クラフトビールおすすめ!プロの逸品5選
最近よく耳にするようになった「クラフトビール」。しかし、どのようなビールをクラフトビールと呼ぶのか、意外にご存じない方も多いのではないでしょうか?
今回は、クラフトビールの定義をはじめ、ビアライターの富江弘幸さんおすすめのクラフトビール5選もご紹介します。
すでにクラフトビールを楽しんでいる方も、クラフトビール初心者の方も、この記事を読んでお気に入りの1本を探してみてください。
富江弘幸 のプロフィール
日本ビアジャーナリスト協会所属、ビアジャーナリストアカデミー講師。『ビール王国』『日本のクラフトビール図鑑』他さまざまなメディアで執筆を行う。著書『BEER CALENDAR』。WEB『ビールと本と旅とおもしろいこと。』
この専門家の他の記事を見る1.クラフトビールとは?
最近よく耳にするクラフトビール。そもそもどんなビールのことかご存知でしょうか。
実は日本では、クラフトビールの明確な定義はありません。
日本でのクラフトビールの位置付けは、大手ビールメーカー以外の、小規模な醸造所で造られているビールのこと。いわゆる地ビールと呼ばれるようなビールが、主にクラフトビールと呼ばれています。
大手のビールに比べて種類が多く、それぞれの醸造所ならではの強いこだわりが活かされているのが特徴。そのため色々なクラフトビールを飲み比べて楽しむ人が多いようです。
色々なクラフトビールを知ることで、知識が深まり、自分の好きな味わいを知ることができます。
こちらはクラフトビールの専門店でビールの飲み比べをしている動画です。ぜひ参考にチェックしてみてください。
2.ビアライターおすすめのクラフトビール5選
今回は、ビアライターの富江弘幸さんに、コンビニやスーパーで買える国産のクラフトビールを教えていただきました。
おすすめ
ヤッホーブルーイング
よなよなエール
個性的なクラフトビールをたくさん製造している『ヤッホーブルーイング』の人気ビール。ビール好きの方なら、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
エールビールらしい、フリーティな香りと深い味わいが特徴です。
キンキンに冷えたビールが5℃とすると、『よなよなエール』は、少し温度をゆるめた13℃くらいが飲み頃だそう。飲む前に冷蔵庫から取り出して、少し置いておくのがおすすめです。
富江弘幸さんレビュー

味のバランスがとても良く、毎日飲んでも飲み飽きません。
私は初めて飲んだクラフトビールが『よなよなエール』なので、特に思い入れが強いです。
よなよなエールの詳細 | |
メーカー | ヤッホーブルーイング |
内容量 | 350ml×24本 |
参考価格 | 6,098円(税込) |
1本あたりの価格 | 254円(税込) |
アルコール度数 | 5.5% |
おすすめ
ヤッホーブルーイング
水曜日のネコ
かわいらしいデザインが目を引くこのビール。『よなよなエール』と同じく『ヤッホーブルーイング』が製造しているビールです。
このビールは、ベルギーの『ベルジャン・ホワイトエール』というスタイル。小麦の柔らかな味わいと、酸味のある香りが特徴です。
苦味が抑えられていてとても飲みやすいため、普段ビールを飲み慣れていない方からも人気があります。
富江弘幸さんレビュー

オレンジピールやコリアンダーを使っているので、すっきりしていて飲みやすいのが特徴。まるでスパークリングワインのようなテイストです。
ベルジャンホワイトのビールはとても数が少なく、簡単に購入できるのはこれくらいです。
水曜日のネコの詳細 | |
メーカー | ヤッホーブルーイング |
内容量 | 350ml×24本 |
参考価格 | 6,480円(税込) |
1本あたりの価格 | 270円(税込) |
アルコール度数 | 5% |
おすすめ
コエドブルワリー
COEDO 瑠璃ーRuriー
埼玉県川越を拠点とする『コエドブルワリー』のビール。ドイツの醸造技術をもとにビール造りを行なっています。
『COEDO』のレギュラービールは全部で6種類ありますが、中でもこの『COEDO 瑠璃ーRuriー』は、もっとも爽やかな味わい。
口当たりは軽やかですが、しっかりとしたホップの香りと苦味も感じることができます。
和食、洋食問わず、どんな料理にも合わせやすいビールです。
富江弘幸さんレビュー

もともとドイツから醸造家を招いて、ビール造りを教えてもらったのが、コエドビールの始まりだそう。
ほどよい香りと苦味で、クラフトビール初心者さんでも取っ付きやすい味わいです。
COEDO 瑠璃ーRuriーの詳細 | |
メーカー | コエドブルワリー |
内容量 | 333ml×3本 |
参考価格 | 840円(税込) |
1本あたりの価格 | 280円(税込) |
アルコール度数 | 5% |
おすすめ
エチゴビール
こしひかり越後ビール
全国第一号の地ビールを造った『エチゴビール』。『こしひかり越後ビール』は、新潟ならではの、おいしいコシヒカリと水を使って造られたビールです。
原料には、新潟県産のコシヒカリが20%使用されています。
コシヒカリを使用することによって、キレのある辛口に。喉越しはすっきりとした爽快感があります。
富江弘幸さんレビュー

料理の味を引き立ててくれるため、合わせやすいと思います。
このビールは、「麦芽100%でなくても美味しいビールはある」という良い例ではないでしょうか。
こしひかり越後ビールの詳細 | |
メーカー | エチゴビール |
内容量 | 500ml×15本 |
参考価格 | 5,940円(税込) |
1本あたりの価格 | 396円(税込) |
アルコール度数 | 5% |
おすすめ
オラホビール
キャプテンクロウ エクストラペールエール
1996年に、長野県東御市で誕生した『オラホビール』。『オラホ(OH!LA!HO)』は、この地域の方言で『私達』という意味があるそうです。
『キャプテンクロウ エクストラペールエール』は、通常の倍以上のホップを使っているため、強い香りと苦味が特徴。
ビールの味わいをしっかり感じたい方におすすめのビールです。
富江弘幸さんレビュー

ホップを使っているため、香りと苦味は若干強めですが、後味はすっきりしているので飲みやすいです。
苦味が強いビールが好きな方は、ぜひ飲んでみてください。
キャプテンクロウ エクストラペールエールの詳細 | |
メーカー | オラホビール |
内容量 | 350ml×24本 |
参考価格 | 7,152円(税込) |
1本あたりの価格 | 298円(税込) |
アルコール度数 | 5% |