チェスターコートおすすめ！プロの逸品＆オシャレコーデ

チェスターコートは、ジャケットの着丈をそのまま長くしたようなデザインが特徴です。安いものも売っていますが、なかなか頻繁に買い替えるアイテムでもないので、しっかりとしたものを１着揃えておきましょう。

まず選ぶべき色は、ネイビーかグレーです。特にネイビーは使い勝手がいいのでおすすめです。まずはオーソドックスに着回せる色をそろえましょう。そして上級者にはキャメル（濃い目のベージュ）をおすすめします。アウターは面積が大きく、目立つので濃い色の方が使いやすいです。

『UNIQLO（ユニクロ）』はコスパ重視ですのでクオリティが高いとは言えませんが、それでも最近はなかなかよくできた商品も増えてきています。予算があまりない場合は、ユニクロのネイビーのチェスターコートがおすすめです。

もう少し投資できる方は、セレクトショップでの購入をおすすめします。35,000円以上のものが買えると、結構長持ちしますよ。

さらに予算をかけてもいいという方は、『LARDINI（ラルディーニ）』がおすすめです。イタリアのジャケット専門ブランドで、非常に質がよく、なおかつベーシックなデザインで完成されています。僕も5年くらい着ています。少し奮発して、長く使えるコートを選んでみてください。

チェスターコートは、「いかに着崩すか」が大事なアイテムです。

チェスターコートを普段のスタイルに取り入れたい場合、フォーマル感とカジュアル感のバランスが重要になってきます。こういったビジネスライクな雰囲気のアウターには、カジュアル感の漂うアイテムを合わせるといいでしょう。

ジーンズはチェスターコートに一番合うと思います。ブルージーンズがキザっぽくなくていいですね。ホワイトジーンズは、例えばカーキのジャケットなど、武骨なアイテムに清潔感を出すために使ったりすると上手くいきます。秋冬シーズンは服装の雰囲気が暗くなりがちですので、明るさを足すという意味で取り入れるのはとてもいいと思います。

靴は革靴よりも、スニーカーを使ってカジュアル感を出していきましょう。このくらいまで下半身をカジュアルに落とし込んではじめて、チェスターコート特有のクラシックな雰囲気にカジュアル感が芽生えます。

インナーは、少し厚手のニットがおすすめです。色はネイビー、グレーのような濃い色でもOKですし、逆に白ニットもとてもよく合います。チェスターコート（グリーン）×白の丸首ニット×ブラックジーンズなど、良さそうですね。

ここで白シャツなどを合わせてしまうと、ビジネスモードに偏りすぎてしまうので注意してください。ただ、シャツの中でも「デニムウェスタンシャツ」を外出しで着るというのはおすすめです。

デニムはひと際カジュアル度の高いアイテムですから、ビジネス感を和らげるのにはもってこいですね。

チェスターコートを着ると、胸元が空くと思います。真冬にこれは寒いので、マフラー（もしくはストール）を使うのがおすすめです。機能性はもとより、コーディネートの意味でも首元のアクセントになりますし、全体のバランスも取れます。

ちなみにマフラーもあまり安いものを巻いてしまうと台無しですので、15,000円くらいのものを目安に選ぶと失敗しないと思います。柄物ではなく、できれば無地がおすすめです。

以下の動画も参考にして、巻いてみてください。