インクラインベンチおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選

自宅で本格的なトレーニングをするのに欠かせない“インクラインベンチ”。

フラットベンチと違い、背もたれの角度調整ができるため、鍛えたい部位にピンポイントでアプローチすることができます。

また、傾いた状態でのトレーニングは体幹やインナーマッスルの強化に最適。

普段のトレーニングだけでは物足りないという時に、インクラインベンチが1台あれば、日常生活の動きだけでは鍛えることが難しい部位をしっかり鍛えることができるでしょう。

そこで今回は、パーソナルトレーナーとしてご活躍中の牧野仁さんに、おすすめのインクラインベンチについてお話を伺いました。

後半ではIPPING編集部が調査した選び方と、口コミで人気の製品をランキング形式でご紹介します。

最終更新日:2021年3月18日
牧野仁

牧野仁 のプロフィール

NHK BS『ラン×スマ』にマラソン完走請負人として出演。NTT健康保険組合健康セミナー講師など、パーソナルトレーナーとしても活躍。Japanマラソンクラブ代表。著書『目からウロコのマラソン完走新常識』ほか。WEB『ビギナーランニングマガジン』

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1.パーソナルトレーナーおすすめのインクラインベンチ

まずはじめに、牧野仁さんおすすめのインクラインベンチを2点ご紹介します。

画像:amazon.co.jp
プロの
おすすめ
リーディングエッジ

マルチポジションフラットベンチ

参考価格11,800円(税込)

耐荷重量は300kg、体格が大きく、ダンベルトレーニングを行う方に最適。背面は6段階、座面は3段階の角度調整が可能です。

さらに、独自の3点支持構造を採用しているため、フラット時のシートの沈み込みを防いでくれます。

これにより、重量のあるダンベルトレーニングの際にしっかりと背中を支えることができるので、バーベルプレスやダンベルフライなど幅広いトレーニングに対応できるのも魅力。

また、直角角度をなくすことで、座面と背面シートの間にできる隙間が狭くなり、よりトレーニングに集中できる設計になっています。

さらにデクライン対応で、マイナス角度の調整も可能になっています。

牧野仁さんレビュー

牧野仁
耐久性が高く、角度を細かく調整できるインクラインベンチです。

インクラインベンチは大胸筋を鍛えたり、三角筋を鍛える場合、ベンチの角度を変える必要があります。

角度調整可能なタイプを選びましょう。

マルチポジションフラットベンチの詳細
メーカーリーディングエッジ
耐荷重量300kg
参考価格11,800円(税込)
画像:amazon.co.jp
プロの
おすすめ
MOJEER

マルチシットアップベンチ

参考価格6,799円(税込)

7段階の角度調節により、インクライン系のトレーニングをはじめ、各種上半身のトレーニングが可能です。

耐荷重量は、ダンベルやバーベルを使った高重量トレーニングに対応できる300kgなので、転倒などによる怪我の心配がなく安心です。

シンプルにボタン一つで角度調節ができるため、トレーニング初心者やインクラインベンチをはじめて使う方に最適。

また、折りたたんで収納できるので場所を取らず、家庭トレーニング用としておすすめです。

牧野仁さんレビュー

牧野仁
様々なエクササイズが体験できるインクラインベンチです。
マルチシットアップベンチの詳細
メーカーMOJEER
耐荷重量300kg
参考価格6,799円(税込)

2.インクラインベンチの選び方

インクラインベンチを選ぶときは、ケガや故障などのトラブルを起こさないようにするために、安全性が確かなものを購入するようにしましょう。

また、機能性が高く、持ち運びが可能なタイプなど利便性に優れているものがおすすめです。

それでは、インクラインベンチを選ぶときの大事なポイント5つをご紹介します。

耐荷重量で選ぶ

インクラインベンチを選ぶときに、一番大切なのは耐荷重量です。

耐荷重量とは、その製品がどれだけの荷重に耐えられるかを示すもの。

自分の体重やトレーニング時に使用する器具などの重さを含めた上で、安全に使用できるものでなければなりません。

耐荷重量をオーバーするような不安定な状態でトレーニングを行うと、怪我をする危険性が高くなるので必ず確認しておきましょう。

軽度のトレーニングなら耐荷重量は200kgほどあれば十分ですが、体格が大きい方や、バーベルやダンベルを使ってトレーニングを行う場合は300kgあると安心です。

また、使用する器具やトレーニングの内容、体の状態によって使用状況が変動するため、少し余裕があるくらいがベターといえます。

自重トレーニングのみの場合であっても、耐荷重量は最低150kg以上のものを選ぶようにしましょう。

牧野仁さんコメント

牧野仁
軽いほうが持ち運びには便利ですが、本格的にトレーニングをするならある程度の重量がないと耐久性に欠けます。

ウェイトトレーニングも視野に入れているなら、ベンチの重さもあわせてチェックしましょう。

調整できる角度をチェック

インクラインベンチを選ぶ時のポイントとして、角度調節がどれくらい可能かもチェックしておく必要があります。

トレーニングの種目によって必要な角度が違いますが、より多くの種目に対応できるものがおすすめです。

特にインクライン系のトレーニングを効果的に行うためには、角度がとても重要。

適切な角度はインクラインダンベルベンチプレスで30~45度、インクラインダンベルカールで45度ほど。角度調整が60度前後可能なタイプであればまず問題ないでしょう。

ただし、三角筋や上腕三頭筋など上半身のトレーニングをあわせて行う場合は、80~90度のほぼ直角までシート調節が可能なタイプを購入しておくと便利です。

また、デクラインに対応しているベンチであればマイナス角度の調整が可能です。デクライン系のトレーニングを行う方はこちらもチェックしておきましょう。

牧野仁さんコメント

牧野仁
フラットな状態から90度まで角度を変える段階で、細かく角度がセットできるものがおすすめです。

トレーニングの幅も広がりますので、忘れずにチェックしましょう。

折りたたみ式のもの選ぶ

インクラインベンチの中には、「フォールディングインクラインベンチ」と呼ばれる折り畳みが可能なタイプがあります。

自宅でのトレーニングの場合は、出しっぱなしにしておくと邪魔になりますよね。

折り畳みができるフォールディングインクラインベンチなら、使用しないときはスッキリと収納しておけるため非常に便利です。

トレーニングスペースを十分に確保できない、使用中以外は収納しておきたい、そういった方は折りたたみができるフォールディングインクラインベンチを選びましょう。

牧野仁さんコメント

牧野仁
自宅で行うトレーニングでベンチを使用する場合、トレーニング時以外はどうしても邪魔になってしまいます。

折りたたみ式であれば省スペースで収納できますから、トレーニング後も快適に過ごすことができますうよ。

マットの柔らかさをチェック

インクラインベンチのマットは、固すぎず、柔らかすぎない使用感のものがおすすめです。

マットが固すぎるとトレーニング時に体が痛くなってしまい、逆に柔らかすぎても、フォームが崩れたり、シートが沈み込んでトレーニングの安定性が失われてしまう原因に。

程よくクッション性が確保できているものを選びましょう。

牧野仁さんコメント

牧野仁
マットが硬いと背中が痛いため、マットはある程度柔らかい方が良いですよ。

予算に合わせて選ぶ

自宅トレーニング用としてインクラインベンチを購入するときは、予算をある程度決めてから選ぶことが大切です。

価格はメーカーや種類によって様々ですが、家庭用として使うなら2万円代のものでも十分です。

特に自重トレーニングや低重量でのトレーニングを行う場合は、2万円以下のインクラインベンチでも問題なく使用できます。

一方でダンベルを使った高重量のトレーニングや、より本格的な肉体改造を目的とする方は、耐荷重量や機能性が高いものがおすすめ。

耐荷重量が300kg以上で、高性能なモデルなら4万円以上はすると考えておきましょう。

さらに高価なジムで使用するようなインクラインベンチは、家庭用や個人で使うにはまず必要ありません。

3.インクラインベンチの人気ランキング10選

ここからは、口コミで人気のインクラインベンチをランキング形式でご紹介します。

画像:amazon.co.jp
1位
リーディングエッジ

マルチポジションフラットベンチ

参考価格11,800円(税込)

現役プロトレーナーが監修したデクライン対応のインクラインベンチ。

無駄な角度設定を徹底的に排除し、最適な角度でより効率的に筋肉を鍛えることができます。

バックシートは70度までの6段階調節対応で、上半身への効果的なアプローチが可能。

さらにマイナス角度は12度まで調節できるため、普段のトレーニングだけでは鍛えにくい部位のトレーニングがしっかりできるのも魅力です。

マルチポジションフラットベンチ の詳細
メーカーリーディングエッジ
耐荷重量300kg
参考価格11,800円(税込)
画像:amazon.co.jp
2位
KAPEO

トレーニングベンチ

参考価格6,999円(税込)

耐荷重量300kg、止め金を好きな位置で固定するだけのシンプル設計で、5段階の角度調節が可能です。

トレーニングチューブは取り外しができ、バーを使えば腕立て伏せなどのトレーニングができるため、機能性が高くあらゆるトレーニングに対応できます。

使い方や収納法が簡単で、インクラインベンチをはじめて利用する方にも最適。

ジムに行かなくても、これ1台で全身くまなく鍛えることができます。

トレーニングベンチ の詳細
メーカーKAPEO
耐荷重量300kg
参考価格6,999円(税込)
画像:amazon.co.jp
3位
JX FITNESS

マルチポジションワークアウトベンチ

参考価格8,295円(税込)

5段階の角度調節ができ、これ1台で全身のトレーニングが可能。

さらに、トレーニングチューブセットが付いており、ダンベルを使わずトレーニングができます。

また、折りたたみ式なので使わない時はコンパクトに収納でき、ホイールが内蔵されているため移動もラクラク。

ワンタッチで折りたたみができるなど、使い勝手の良さが魅力のインクラインベンチです。

マルチポジションワークアウトベンチ の詳細
メーカーJX FITNESS
耐荷重量200kg
参考価格8,295円(税込)
画像:amazon.co.jp
4位
WASAI

インクラインベンチ

MK600
参考価格8,080円(税込)

90度までの4段階調節が可能で、インクライン系のトレーニング以外にも幅広く活用できます。

耐荷重量は180kgですが、自重トレーニングだけでなワンランク上の負荷をかけたトレーニングを安心して行えます。

また、折りたたみ式なので狭いスペースでも収納に困りません。

コストパフォーマンスが高く、「お手頃で使いやすい」「組み立ても折りたたみも簡単」など、ウエイトトレーニング初心者や女性に人気です。

インクラインベンチ MK600の詳細
メーカーWASAI
耐荷重量180kg
参考価格8,080円(税込)
画像:amazon.co.jp
5位
ウルトラスポーツ

トレーニングベンチ 折りたたみ式

参考価格10,999円(税込)

耐荷重量500kgと、本格的なトレーニングに最適な折りたたみ式インクラインベンチ。

高重量でのダンベルトレーニングや、バーベルを使ったトレーニングが安全に行えるので、1台あればジムでのトレーニングにも引けを取りません。

7段階の角度調節が可能なバックシートと、3段階調節が可能なシートパットに加え、デクライントレーニングにも対応。

また、3方向に調節可能なレッグホルダーも搭載しています。

トレーニングベンチ 折りたたみ式 の詳細
メーカーウルトラスポーツ
耐荷重量500kg
参考価格10,999円(税込)
画像:amazon.co.jp
6位
Fitmate

多機能ダンベルベンチ

参考価格8,980円(税込)

耐荷重量は400kg、より厚くて太い鋼材を使用しているため頑丈で安全性に優れています。

バックシートの角度は7段階、シートは3段階に調節が可能。

さらにロックピンを使って調整すれば、21段階のポジション設定ができるため、鍛えたい部位にダイレクトにアプローチできます。

狭いスペースでのトレーニングも快適に行えるサイズで、折りたたみ収納も可能です。

多機能ダンベルベンチ の詳細
メーカーFitmate
耐荷重量400kg
参考価格8,980円(税込)
画像:amazon.co.jp
7位
IROTEC

マルチポジションベンチ

参考価格27,000円(税込)

フラット・インクライン・ディクラインに加え、ショルダープレスまで対応のマルチで使えるインクラインベンチ。

バックシートは7段階の角度調整が可能で、さらにフロントシートは自動角度調整式のため、ポジション設定を簡単に行えます。

また、レッグカール・エクステンションとアームカールアタッチメントを搭載し、下半身のトレーニングにも対応しています。

マルチポジションベンチ の詳細
メーカーIROTEC
耐荷重量
参考価格27,000円(税込)
画像:amazon.co.jp
8位
stylishjapan

STJ マルチパーパスフォールディングベンチ

SMFB-0049
参考価格13,800円(税込)

ワンタッチでフラットベンチから腹筋マシンまで自由自在にカスタマイズできる、高機能なインクラインベンチです。

背もたれ角度は270度まで調整が可能となっており、1台で20種類以上のトレーニングができるため、全身をくまなく鍛えられます。

未使用時はロックピンを抜いて折りたためば、スペースを取らず収納できるので、狭い自宅でのトレーニングに最適です。

STJ マルチパーパスフォールディングベンチ SMFB-0049の詳細
メーカーstylishjapan
耐荷重量100kg
参考価格13,800円(税込)
画像:amazon.co.jp
9位
MOJEER

マルチシットアップベンチ

参考価格6,799円(税込)

7段階の角度調整でき、ウェイトと組み合わせることで様々なトレーニングが可能です。

耐荷重は300kgと安全性が高く、体格が大きい方や、高重量のトレーニングにしっかりと耐えられるため安心して使用できます。

また、簡単に折りたたむことができ、サイズがコンパクトなので場所を取らず、収納に困らないところもうれしいポイント。

1台あればトレーニング用としてだけでなく、椅子としても活用できます。

マルチシットアップベンチ の詳細
メーカーMOJEER
耐荷重量300kg
参考価格6,799円(税込)
画像:amazon.co.jp
10位
MRG

フラットインクラインベンチ

bench-002
参考価格13,200円(税込)

フラット・インクライン・デクラインまで対応可能な、3WAYインクラインベンチ。

バックシートは-30度から最大90度まで7段階に調整できるため、インクライン系のトレーニングから、上半身のトレーニングまで幅広い部位を鍛えることができます。

また、ドラゴンフラッグという腹筋トレーニング用のハンドルバー付きで、上級者向けのトレーニングも可能。

デクライン時の支えとしても使うことができ、本格的な肉体改造を実現したい方におすすめです。

フラットインクラインベンチ bench-002の詳細
メーカーMRG
耐荷重量200kg
参考価格13,200円(税込)

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