多機能ペンおすすめ人気ランキング10選【定番から高級ブランドまで】
多機能ペンはボールペンやシャープペンシルを1つにまとめ、さらに多色使いもできるタイプが多くなっています。
そのため、ペンケースをコンパクトにでき、利便性が高いのが特徴です。
けれども、ひと口に多機能ペンといっても、ボールペンのインクの種類や芯の切り替え方法、さらにタッチパネル式端末対応などの様々な機能があるため、どれを選べば良いか悩んでしまいますよね。
そこで今回、『日本懐かし文房具大全』などの著書を多数出版されている、文房具ライター『きだてたく』さんにおすすめの多機能ペンを教えていただきました。
またあわせて、多機能ペンの選び方や、IPPING編集部調べによる人気口コミランキング10選を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.文房具ライターおすすめの多機能ペン
最初に、文房具のプロとしてご活躍されている、『きだてたく』さんがおすすめする多機能ペンを紹介していきます。
おすすめ
bloom(ブルーム)
市場で出回る多機能ペンの太さ(軸の直径)は1.2cm程度が多くなっていますが、こちらの多機能ペンは軸の最大径がなんと“8.4mm”。
この極細ボディにはボールペンの黒と赤、さらにシャープペンが内蔵されており、使い勝手も良くなっています。
また、軸の素材には真鍮を採用。適度な重量によって、細さとフィット感を両立させているのも魅力の1つです。
口コミでも特長の極細スリムボディが高く評価されており、「手に馴染みやすいスリムなボディが一番です」といった声が届いています。
『きだてたく』さんレビュー

この細さなら、ペンケースはもちろんのこと、シャツやジャケットの胸ポケットでも邪魔にはなりません。
さらに、ノックボタン1つで3機能が使い分けられる振り子式構造なので、見た目がとてもシンプルでスタイリッシュに仕上がっているのも嬉しいポイント。
bloom(ブルーム)の詳細 | |
メーカー | オート |
機能 | ・ ボールペン黒・赤(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 8.4mm(最大) |
参考価格 | 2,700円(税込) |
おすすめ
デルガード+2C
こちらのシャープペンシルは、垂直や斜めからの強い筆圧が加わると芯が折れるのを防いでくれる「デルガード」により、書いている途中に「ポキッ…」となる心配がありません。
ボールペンのインクには、『ゼブラ』独自のエマルジョンインクを採用。
油性インクのような滲みにくさ、水性インクのような滑らかな書き心地、そしてゲルインクのような乾きやすさといった特長を持っています。
レビューには「デルガードのおかげで、思い通りの筆圧で書くことできます」といった、優れた機能性を評価する声が寄せられています。
『きだてたく』さんレビュー

普段の筆記はシャープペンシルがメインだけれど、ボールペンもサブ機能として欲しいという方に最適でしょう。
デルガード+2C の詳細 | |
メーカー | ゼブラ |
機能 | ・ ボールペン黒・赤(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 13.1mm(最大) |
参考価格 | 1,296円(税込) |
2.多機能ペンの選び方
ここからは、多機能ペンの選び方を解説していきます。プロの意見もお聞きしていますので、ぜひ参考にしてください。
多機能ペンはスリムさが重要!
きだてたくさんコメント

また、スリムタイプなら持ちやすさに加え、ペンケースの容量も余計に取りません。多機能ペンを選ぶ時は、まずペン軸の太さに注目してみてはいかがでしょうか。
利便性と携帯性に優れた筆記具が、多機能ペン。
複数種類のペンを1つにした多色ボールペンやシャープペンシル付きのものもあり、さらに最近ではスマホやタブレット端末にも使用できるタッチペン付きの多機能ペンも登場しています。
また、多機能ペンなら色分けをはじめ、ボールペン・シャープペンシルをまとめることができるため、持ち運びしやすいのも特長の1つです。
けれども、1つで複数の機能を併せ持っているため、ペンの太さが太くなりやすく書き心地に影響が出てしまう側面も。
そのため、多機能ペンを選ぶ際には、手にフィットしやすいスリムボディがおすすめです。
グリップ部分にシリコンカバーがあるタイプやくびれがあるタイプなら、長時間使用していても疲れにくくなります。
ボールペンとシャープペンシル、どちらがメイン?
『きだてたく』さんコメント

ボールペンとシャープペンシル、どちらをメインに使うかで選び方も変わります。ボールペンの場合、油性やゲルといった好みのインクで多機能を。
シャープペンシルの場合、芯が折れないシャープユニットを搭載したものや、ロング消しゴムを搭載したものなどがあります。自分が主にどの筆記具を使いたいか?は重要なポイントです。
ボールペンがメインの場合
画像:amazon.co.jp
ボールペンを主に使用するなら、書き味や仕上がりを左右するインクの種類をチェックしておきましょう。
使用されるインクには、主に4種類あります。
油性インク、水性インク
ボールペンのインクは主に「溶剤」「色素」「定着剤」から造れています。
油性と水性の違いは、「溶剤」の種類です。
溶剤は色素や定着剤を溶かす働きがあり、その溶剤が「有機溶剤」の場合は油性となり、「水」の場合には水性となります。
油性インクは耐水性があるため、滲みが起こりにくいのが特徴です。
一方で、水性インクは滑らかな書き心地を好む方におすすめです。
ゲル(ジェル)インク
画像:amazon.co.jp
ゲルインク、あるいはジェルインクとも呼ばれ、油性インクと水性インクの特長を合わせた持っています。
書き始めから筆記中は水性インクのような低粘度のゲル状になるため、サラサラとした書き心地になり、書き終わると高度のある中粘度のゲル状に戻るため、乾きやすく油性インクのような滲みにくい仕上がりになります。
そのため、滑らかな書き心地と滲みにくさのバランスが取れたインクといえます。
エマルジョンインク(油中水滴型インク)
エマルジョンインクは、『ゼブラ』が開発した新しいタイプのインク。
その特徴は、まさに3種類のインクの良いところ取りをしたもの。
油性インクの滲みにくさ、水性インクの滑らかな書き味、ゲルインクのような乾きやすさを全て合わせています。
“交じり合わない”といわれる油性と水性を、特殊技術によって混合させたことでエマルジョンインクを実現しています。
シャーペンシルがメインの場合
画像:amazon.co.jp
シャープペンシルを主に使う際には、芯が折れにくい機構になっているものがおすすめです。
たとえば、『ゼブラ』の『デルガード+2C』は、強い筆圧から芯を守り折れにくくしています。
また、『ユニ』が開発した、多色用シャーペンシルリフィル『ユニカラー3』は、カラー芯にかかる負担を減らしたことで芯に優しく折れにくい構造となっています。
3.多機能ペン人気ランキング10選
ここからは、IPPING編集部調べによる多機能ペンの人気口コミランキング10選を紹介していきます。
ジェットストリーム 多機能ペン 4&1
書き続けたくなる、滑らかな書き味を実現した多機能ペン。
低粘度の新インクによって、まるで水性インクのように滑らかな書き心地を体感できます。
独自の「スプリングチップ」を内蔵したことでインクの漏れ出しを防止。さらに、ツインボール機構を搭載し、インクの逆流も防いでいます。
また、黒・赤・青・緑の4色とシャープペンシルが搭載されているため、あらゆるシーンで活躍してくれます。
ジェットストリーム 多機能ペン 4&1 の詳細 | |
メーカー | 三菱鉛筆 |
機能 | ・ ボールペン黒・赤・青・緑(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 13.7mm |
参考価格 | 1,080円(税込) |
ピュアモルト 4&1 5機能ペン
ホワイトオーク樽を使用した多機能ペン。
役目を終えたウイスキー樽を丁寧に加工しペンへと生まれ変わったことで、深みのある色調と重厚感を感じさせてくれる一品です。
書き味は、『三菱鉛筆』の新インクを採用。濃くハッキリとした描線を実現する高密度黒色に、滑らかな書き心地の特長を持った油性インクとなっています。
また、速乾性にも優れているので、筆記中の擦れによる汚れが起きにくいのも嬉しいポイントです。
ピュアモルト 4&1 5機能ペン の詳細 | |
メーカー | 三菱鉛筆 |
機能 | ・ ボールペン黒・赤・青・緑(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 14.1mm |
参考価格 | 2,160円(税込) |
ラミー2000 4色油性ボールペン
長く愛され続けるデザインと機能を楽しめる、『ラミー』の多機能ペン。
1966年に登場した最初のデザインプロダクトが、この『ラミー2000』シリーズ。
その秀逸なデザインは、髪の毛ほどの細かい傷を付ける「ヘアライン」加工を磨き上げられた樹脂に施し、さらにステンレス無垢材を用いたことで実現しています。
また、油性インクのボールペンは、サラりとした滑らかな書き心地と程よい太さの描線によって、書くことを楽しませてくれます。
ラミー2000 4色油性ボールペン の詳細 | |
メーカー | ラミー |
機能 | ボールペン黒・赤・青・緑 |
軸の直径 | 13.6mm |
参考価格 | 12,000円(税込) |
アバンギャルド 4機能
洗練された上品なデザインに、実用性を兼ね備えた多機能ペン。
油性インクのボールペンを黒・赤・青の3色展開し、さらにシャープペンシルをプラスしたことでビジネスシーンに最適な実用性の高い一品となっています。
硬質アルミ軽合金によって18gの軽さを実現。長時間の使用でも疲れにくくなっています。
また、おもりを利用した振り子式によって、1つのノックで色や機能をシフトチェンジ可能です。
アバンギャルド 4機能 の詳細 | |
メーカー | ステッドラー |
機能 | ・ ボールペン黒・赤・青 ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 12.5mm |
参考価格 | 3,240円(税込) |
ビクーニャEX1 多機能ペン
独自の油性インク「ビクーニャインキ」を採用した多機能ペンです。
これは、『ぺんてる』のプレミアムブレンドによって油性インクの粘度を極限まで下げ、今までにない滑らかな書き心地を実現。
インクに使用されている顔料や着色料に新技術を用いたことで、濃く艶のある発色へと仕上がっています。
また、新潤滑剤を採用。ペン先にあるボールの回転を滑らかにしており、従来の油性ボールペンよりも書き味が軽いのも嬉しいポイントです。
ビクーニャEX1 多機能ペン の詳細 | |
メーカー | ぺんてる |
機能 | ・ ボールペン黒・赤(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 14mm |
参考価格 | 1,080円(税込) |
テックスリー プラス クローム 複合ペン
1846年に創業したアメリカ最古の筆記具ブランドが、『クロス』。
こちらの多機能ペンは、洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、一見すると多機能ペンとは思えないほどのシャープさを持っています。
また、日常使いに最適な黒・赤のボールペンと0.5mmのシャープペンシルに、タッチパネル式端末に対応できるスタイラスパーツがプラス。
筆記とタッチ操作がこれ1本で可能になるため、様々なシーンで活躍するでしょう。
テックスリー プラス クローム 複合ペン の詳細 | |
メーカー | クロス |
機能 | ・ ボールペン黒・赤・シャープペンシル(0.5mm) ・スタイラスパーツ付き・シャーペンシル用消しゴム内臓 |
軸の直径 | 公式サイト記載なし |
参考価格 | 5,000円(税込) |
シャーボX TS10(カスタマイズボールペン)
ボディカラーと機能をカスタマイズできる多機能ペンです。
最大の特徴は、ボールペンあるいは入力ペン3本に、シャープペンシルをプラスした4機能を自由にカスタマイズできること。
ボールペンのインクは、油性・ジェル・エマルジョンから選べるため、あらゆるシーンに対応できるのも特徴の1つといえます。
ペン全体の剛性を高めたことで筆記中のガタつきを軽減し、さらにスムーズな芯の切り替え動作といった細部のつくりまでこだわった一品です。
シャーボX TS10(カスタマイズボールペン) の詳細 | |
メーカー | ゼブラ |
機能 | ・ボールペンまたは入力ペン3本 ・シャープペンシル |
軸の直径 | 11.8mm |
参考価格 | 10,800円(税込) |
複合筆記具 フォーインワン
ドイツが誇る製図・筆記具ブランド『ロットリング』が手掛ける多機能ペン。
『複合筆記具 フォーインワン』は、黒・赤・青のボールペンに0.5mmのシャープペンシルをプラスし、さらに片手で操作できる「ベンデュラム・グラビティシステム」を採用しています。
また、真鍮製のため、程よい重みがあり手にしっくりと馴染みやすくなっています。
この重みのおかげで安定した描線を描くことができるので、緻密なデザインを描く際にも最適です。
複合筆記具 フォーインワン の詳細 | |
メーカー | ロットリング |
機能 | ・ ボールペン黒・赤・青 ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 10mm |
参考価格 | 5,400円(税込) |
Ballsign4*1(ボールサイン フォーバイワン)
搭載したボールペンは0.4mmのゲルインク。
一般的な多機能ペンのボール径よりも細いため、小さな手帳などにもハッキリと細かい字を書き込むことができます。
は黒・赤・青・緑の4色展開のため、仕事の予定は赤、趣味や遊びは青など、書き込む内容のジャンルなどで色分けすれば、パッと見てスケジュール確認ができるので便利です。
また、シャープペンシル機能も備えているので、書き直しが必要な場面でも活躍してくれます。
Ballsign4*1(ボールサイン フォーバイワン) の詳細 | |
メーカー | サクラクレパス |
機能 | ・ ボールペン黒・赤・青・緑(0.4mm) ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 12mm |
参考価格 | 1,080円(税込) |
4.おすすめの多機能ペン比較表
今回紹介したおすすめの多機能ペンを一覧にまとめました。文房具ライターの『きだてたく』さんが紹介してくださった『オート bloom(ブルーム)』、『ゼブラ デルガード+2C』は特におすすめ!クセになる書き心地を求める方はぜひお試しください。
順位 | プロおすすめ | プロおすすめ | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
商品画像 | ||||||||||||
商品名 | bloom(ブルーム) | デルガード+2C | ジェットストリーム 多機能ペン 4&1 | ピュアモルト 4&1 5機能ペン | ラミー2000 4色油性ボールペン | アバンギャルド 4機能 | ビクーニャEX1 多機能ペン | テックスリー プラス クローム 複合ペン | クリップ-オンマルチ2000 | シャーボX TS10(カスタマイズボールペン) | 複合筆記具 フォーインワン | Ballsign4*1(ボールサイン フォーバイワン) |
価格 | 2,700円(税込) | 1,296円(税込) | 1,080円(税込) | 2,160円(税込) | 12,000円(税込) | 3,240円(税込) | 1,080円(税込) | 5,000円(税込) | 2,160円(税込) | 10,800円(税込) | 5,400円(税込) | 1,080円(税込) |
メーカー | オート | ゼブラ | 三菱鉛筆 | 三菱鉛筆 | ラミー | ステッドラー | ぺんてる | クロス | ゼブラ | ゼブラ | ロットリング | サクラクレパス |
機能 | ・ ボールペン黒・赤(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) | ・ ボールペン黒・赤(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) | ・ ボールペン黒・赤・青・緑(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) | ・ ボールペン黒・赤・青・緑(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) | ボールペン黒・赤・青・緑 | ・ ボールペン黒・赤・青 ・シャープペンシル(0.5mm) | ・ ボールペン黒・赤(0.7mm) ・シャープペンシル(0.5mm) | ・ ボールペン黒・赤・シャープペンシル(0.5mm) ・スタイラスパーツ付き・シャーペンシル用消しゴム内臓 | 4色油性ボールペン(黒・赤・青・緑)0.7mm+シャープ0.5mm | ・ボールペンまたは入力ペン3本 ・シャープペンシル | ・ ボールペン黒・赤・青 ・シャープペンシル(0.5mm) | ・ ボールペン黒・赤・青・緑(0.4mm) ・シャープペンシル(0.5mm) |
軸の直径 | 8.4mm(最大) | 13.1mm(最大) | 13.7mm | 14.1mm | 13.6mm | 12.5mm | 14mm | 公式サイト記載なし | 公式サイト記載なし | 11.8mm | 10mm | 12mm |
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