【文房具マニア監修】電動鉛筆削りのおすすめ10選|プロが選ぶのはコレ!
鉛筆を素早く削ってくれるため便利ではありますが、「何を基準に選べばいいのか」「たくさん種類があるけど何が違うのか」わかりにくいと感じている方も多くいる様です。
そこで今回、色物文具コレクション3,000点以上の“文房具のプロ”、文房具ライター『きだてたく』さんおすすめの電動鉛筆削りをうかがいました。
また、IPPING編集部調べによる、電動鉛筆削りの選び方のポイント、おすすめアイテムのランキングもご紹介しています。
意外と奥が深い電動鉛筆削り。安全面を考慮した選び方をご紹介していますので、就学前のお子さんがいる保護者の方にもぜひ参考にしていただければと思います。
1.文房具ライターおすすめの電動鉛筆削り
まずは、文房具のプロ『きだてたく』さんがおすすめする電動鉛筆削りをご紹介します。
おすすめ
電動シャープナー HQ-01
こちらは削った後の鉛筆の木肌が特に美しいと評判の電動鉛筆削りです。
刃の回転方向に違いがあり、ナイフで削るように芯先に向かって刃が回転していくため、とてもなめらかな削り上りになります。
本体は615gと軽く、とてもコンパクト、シンプルな見た目も選ばれているポイントのようです。
『きだてたく』さんレビュー

連続使用が可能ですので、塾など短時間に大人数が使うような場所にもおすすめです。
また、なめらかな削り上りも魅力の1つ。刃の動きが特殊ですので、削った状態で売られている鉛筆のように断面がツルツルになります。
ムダ削り防止機能も付いており、鉛筆の削りすぎも防げます。
その他、低電圧で省エネ、ダストボックスの容量が多い、オートストッパー機能(ダストボックスを外すと自動でOFF)など、様々な便利な機能があります。
デビカ 電動シャープナー HQ-01の詳細 | |
メーカー | 株式会社デビカ |
本体サイズ | 12×10.6×13cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.5m) |
2.電動鉛筆削りの選び方
「どんなものを選んでも大した差はないのでは?」と感じるかもしれませんが、電動鉛筆削りにも機種により様々な機能があります。
ここでは、電動鉛筆削りを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
安全性
大人でも鉛筆を使用する方もいらっしゃるとは思いますが、電動鉛筆削りを購入するきっかけになるのはやはりお子さんの小学校入学時という方が多いかと思います。
小さな子供が使用するものですから、気を付けたいのは安全性。
小学生になるお子さんだけではなく、ご兄弟に赤ちゃんがいるなら、なおさら気を付けて選ばなければいけません。
子供は何をするか本当に想像できません。鉛筆の差し込み口に指や小さなおもちゃを入れてしまう可能性も考えておきたいですね。
安全性を考慮する上であると便利な機能は以下の2つです。
機能名 | 解説 |
オーバーヒート機能 | 連続使用で熱を持たないように自動でストップ |
オートストップ(ストッパー)機能 | ダストボックスが外れた時に運転が自動でストップ |
これらは、現行の電動鉛筆削りであればほとんどの機種に備わっている機能ですが、絶対あるわけではありませんので、チェックしておくに越したことはありません。
その他、安全面を考慮して、「鉛筆の差込口にストッパーがついているもの」「使わない時は蓋を閉めておけるもの」「転落防止用の吸盤がついているもの」などありますので、一緒にチェックしておくといいかと思います。
乾電池?コンセント?
電源をどこからとるかもチェックしておくとアイテムを絞りやすくなります。
現在あるアイテムでは、主に「コンセント」「乾電池」「USB」の3つがあり、どこで使うか、どのくらい使うかによってどれがおすすめか変わります。
最初にコンセントタイプですが、まず基本的に場所を移動できません。そのため学習机など「置き場所が決まっている」場合におすすめです。
コンセントタイプの一番の強みは、「乾電池」や「USB」タイプと比較してもパワーが強いことです。そのため素早く削り終えたい時、学習塾など大人数が使うことが多いシチュエーションにおすすめです。
次に乾電池タイプは、「リビング学習」や夏休みなどに長期で実家に帰省するなど「いつも勉強する場所以外で使う機会がある」方におすすめです。
そしてUSBタイプは、乾電池を交換する手間がないため、子供というよりも大人から人気の高いタイプです。
コンセントタイプと同じようにコードをさしながら使用もできます。充電しておけば、乾電池式のようにどこでも使用もできます。
どこで使うか、どのくらい使うか、誰が使うかなどで電源をどこからとるかはある程度絞れるのではないでしょうか。
あると便利な機能・設計
画像:amazon.co.jp
その他、数多く販売されている電動鉛筆削りには様々な便利機能がついています。
あると便利な機能・設計も非常に多いですので、アイテム選びの際に参考にしていただければと思います。
- ムダ削り防止機能…削り終わったら自動でストップ
- 削り調節機能…芯先の削り具合を調節できる
- 芯つまり防止(折芯除去)機能…折れてしまった鉛筆の芯を自動で排出
- 様々な鉛筆の太さに対応しているタイプ
- 差込口の方向(上向き・横向き)
- 静音設計…夜間やマンションでも使用しやすい
その他、便利なのは鉛筆の太さに対応できるように削り口が2つあるタイプです。
六角軸の鉛筆や丸軸の色鉛筆、硬筆用の太い鉛筆など様々なアイテムに対応できますし、高学年と低学年の兄弟で使うご家庭におすすめです。
また、最近の電動鉛筆削りは鉛筆の差込口が上にあるタイプも増えています。鉛筆を削る際に、あまり力が必要ないため、小さなお子様にも使いやすいタイプです。
ただ、指を差し入れやすい(入れたくなる)こと、ゴミが入りやすくなることなど注意点もあります。
鉛筆の差込口が上にあるタイプを選ぶ際は、使用しないとき蓋を閉めておけるタイプを選ぶようにしましょう。
筆者が特におすすめしたいのは「折芯除去機能(折れた芯をしっかり除去して、いつでも先端まできれいに削れる機能)」です。
最近の電動鉛筆削りは、内部構造や刃など工夫されているため、鉛筆の芯が折れにくくなっているのですが、絶対に折れないとは言い切れません。
折れた芯が残っていると鉛筆は削れませんし、無理に続けて削ろうとすると故障の原因になります。
大人であれば、「芯が折れたんだ」と冷静に判断・対処できますが、使っているのが小学生となれば、無理やりそのまま使おうとして壊すこともありますし、安全装置が働き動かない場合、壊してしまったと勘違いし、親に相談できず…なんて子もいます。
この機能が付いていれば、ワンタッチで芯を取り除けますので、無用なトラブルも生まずに済むんです。もちろん、絶対必要な機能というわけではありませんので、すべての機種についているわけではありません。
ダストボックスの容量・捨てやすさ
最後に意外と盲点になるのが、ダストボックスです。小学生の場合1日に多くて6本ほど鉛筆を削ります。
無駄削り防止機能があったとしても、毎日鉛筆を削れば意外と早くダストボックスがいっぱいになります。そのため、容量が多いにこしたことはありません。
また、電動鉛筆削りの種類によってはゴミが捨てにくいタイプも存在します。
引き出しタイプのものであれば簡単ですが、持ち運び可能のタイプの場合、ロック機能がついており、ロックの解除の仕方が複雑で「捨てるのが面倒」となってしまうお子さんも多いのです。
削りカスのため過ぎは故障の原因にもなりますので、お子さんが使用する場合ゴミの捨てやすさというのもアイテム選びの重要なポイントとなります。
参照元:tobuy.jp
3.デビカの電動鉛筆削りランキング7選
ここからは『プロの逸品』がお届けする人気の鉛筆削りをご紹介していきます。
まずは、プロのおすすめアイテムに関連して『デビカ』の電動鉛筆削りをご紹介していきます。
電動シャープナー A-03
『電動シャープナー A-03』にはムダ削り防止機能、安全オートストッパー、オーバーヒート防止機能などがついています。
コンパクトであまり場所を取らないですが、コンセントタイプですので、パワーがあり素早く鉛筆を削ることができます。
ムダ削り防止機能で削りあがると空回りするため、小さなお子さんが使用する場合にもおすすめです。
デビカ 電動シャープナー A-03 ブラック 040790の詳細 | |
メーカー | デビカ |
本体サイズ | 11.5X14.8X10cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.5m) |
電動シャープナー HQ-01
第2位は、プロおすすめアイテムでご紹介した『電動シャープナー HQ-01』です。1位で紹介したアイテム以上に小型ですが、DCモーター内蔵でパワフルさもあるタイプ。
削りあがりの「美しさ」が特に評価が高く、木肌の美しくなめらかな、スベスベな肌ざわりが魅力です。
デビカ 電動シャープナー HQ-01 043709の詳細 | |
メーカー | デビカ |
本体サイズ | 12×10.6×13cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.5m) |
電動シャープナー A-07
『電動シャープナー A-07』は大容量のダストボックスが特徴的なアイテムです。
また、省電力設計(約34%カット)になっており、削り上りがスピーディーですのでオフィスや教室など大人数が使用するような場所にもおすすめ。
機能としては、ムダ削り防止機能、安全オートストッパー、オーバーヒート防止機能などがついており、底に吸盤がついているため、片手でも削れます。
デザイン事務所などで使用されている方も多くいる様で、芯先がしっかり尖っているのがお好みの方におすすめです。
デビカ 電動シャープナー A-07 シルバーグレー 040741の詳細 | |
メーカー | デビカ |
本体サイズ | 11.4×19.1×17cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.5m) |
電動えんぴつけずり V-03
『電動えんぴつけずり V-03』の魅力は、内部で鉛筆の芯が折れてしまっても、詰まりにくい設計になっていることです。
また、ムダ削り防止、安全オートストッパー、オーバーヒート防止機能もついているため、お子さんが使用するのにも問題ないかと思います。
カラーはパールがかったブルーとピンクのかわいらしい2色展開。小学校入学のお祝いなどにもおすすめのアイテムです。
デビカ 電動えんぴつけずり V-03 スカイブルー 040792の詳細 | |
メーカー | デビカ |
本体サイズ | 14.8×11.5×10cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.5m) |
電動えんぴつけずり V-05
『電動えんぴつけずり V-05』もまた、おれた芯が詰まりにくい構造になっているタイプ。
ムダ削り防止機能、安全オートストッパー、オーバーヒート防止機能などもついています。
こちらはダストボックスの容量が大きくなっているため、鉛筆の使用本数が多いお子さんにもおすすめです。カラーはブルーとピンクの2種類があります。
デビカ 電動えんぴつけずり V-05 ピンク 043714の詳細 | |
メーカー | デビカ |
本体サイズ | 16.8×16.2×11.2cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.5m) |
電動えんぴつけずり S-01
『電動えんぴつけずり S-01』にもムダ削り防止機能、安全オートストッパー、オーバーヒート防止機能、芯づまり防止装置がついています。
口コミでは「子供の学校で使っているものと同じタイプ」「削り終わると自動でストップしてくれるので子供でも使いやすい」などの声が寄せられていました。
デビカ 電動えんぴつけずり S-01 ピンク 043711の詳細 | |
メーカー | デビカ |
本体サイズ | 16.8×16.2×11.2cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.5m) |
電動シャープナー A-05
040791 ブラック
『電動シャープナー A-05』はシックなデザインでオフィスなど向けのアイテム。ムダ削り防止、安全オートストッパー、オーバーヒート防止機能の3つがついています。
ただ、口コミを見ると鉛筆の種類によっては削りムラがひどいとのこと。鉛筆を回しながら削るなど対策が必要のようです。
デビカ 電動シャープナー A-05 ブラック 040791の詳細 | |
メーカー | デビカ |
本体サイズ | 8.5×16.5×11cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.4m) |
4.おすすめ電動鉛筆削りランキング3選
続いて『デビカ』以外のおすすめメーカーの電動鉛筆削り・人気ランキングをご紹介していきます。
電動シャープナー EPS99WN
『アスカ 電動シャープナー EPS99WN』には、ムダ削り防止機能、安全オートストッパー、オーバーヒート防止機能(7分使用可能・休止時間60分)がついています。
カラーはホワイト、ブルー、レッドの3種類。芯先の調整ができるタイプもあり、そちらはホワイト、ブルー、ピンクの3種類があります。
ダストボックスも大容量(約33回分)で、吸盤がついているタイプですので、転倒しにくく、片手でも簡単に削れます。
アスカ 電動シャープナー EPS99WNの詳細 | |
メーカー | アスカ |
本体サイズ | 14.4×11.1×10.5cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(1.2m) |
メーカー希望小売価格 | 5,400円(税込) |
コンパクト 電動鉛筆削り器 BV-6
このアイテムは乾電池式の電動鉛筆削り。鉛筆の差込口も上にあるタイプなので、力を入れずに鉛筆を削ることができます。(汚れを防ぐ蓋も付いてます。)
機能として、ムダ削り防止、オートストップ、芯詰まり除去ボタン、芯先調整ダイヤル(6段階)など。コンパクトながら高性能なアイテムでレビュー評価も高いです。
鉛筆も8~10mmに対応しており、子供向けの太い鉛筆でも問題なく削れます。
ビュートン コンパクト 電動鉛筆削り器 BV-6の詳細 | |
メーカー | ビュートン |
本体サイズ | 7.5×10.7×10.3cm |
電源(電池のタイプ) | 電池(アルカリ単3形乾電池×4本) |
メーカー希望小売価格 | 3,164円(税込) |
電動鉛筆削器 RT453
こちらのアイテムには、オートストップ機能、オーバーヒート防止機能、ムダ削り防止、折れ芯除去ボタンがついています。
また通常の木材だけではなく再生木質軸など幅広い鉛筆軸に対応しています。口コミで確認すると「壊れにくい」「音が静かで使いやすい」などの声が寄せられていました。
レイメイ藤井 電動鉛筆削器 RT453の詳細 | |
メーカー | レイメイ藤井 |
本体サイズ | 11.5×9.8x11cm |
電源(コンセントの長さ) | コンセント(記載なし) |
メーカー希望小売価格 | 4,860円(税込) |
5.おすすめの電動鉛筆削り比較表
今回紹介したおすすめの電動鉛筆削りを、「デビカ」と「デビカ以外」のメーカに分けて、一覧にまとめました。
中でも、文房具のプロきだてたくさんが教えてくれたデビカの「電動シャープナー HQ-01」は、コンパクトさとパワフルさを兼ね備えた逸品です。
ダストボックスが外れた時の自動停止機能もついているので、お子さんが使う際にも安心ですよ。
デビカ
順位 | プロおすすめ | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 |
商品画像 | ||||||||
商品名 | 電動シャープナー HQ-01 | 電動シャープナー A-03 | 電動シャープナー HQ-01 | 電動シャープナー A-07 | 電動えんぴつけずり V-03 | 電動えんぴつけずり V-05 | 電動えんぴつけずり S-01 | 電動シャープナー A-05 |
サイズ | 12×10.6×13cm | 11.5X14.8X10cm | 12×10.6×13cm | 11.4×19.1×17cm | 14.8×11.5×10cm | 16.8×16.2×11.2cm | 16.8×16.2×11.2cm | 8.5×16.5×11cm |
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