フォームローラーおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選
「フォームローラー」は、自宅で簡単に筋肉をほぐせるトレーニング器具のひとつです。
筋肉をやわらかくする「筋膜リリース」や「体幹トレーニング」も押し当てて転がすだけでOK。
近年、有名なアスリートが使うなど注目が高まっており、多くのアイテムが登場しています。普段筋トレやエクササイズを行わない方こそ、こうした気軽に使えるフォームローラーが向いていますよ。
今回、マラソンに関する著書も出版する、パーソナルトレーナーの牧野仁さんに、おすすめのフォームローラーについてお聞きしました。
併せて、IPPING編集部調べによる、フォームローラーの選び方と、レビュー評価から厳選した人気ランキング10選もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
牧野仁 のプロフィール
NHK BS『ラン×スマ』にマラソン完走請負人として出演。NTT健康保険組合健康セミナー講師など、パーソナルトレーナーとしても活躍。Japanマラソンクラブ代表。著書『目からウロコのマラソン完走新常識』ほか。WEB『ビギナーランニングマガジン』
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それでは、パーソナルトレーナーの牧野仁さんおすすめのフォームローラーをご紹介します。

おすすめ
グリッド フォームローラー
運動前後の筋膜リリース用に開発された『グリッド フォームローラー』。
日本語で書かれたガイドブックも付属しているため、初めて使う方にもおすすめのアイテムです。
就寝の1時間前に使えば、マッサージ効果も期待でき、翌朝の疲労を軽減することが可能です。
牧野仁さんレビュー

『トリガーポイント』のフォームローラーは、パットがソフトで負荷が少なく、しっかりポイントを捉えやすいのが特徴です。
大きさもさまざまで、幅の短いものであれば出張時に持ち歩くのも苦になりません。
グリッド フォームローラー の詳細 | |
メーカー | トリガーポイント |
サイズ | 14 × 33 cm |
重量 | 約604g |
耐荷重 | ― |
材質 | EVA |
参考価格 | 5,198円(税込) |


おすすめ
電動フォームローラー
こちらのフォームローラーは、バッテリーを内臓した電動タイプです。
オリンピックのメダリストなど、世界トップレベルのアスリートと共同開発した、深い筋肉にしっかり届くバイブレーション機能が魅力。
強力な振動によって、筋肉をほぐすだけでなく関節の可動域アップの効果も期待できます。
牧野仁さんレビュー



振動パターンは3種類あるため、疲労しやすい箇所に合わせて調整できるのも魅力です。
最初はアスリートから人気が出た商品で、コストは高いものの効果が高くおすすめ!
フォームローラー の詳細 | |
メーカー | バイパー |
サイズ | 15 × 31 cm |
重量 | 約1,630g |
耐荷重 | ― |
材質 | ― |
参考価格 | 39,546円(税込) |
2.フォームローラーとは?
画像:amazon.co.jp
フォームローラーは、筋肉を柔らかくする「筋膜リリース」やマッサージなどに使う器具で、一般の方だけでなく理学療法士やアスリートも利用しています。
エクササイズなどで広く利用されるストレッチポールは、フォームローラーの一種で、体に対し縦に使う長めのツールです。
フォームローラーを使うことで、インナーマッスルと呼ばれる小さな筋肉群を鍛えることができ、「姿勢が良くなる」「関節の可動域が広がる」「バランス感覚の向上」といった効果が期待できます。
3.フォームローラーの選び方
フォームローラーを使ったことのない初心者の方でも、選び方をチェックすることで自分にあったアイテムが見つかりますよ。
使い方に合わせてサイズを選ぶ
フォームローラーは、コンパクトなものから100cmほどの長いものまで、さまざまなサイズに分かれます。使い方に合わせてサイズを選びましょう。
筋膜リリースにぴったりの「直径15cm、長さ35cm以下」
画像:amazon.co.jp
フォームローラーの多くが「直径15cm、長さ35cm以下」のタイプとなります。
腹筋リリースなど多彩なトレーニング・エクササイズに対応できる一般的なサイズなので、まずはこちらのサイズから始めてみましょう。
また、太いものは体に掛かる負荷が大きいため、初心者は細めのアイテムをおすすめします。
「ロングタイプ」はバランスや体幹トレーニングに
画像:amazon.co.jp
エクササイズや体幹トレーニングに使う場合、ロングタイプも効果が期待できます。
ロングタイプのサイズ選びは、フォームローラー上に仰向けで寝て、お尻から頭まで乗る大きさが理想です。100cmほどの長さがあれば、多くの方がゆったり使えます。
また、太めを選んだ方がバランスを取りやすく、初心者の方にもおすすめです。
「コンパクトタイプ」はピンポイントで使う
画像:amazon.co.jp
コンパクトタイプは、ピンポイントでほぐしたい場所を狙うのに便利です。
旅先やジムなどで使いたい方はコンパクトタイプが向いていて、ハンドバッグに収まるサイズのものであれば、どこにでも持ち歩いて気軽に使えます。
牧野仁さんコメント



ローラーの素材を選ぶ
フォームローラーに使われる素材はEVA(合成樹脂)が一般的ですが、EPE(発泡ポリエチレン)やウレタン、硬質プラスチックなどもあります。
高負荷のトレーニングを行うアスリートなどは、素材の耐荷重もチェックが必要です。
スタンダードな「EVA素材」
フォームローラーで広く使われる「EVA素材」は、弾力性と耐久性に優れた素材です。軽量で持ち運びやすいのもポイント。
感触は、硬すぎず程よい沈み具合で、体へ無理な負担を掛けずに筋肉をほぐすことができます。
牧野仁さんコメント



やわらかい「ウレタン素材」
初心者や高齢者は、筋肉が固く関節の可動域も狭いことが多いため、無理をしないことが大切です。
そこで、やわらかい「ウレタン素材」のフォームローラーから始めるのがおすすめ。
硬いフォームローラーで筋肉をほぐそうとすると、ケガに繋がるケースも。細身の方や女性の場合、硬い素材だと痛みを感じることもあります。
逆に、体格の良い方はやわらかいタイプでは十分に筋肉がほぐれません。
自分の体格に合わせた素材選びが大切です。
アスリートは「耐荷重100kg以上」を目安に
筋力トレーニング用にフォームローラーを購入する場合、「耐荷重100kg以上」を目安にしましょう。
耐荷重が大きいものであれば、安心して高負荷を掛けるトレーニングに利用できます。
芯が空洞になっているタイプは、耐荷重が低いため変形しやすいので注意しましょう。芯まで素材が詰まったものなら強度がありおすすめです。
機能性から選ぶ
機能性にも注目し、自分にあったトレーニング効率の良いアイテムを探してみましょう。
振動機能付きの「電動タイプ」
画像:amazon.co.jp
モーターを内蔵しフォームローラー本体が振動する「電動タイプ」。
電動タイプなら本体を動かさず筋肉に当てるだけで、簡単に筋膜リリースを行えます。振動パターンを変えられる高機能なアイテムもあり、高い効果を求める方におすすめです。
牧野仁さんコメント



表面がデコボコしたタイプ
画像:amazon.co.jp
フォームローラーの表面にデコボコとした形状が付いたタイプは、体に掛かる負荷が大きく効率の良い筋膜リリースを行えます。
一方で、使い方を誤ると筋肉にダメージを与えるケースがあるため、普段から筋トレやエクササイズを行っている方に向いています。
「ストレッチポール」は縦向きに使う
画像:amazon.co.jp
フォームローラーは体に対し横向きに使いますが、ストレッチポールは縦向きに使い背中を乗せる姿勢で利用します。
体幹トレーニングを行いスポーツのパフォーマンスを上げたい方、バランストレーニングを行うエクササイズなどにおすすめです。
また、姿勢の歪みを取り、背骨の形状を本来のS字カーブに戻す働きも期待できます。
4.フォームローラー人気ランキング10選
ここからは、『プロの逸品』がお届けするフォームローラー人気ランキングをご紹介します。


ストレッチポール(R)EX
『ストレッチポール』は、国内のアスリートにも広く使われる、人気の高いフォームローラーのひとつ。
長さが98cmのロングタイプは、多くの方が余裕を持って利用できるサイズです。
一日中パソコンに向かうデスクワークの方など、体を動かす機会の少ない方でも使いやすい、やわらかい素材を採用しています。
使い方を解説した、「エクササイズDVD」が付属するのもポイントです。
ストレッチポール(R)EX の詳細 | |
メーカー | LPN |
サイズ | 15 × 98 cm |
重量 | 約700g |
耐荷重 | ― |
材質 | EPE |
参考価格 | 9,180円(税込) |


グリッド フォームローラー
米国で人気の高いフィットネス用品ブランド、『トリガーポイント』のフォームローラー。
凹凸も深すぎないタイプで、体へほどよい負荷を与えられる、初心者の方におすすめのアイテムです。
柔らかい素材で作られており、マッサージ目的で使用される方にも向いています。
豊富なカラーラインナップが揃っているため、お好きなものを探してみてはいかがでしょうか。
グリッド フォームローラー の詳細 | |
メーカー | トリガーポイント |
サイズ | 14 × 33 cm |
重量 | 約680g |
耐荷重 | 225kg |
材質 | EVA |
参考価格 | 3,900円(税込) |


グリッドフォームローラー
『KOOLSENグリッドフォームローラー』は、2種類のデコボコ形状を採用したフォームローラーです。
当てる部位に合わせて細かいデコボコとフラットな面を使い分けることで、効率の良い筋膜リリースが行えます。
また、中が空洞になっているタイプですが、耐荷重300kgと十分な強度を持つのもポイント。
1,000円台で購入できるコスパの良さも魅力的です。
グリッドフォームローラー の詳細 | |
メーカー | KOOLSEN |
サイズ | 14 × 33 cm |
重量 | 約875g |
耐荷重 | 300kg |
材質 | EVA |
参考価格 | 1,799円(税込) |


ピラティスポール IMC-54
日本人の平均座高に合わせたロングタイプのフォームローラー、『鉄人倶楽部ピラティスポール IMC-54』。
縦向き、横向きどちらでも利用可能で、ストレッチから体幹トレーニングまでさまざまな用途に使うことができます。2層構造となっており、耐久性も十分です。
少し硬めの素材で、しっかりとマッサージしたい方におすすめ。
口コミでは、「気持ちよくストレッチできる」「やや硬いが慣れると最高」と、評価する声が聞かれます。
ピラティスポール IMC-54 の詳細 | |
メーカー | 鉄人倶楽部 |
サイズ | 15 × 91 cm |
重量 | 約850g |
耐荷重 | 80kg |
材質 | EPE |
参考価格 | 2,094円(税込) |


フォームローラー ヨガポール
『Reodoeer フォームローラー ヨガポール』は、独特な3D形状を採用したフォームローラー。
先端が尖った深めのデコボコ形状で、筋肉のこわばりやコリをほぐすことができます。
EVA素材を採用しており、ソフトな触り心地で筋肉を痛める心配もありませんよ。
また、防水加工が施されているため、丸洗いできいつでも衛生的に使えます。
フォームローラー ヨガポール の詳細 | |
メーカー | Reodoeer |
サイズ | 12 × 33 cm |
重量 | 約520g |
耐荷重 | ― |
材質 | EVA |
参考価格 | 1,240円(税込) |


デコボコ付きフォームローラー
5位のアイテムと似た形状を持つ、深めのデコボコ形状が付いたフォームローラーです。
マッサージしたい部位を乗せ、ゴロゴロと転がすだけで簡単に筋肉をほぐすことができます。
テレビを見ながらマッサージなど、手軽に続けやすいアイテムです。
素材は、変形に強く耐久性の高いEVA素材で作られています。
デコボコ付きフォームローラー の詳細 | |
メーカー | Motomo |
サイズ | 12 × 32 cm |
重量 | 約480g |
耐荷重 | 200kg |
材質 | EVA |
参考価格 | 1,270円(税込) |


マッサージローラー・スティック
『マッサージローラー・スティック』は、両側に取っ手のついたスティックタイプです。
通常のフォームローラーでは当てずらい筋肉にも、両手で押し当てながら強さを調整でき、効率の良いストレッチができます。
持ち歩きたい方におすすめのコンパクトタイプのフォームローラーです。
エクササイズ方法を紹介したガイドブックも付属します。
マッサージローラー・スティック の詳細 | |
メーカー | HERO FIT |
サイズ | 長さ 44 cm |
重量 | ― |
耐荷重 | ― |
材質 | 硬化プラスチック |
参考価格 | 1,512円(税込) |


フォームローラー
『IUGAフォームローラー』は2種類の素材を組み合わせ、高い強度と深いところまで届く硬めの触り心地を持つフォームローラーです。
表と裏で形状が異なるため、部位に合わせた適切なマッサージができます。
細かいところまでしっかりほぐせるマッサージローラー付きです。
2本セットで2,000円台で購入できるコスパの良さも魅力。
フォームローラー の詳細 | |
メーカー | IUGA |
サイズ | 14 × 33 cm |
重量 | 約850g |
耐荷重 | 200kg |
材質 | EVA+PP |
参考価格 | 2,280円(税込) |


インフィ フォームローラー
細かい3パターンのデコボコ形状が付けられたフォームローラー、『インフィ フォームローラー』。
筋膜リリースをより効率よく行えるよう、形状が工夫されています。
運動前後に筋肉をほぐしケガのリスクを下げる目的にもおすすめのアイテムです。
耐荷重が290kgと頑丈なタイプであり、高負荷をかけるアスリートの方や体格の大きい方でも安心して利用できます。
インフィ フォームローラー の詳細 | |
メーカー | インフィ |
サイズ | 13 × 33 cm |
重量 | 約536g |
耐荷重 | 290kg |
材質 | EVA |
参考価格 | 3,947円(税込) |


電動フォームローラー
こちらのアイテムは、振動パターンを切り替えられる電動フォームローラーです。
表面のデコボコ形状も3パターンに分かれており、振動パターンと振動の強さを調整することで、最適な筋膜リリースが行えます。
自分で動かす必要がないため、作業しながら使うのもおすすめです。
電動タイプを使い適切な筋肉に当てるのはやや難しいため、フォームローラーを使ったことのある経験者におすすめします。
電動フォームローラー の詳細 | |
メーカー | SIUSUMFO |
サイズ | 10.9 × 29.0 cm |
重量 | 約1,000g |
耐荷重 | ― |
材質 | EVA |
参考価格 | 8,499円(税込) |
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ご参考までに、フォームローラーの売れ筋ランキングは、それぞれのサイトの以下のページからご確認ください。