2サイズ(25.0~27.0cm、27.0~29.0cm) |
素材 | 綿、アクリル、ナイロン、ポリウレタン |
メーカー希望小売価格 | 864円(税込) |
まとめ
靴下は、それほど投資をしなくても、十分に “良いもの” を揃えることができます。量販店価格のものから、数百円良いものに変えるだけで、足元も抜かりなくおしゃれを楽しむことができるのです。
カジュアルなソックスは、派手色で遊びたくなるのもわかりますが、あまり個性を主張しすぎない方が良いです。色は、基本の3色の中から選ぶようにしましょう。そうすると、どんな色にも馴染むので、数枚あれば事足りるようになります。もしろ経済的ですね。
このように、名脇役の靴下にも少しこだわってみてください。少し変えるだけで、一気に「ファッショニスタ」に近づきますよ。