安い登山靴おすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選

登山をするときに必要なものといえば、とにかく登山靴です。

足を保護するという最も重要な役目を持ち、3,000円台のものから10万円を超すようなものまで千差万別です。

登山入門者からすると、なぜ何万円もするのか、どのように登山靴を選べば良いのか、少しわかりにくいかもしれません。

そこで今回は、日本ノルディック協会公認インストラクターの資格も持つ登山ガイド、平川 陽一郎さんにおすすめの登山靴をお聞きしました。

その他にも、IPPING編集部でまとめた登山靴の選び方や、おすすめの安い登山靴をご紹介します。

最終更新日:2019年7月27日
平川陽一郎

平川陽一郎 のプロフィール

日本山岳ガイド協会 認定登山ガイドII、マウンテンガイド協会会長。学生時代から登山を学び、チベットやカラコルムヒマラヤの山々に登る。登山ガイドの他、登山用具の企画開発など幅広く活躍中。WEB『マウンテンガイド協会

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1.登山ガイドおすすめの安い登山靴

まずはじめに、平川陽一郎さんおすすめの登山靴からご紹介します。

画像:amazon.co.jp
プロの
おすすめ
SCARPA

ZG トレックGTX

参考価格価格27,000円(税込)

1938年創業のイタリアのメーカー『スカルパ』が製造する登山靴。ソールが硬めなので岩稜帯でも使用でき、3シーズンにも対応。トレッキング全般に幅広く使えるモデルです。

最大の特徴は丹念に研究されたその形状。ほぼ万人の足にフィットし、ストレスフリーな登山を実現することで人気を博しています。

優れたクッション性が長距離の歩行への対応を、しっかりした靴底が足入れの良さを実現する登山靴です。

平川 陽一郎さんレビュー

平川陽一郎
靴の用途はわかりやすく、価格帯で決まります。

一般的に2万円以下が日帰り、4万円以内が1~2泊用、それ以上は長期縦走やクライミングなどに向いています。『ZG トレックGTX』は価格帯的にちょうど日帰りから1~2泊で使えるものです。

靴の特徴はメーカーの国によっても変わってきます。

アメリカはトレッキング向け、日本は登山向け。ラテン系メーカーの『スカルパ』の靴は、底回りがしっかりしていながら足首回りが柔らかい。

こうした特徴は行き先の違いに繋がります。

ZG トレックGTX の詳細
メーカーSCARPA
片足の重量625g
ゴアテックス
参考価格27,000円(税込)

2.登山靴が必要な理由

当然のことですが、登山には登山靴が必要です。登山において最も重要と言っても過言ではありません。

その理由は「足を守るため」。具体的にはどんなことなのか、次からわかりやすく説明していきます。

足首の保護

スニーカーと登山靴を比べると、パッと目につく違いは足首の長さではないでしょうか?

スニーカーはくるぶしが出るタイプのものが多いですが、登山靴はタイプごとの違いはあれどしっかりと包んでいるものが多いです。

この足首のカバーにより、登山靴は捻挫の可能性を減らしてくれています。

荒れた山道では足を踏み外す危険性があるので、捻挫しないように対策をしておかなければなりません。

つま先の保護

下山の際には、当然ながら下に向かって歩いていきます。この時下方向に荷重がかかるため、通常、つま先はどんどん靴の先に進んでいくことになります。

つま先が靴の先まで到達したまま下山を続けていくと、靴につま先が当たり続け、痛むことになりがちです。

登山靴は、スニーカーと違い足をしっかりと固定します。

合った登山靴を選び、正しい履き方さえしていれば、どれだけ下方向に荷重をかけようともつま先が靴に当たることはありません。

足の痛みは登山そのものやその翌日以降に強く影響します。

疲労を溜めにくい

アイテムによって異なりますが、登山靴はスニーカーよりもソールが硬いものが多いです。

ソールが硬いと曲がらないので歩きにくさを感じるかもしれませんが、足を曲げない分疲労を溜めにくいという効果があります。

一方のスニーカーでは、ソールが柔らかい分、登山者はいちいち足の裏で山道を踏みしめなくてはなりません。

山道は硬い場所も柔らかい場所もあるので、普段よりも足の裏を使うことになり、疲れが溜まりやすくなってしまうのです。

他にも、登山靴はスニーカーにはない防水性や防滑性を備えています。

突然の雨に降られて足を滑らせてしまった、なんてことが起きたら大変な事故につながりかねません。

楽しい登山のためにも、重要な身の安全のためにも、スニーカーではなく登山靴を選ぶようにしましょう。

3.登山靴の選び方

登山靴とひとくちに言ってもいくつか種類があります。登山の目的に合わせて自分に合ったものを選ぶのが重要です。以下の順番で選んでいきましょう。

1.登山靴の種類を選ぶ

登山靴には大きく分けて3つの種類があります。

初めて登山靴を購入する場合は、ハイカットかミドルカットを購入する場合が多いでしょう。次から詳しいご説明していきます。

ハイカット

画像:amazon.co.jp

登山靴の中でも最もしっかりと足首を固定するタイプです。

足の防御力が最も高い分、急斜面や岩場が多い山など、難しい登山で安定した歩きを実現してくれます。

ミドルカット

画像:amazon.co.jp

くるぶしあたりまでをしっかりと固定してくれる登山靴です。

モデルにもよりますが日帰りや1~2泊向けの製品が多く、様々な目的の登山に使えるため、登山入門者が購入することが多いタイプです。

ローカット

画像:amazon.co.jp

スニーカーと似ているのがローカットタイプ。

足の固定はあまりされず、ソールも柔らかいので、長時間、あるいはハードな登山には不向きです。

ただしその分動きやすいため、キャンプなどのアウトドアには向いています。街で使用したくなるような性能・デザインのものが多いのも特徴です。

2.普段より少し大きいサイズを選ぶ

登山靴は、普段よりも少し大きいサイズのものを選びましょう。理由は二つです。

一つは登山時には厚手の靴下を履くため。

厚手の靴下はクッションの役目を果たしてくれるので、足の疲労感を軽減してくれます。登山用の靴下が販売されているので、なるべく登山靴と合わせて購入するようにしましょう。

もう一つは足の保護のため。

靴先に当たりがちなつま先のスペースを確保するために、厚手の靴下を履いた上で1~1.5センチメートルほど余裕があるものが良いと言われています。

参考:rakuten.ne.jp

3.自分の足にフィットするものを選ぶ

登山靴を選ぶ上で最も大切なのが自分の足に合うかどうかです。

合わないものを長時間履いてしまうと、余計な疲労感を生んだり、足の怪我につながります。しっかりフィットするものを探すことこそ、登山靴選びにおいて最も重要な要素です。

一般に日本人の足は高くて広い「甲高・幅広」と言われ、日本の登山靴メーカーは日本人の足に合うように設計している場合が多いです。

逆に欧米人の足は幅が狭いとされ、海外のメーカーの登山靴を選ぶと足に合わないというケースも見受けられます。

ただし、このような足の形もあくまで「一般的に」そうと言われているだけです。

日本人であっても「甲高・幅広」の登山靴が合わず、海外のメーカーの登山靴が良いと思う場合も存在します。自分の足にしっかりとフィットし、固定できる登山靴を選ぶのが重要です。

なお、ちょっとした調整として登山靴にインソールを入れることもできます。

絶対に必要ということはありませんが、インソールを入れたほうがフィットする場合も多いので、一度試してみることをおすすめします。

4.必ず試着をする

登山靴は「足を固定することで保護する」目的があり、そのためには「自分の足に合っているかどうか」が重要であるとお話ししました。

こうした要素を確かめるのであれば、やはり試着は欠かすことができません。

怪我を未然に防ぐためにも、登山靴は買う前にぜひ一度履いてみましょう。

試着の際には、気を付けたいことが何点かあります。

履いた上で、手の指が入るかどうかを大きさの目安にする

登山用の厚手の靴下を履いた上で登山靴を試着したら、靴ひもを結ぶ前に、まずはつま先が靴の先にあたるまで前に押し込みます。

その状態で、以下の図のようにかかとに手の人差し指を入れてみましょう。

参考:rakuten.ne.jp

もしも問題なく指が入ったなら、足よりも1~1.5センチメートルほど大きい証拠ですので、ちょうど良いサイズであることの目安になります。

実際に靴ひもを結ぶときには、つま先ではなくかかと側を靴に当てた状態で結びましょう。

つま先側にスペースを開けるため、そしてかかと側に合わせたほうがしっかりと靴と足が固定されるためです。

靴ひもを結んだら、圧迫感がないか確かめる

登山靴の形状によっては、履いた時点で足の甲が圧迫され、鈍い痛みを感じることがあります。

これを「少し圧迫されるけど別に大丈夫」と思うのは禁物。長時間履き続けることを考えると、少々の違和感も見過ごせないのです。

「圧迫されているほうがしっかりと固定されているのではないか」と思うかもしれません。

確かに登山靴においては足を固定することが大事ですが、固定は主に足首で行いますので、甲に痛みを感じるほどの圧迫感があっても良いことはありません。

歩いて確かめることも忘れずに!

ちゃんと一本分の指が入ったし、圧迫感もない。デザインも良いし、これに決めよう! ……とレジに行くのは早計。

両足とも履いたら、次は歩いてみましょう。

アウトドア用品店では試着して何分か歩き回る光景は珍しくありません。なるべく実際に使用する時に近い状況で試してみて、違和感がないことをしっかりと確認します。

この時、傾斜のある台の上を歩かせてくれることがあります。これは山に近い状況での確認のためです。

特に降りる時の確認は入念に行いましょう。上手く固定されていると思っても、坂道を下るとずれていくことがあります。その時は登山靴が足の形状に合っていないのかもしれません。

大きいサイズのものを選び、フィットしていること、実際に歩いて問題がないことをひとつひとつ確認する、これこそ「自分に合った」登山靴の選び方です。

5.その他の機能

登山靴は雨の中でも使用することを想定して作られているので、防水加工がされているものは多いです。

その中でもゴアテックス素材が使われた登山靴の性能は群を抜いています。

厳しい審査をくぐりぬけて『GORE-TEX』の黒いタグをつけた製品は、水を侵入させないばかりか、内部の水分を発散させます。高温湿潤な環境でも、雨を弾き、靴の中の汗を蒸発させ、快適な状態での登山を約束してくれるのです。

あくまで自分の足に合っているかどうかを優先するべきですが、ゴアテックス素材を用いた登山靴は他のものより高性能と考えてもらって構いません。

4.安い登山靴人気ランキング10選

それでは、IPPING編集部がまとめた安い登山靴の人気ランキング10選を紹介します。

5,000円以下のものから15,000円前後のアイテムが中心となっていますので、登山靴選びに役立ててもらえたら幸いです。

画像:amazon.co.jp
1位
caravan

キャラバン C1_02S

参考価格15,550円(税込)

「キャラバンシューズ」ブランドの代表モデル『C1_02S』。

初めても違和感なく履けることから、登山入門者に圧倒的な人気を誇ります。

柔らかい履き口やインソールなど、入門者が使いやすいよう設計されており、「登山靴を始めて買う時に迷ったらこれ」と言えるような万能シューズです。

ゴアテックス素材を使用しており、三日間雨の中を歩いても濡れないほど、防水性能も万全です。

以下の動画でレビューされています。

キャラバン C1_02S の詳細
メーカーcaravan
片足の重量記載なし
ゴアテックス
参考価格15,550円(税込)
画像:amazon.co.jp
2位
アルバートル

トレッキングシューズ

参考価格4,750円(税込)

日本人の足は厚みがあり幅が広い、「甲高・幅広」が多いと言われています。

海外のメーカーの登山靴を履くと、日本人の足の形に合っていないことがあるのですが、こちらは日本人向けに作られた安心仕様。

多くの人に合う設計により、登山靴に重要なフィット感を実現した高性能アイテムです。

5,000円以下という価格も魅力ですね。

トレッキングシューズ の詳細
メーカーアルバートル
片足の重量390g
ゴアテックス
参考価格4,750円(税込)
画像:amazon.co.jp
3位
LoZoDo

アウトドアシューズ

参考価格3,580円(税込)

「低価格なのに多機能」、この登山靴を一言で表現するとそんなキャッチコピーがピッタリです。

その理由は、防水、防滑、衝撃吸収といった山道から足を守る機能に加え、通気性を確保した構造で、登山だけではなくいろいろなアウトドアシーンで活躍してくれるから。

足首をしっかりと固定するタイプではないため、本格的かつ長時間の登山で使用すると疲れを感じるかもしれません。

価格面を考慮すれば、入門としてはピッタリではないでしょうか。

アウトドアシューズ の詳細
メーカーLoZoDo
片足の重量962g
ゴアテックス
参考価格3,580円(税込)
画像:amazon.co.jp
4位
NAUVENO

トレッキングシューズ

参考価格3,490円(税込)

シューズの内部に保温用のボアを採用していることが特徴です。高い場所へ登るにつれ寒くなりがちなので、季節によっては非常に心強い味方になるでしょう。

スノーブーツとしても使えるものの、「暖かいというよりも冷たくない」と評されるその保温性は、過剰に足を暖めないことから冬以外のシーズンでも活躍します。

男女兼用のファッション性の高いデザインも相まって人気のアイテムです。

トレッキングシューズ の詳細
メーカーNAUVENO
片足の重量599g
ゴアテックス
参考価格3,490円(税込)
画像:amazon.co.jp
5位
XIANGGUAN

トレッキングシューズ

参考価格8,978円(税込)

一足でいろいろなシチュエーションに対応できる登山靴です。

ゴアテックス素材こそ使用していないものの、靴の内部に防水ソックスを採用することで、雨水に4時間曝しても水の侵入を防ぐほどの防水性能を持っています。もちろん、基本的な防滑性も備えています。

日本人の足に合わせた甲高・幅広の設計もポイントです。

様々な地形の複雑な環境でも心配ないような、高いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

トレッキングシューズ の詳細
メーカーXIANGGUAN
片足の重量記載なし
ゴアテックス
参考価格8,978円(税込)
画像:amazon.co.jp
6位
Ashion

ハイキングシューズ

参考価格3,400円(税込)

足首、足の甲、足の指など、ぶつかりやすい部分にはゴムシートによる補助を用いて快適性の向上を図っています。ソールも硬い素材を使用しているので、総じて疲労感を感じさせにくい設計になっています。

また、ゴアテックス素材を使用して防水性能を高めていることも特徴です。3,000円台にしてゴアテックス素材を使用している登山靴は非常に珍しいです。

ハイキングシューズ の詳細
メーカーAshion
片足の重量848g
ゴアテックス
参考価格3,400円(税込)
画像:amazon.co.jp
7位
メレル

モアブ2 ミッドゴアテックス

参考価格15,800円(税込)

「モアブ」は「トレッキングからタウンユーズまで幅広いシーンで活躍するマルチスポーツシューズ」をコンセプトとしたシリーズ商品です。

その名の通りゴアテックス素材を使用し高い防水性・透湿性を持つほか、抗菌素材により靴の匂いを防ぐ機能も。歩行の衝撃を吸収する独自の技術も投入されており、長時間の歩行にも強い一品です。

モアブ2 ミッドゴアテックス の詳細
メーカーメレル
片足の重量470g
ゴアテックス
参考価格15,800円(税込)
画像:amazon.co.jp
8位
マムート

T Aenergy High GTX Men

参考価格15,733円(税込)

1862年にスイスで誕生したメーカー『マムート』が販売する高性能登山靴です。

かかとのサポートが強化された構造と、低減されたソールの重量から、履き心地が良いという評価を獲得しています。登山において疲労を溜めさせないフィット感の良さは何より重要です。

靴そのものの重量も軽く、ゴアテックスにより防水性能も高いことから、多くの人に使いやすいアイテムです。

T Aenergy High GTX Men の詳細
メーカーマムート
片足の重量601g
ゴアテックス
参考価格15,733円(税込)
画像:amazon.co.jp
9位
サロモン

X ULTRA 3 WIDE MID GTX

参考価格17,820円(税込)

日本人の足に合う甲高・幅広の構造に加え、様々な機能が搭載されています。

メーカー『サロモン』独自の技術として、防滑性に加えて軽量化と耐久性を兼ね備えたソールグリップ、フィット感に配慮された構造、通気性や抗菌性に優れた特殊なインソールを採用しています。

抜群の軽さも特徴で、長時間の使用にも強い登山靴です。

X ULTRA 3 WIDE MID GTX の詳細
メーカーサロモン
片足の重量450g
ゴアテックス
参考価格17,820円(税込)
画像:amazon.co.jp
10位
OBOZ

TRAVERSE MID

参考価格15,550円(税込)

「登山靴の履き方が意外と難しい」という人でも簡単にしっかり履けるのがこの『TRAVERSE MID』。紐を引くだけで簡単に足を固定するBフィットシステムを搭載しています。

もちろん登山靴の履き方は難しいものではありませんが、慣れた後でも多少の手順を踏む必要があるので、少しでも手間を省けるのはありがたい機能です。

防水性、フィット感も高評価の一品です。

TRAVERSE MID の詳細
メーカーOBOZ
片足の重量670g
ゴアテックス
参考価格15,550円(税込)

登山靴の売れ筋ランキングはこちら

ご参考までに、登山靴の売れ筋ランキングは、それぞれのサイトの以下のページからご確認ください。

Amazonの登山靴売れ筋ランキング楽天の登山靴売れ筋ランキングYahoo!ショッピングの登山靴売れ筋ランキング

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