ノーネクタイおすすめコーデ6選！プロがスーツのおしゃれ術を教えます
最近は、ジャケパンなどを通勤に取り入れている方が多くなっています。「THE・スーツ」といったカッチリしたスタイルは、営業マンなど一部の方に限定されていて、ベンチャー企業やIT関係など、業種によってはラフな格好の人のほうが多いかもしれません。
そこで出てくるのは「普段、何を着ればいいかわからない…」とか「毎回同じ服になってしまう…」という悩みです。この記事にたどり着いた皆さんも、コーディネートの幅を広げたいな、と思っていませんか？
そこで今回は、人気スタイリストでファッションに関する本を多数出版している大山旬さんに、おすすめのコーディネートやアイテムをご紹介して頂きました。
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大山 旬（おおやま しゅん） のプロフィール
人気スタイリスト。日本最大級のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」主宰。これまでに著書は5冊出版。累計8万部を突破。読売新聞、朝日新聞、NHK、TBS、テレビ朝日、フジテレビなどメディア出演も多数。
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まずは、ノーネクタイスタイルの使いこなし方を説明していきます。
ノーネクタイがNGな場面は？
ノーネクタイスタイルは、カジュアル感が強くなるのでTPOに合わせて使い分ける必要があります。
最もノーネクタイが望ましくない場面としては、重要な商談やお客様と会う場合です。初対面のお客様に会う時は、特に注意しましょう。相手からの第一印象を考えると、「スーツにネクタイを選び、ノーネクタイは避ける」ほうが無難です。
ただし、これは絶対ではありません。企業の風土によっては、ノーネクタイがOKな場合もあるでしょう。臨機応変に対応していきましょう。
夏はどうなの？
ここ数年、クールビズが流行っています。夏はジャケットを着ていない人も多いのではないでしょうか？結論を言うと、お客様や社外の人と会う時は「長袖シャツにジャケット」がベターです。
外部の人と会う予定がない時は、長袖シャツに腕まくり位が丁度いいでしょう。ただし、これも働いている会社や職種によりますね。
【要注意】首元から下着が見えていませんか？
ノーネクタイは、ネクタイをしない分、首元がルーズになりがちです。また、インナー（下着）が首元から見えていたり透けていると、印象を悪くしてしまいます。
ノーネクタイスタイルには、首元のインナーが見えないVネックの着用を検討してみてください。透けにくいことも大切です。
こちらの「メンズのインナー選び｜人気スタイリストおすすめの高級品＆コスパ最強商品」には大山旬さんが実際に愛用しているおすすめインナーがありますので、ぜひ参考にしてみてください。
スーツ＆ノーネクタイおすすめコーディネート
スーツの基本の色は、【ネイビー】と【グレー】です。ここでは、その2色のおすすめコーディネートをご紹介していきます。スーツに近い、セットアップもありますよ。
【ネイビースーツ編】
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いつも通りのスーツスタイルでも、ジャケットの下にニットを挟み込むと一気にオシャレ感が増します。こちらはネイビーのスーツにミディアムグレーのニットを挟んでいますが、とても上品で知的に見えます。
スーツにタートルネックニット、白スニーカーを合わせてカジュアルダウンしたスーツスタイルです。最近はスーツ×スニーカーが流行っているのでぜひ挑戦してみてください。いつものファッションに、カジュアルなアイテムを加えて、よりラフな感じを出す着こなし方です。
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ネイビーのセットアップに、ブルー系のタートルネックを合わせた、カジュアルな着こなしです。同系色のコーディネートで落ち着いた雰囲気を出しています。ワンポイントがチーフで効いています。
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白のポロシャツがポイントのコーディネートです。軽快な雰囲気を演出しながらも、襟の付いたポロシャツが程よい品格を出しています。ポロシャツでもコーディネートを間違えなければ、キレイに着こなすことができますね。
【グレースーツ編】
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グレースーツにタートルネックニットを合わせて、ほどよくカジュアルダウンしたスーツスタイルです。黒のタートルネックは、シックに見えて大人っぽさを倍増させます。足元は革靴なので、カジュアル感を抑えているのもポイントです。
画像：wear.jp
こちらでは、グレーのセットアップにタートルネックニットを合わせています。「グレー×白」の明るい色を組み合わせているので、爽やかさも感じさせます。
【応用編】丸首ニットを合わせてもOK！
ノーネクタイスタイルでは、スーツに丸首ニットでもOKです。タートルネックは失敗すると神経質なイメージになりますので、男くさい顔立ちの人にはよく似合うのですが、ちょっとフェミニンな雰囲気の男性が着るのはあまりおすすめしません。
その点、丸首ニットは誰にでもよく似合いますので試してみる価値があります。丸首ニットなら、少し肌寒い春先や秋口でも取り入れやすいですね。
丸首ニットについて詳しく知りたい方は「男性向けおすすめクルーネックニット｜おすすめブランドとプロ厳選の4商品」をご覧ください。
【動画】タートルネックの秋冬のビジネスカジュアルコーディネート例
下の動画はタートルネックの秋冬のビジネスカジュアルコーディネート例です。詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
また、「タートルネックコーディネート5選│人気スタイリストから学ぶ着こなし術」では、さらに詳しいご案内をしています。あなたの参考になると思います。
ノーネクタイに合わせやすい!おすすめニット4選
ここからはノーネクタイに合わせやすいインナーのおすすめ商品を紹介していきます。
ZANONE
5G ミドルゲージ タートルネック
『ZANONE（ザノーネ）』は、「SLOWEAR（スローウエア）」に属するイタリアの老舗ニットウェアブランドです。こちらのタートルネックが大人の男性に愛用される理由は「素材の良さ」と「使いやすい色合い」が理由です。
ウール100％でたいへん着心地が良く、色は5種類あります。これだけ色が豊富だとスーツに合うモノが見つけやすいですよね。シンプルながら洗練されたスタイルに欠かせないタートルネックは、基本となるアイテムです。長く着られる良質なものを選んでみてはいかがでしょうか。
| 【ZANONE】5G ミドルゲージ タートルネックの詳細 | |
| サイズ | 44・46・48 |
| カラー | ダークネイビー、グレー、チャコール、ラテ、キャメル |
| メーカー希望小売価格 | 36,720円（税込） |
UNITED ARROWS GRREN RAVEL
SC スラブ ラグラン クルーネック コットン ニット
こちらは「ユナイテッドアローズ」のセカンドラインです。。低価格で質の良い商品を提供しています。おすすめするニットは、コットン100％で作られているため、肌触りが良く、通気性がとてもいいです。夏は涼しく、冬は暖かいというメリットを持っているので、スーツのインナーとして使い勝手がいいでしょう。
コットン製ニットのデメリットとして、シワになりやすかったり、乾きにくかったりしますのでご注意を。
大山旬さんコメント
今回紹介したニットだけでなく、休日用のラフなジャケットやシャツなどは、取り入れやすいアイテムです。スーツも比較的雰囲気が良いので、押さえておきたいお店の1つでもあります。
| 【UNITED ARROWS GRREN RAVEL】SC スラブ ラグラン クルーネック コットン ニットの詳細 | |
| サイズ | S、M、L、XL |
| カラー | ネイビー、グレー、ロイヤルブルー |
| メーカー希望小売価格 | 7,452円（税込） |
UNITED ARROWS
UAST アクリルコットン クルーネック
『UNITEDARROWS（ユナイテッドアローズ）』は「豊かさ・上質感」をキーワードに、世界中から選び抜いた紳士服・婦人服などを提供しているセレクトショップで、おしゃれな大人向けの品揃えが多い優秀なショップです。
このニットの素材はアクリルが多くを占めています。アクリルは軽くて柔らかく、暖かいのが特徴で合成繊維のため、ごわごわ感がなくデザイン性に優れたニット素材です。温かな肌触りは合成繊維（ポリエステル、ナイロンなど）の中で一番ウールに似た特徴を持っています。
シンプルなクルーネックニットにはどんなスーツでも合わせやすいので、1着持っていると便利です。
| 【UNITED ARROWS】UAST アクリルコットン クルーネックの詳細 | |
| サイズ | S、M、L、XL |
| カラー | ホワイト、ネイビー |
| メーカー希望小売価格 | 15,120円（税込） |
EDIFICE
LA BOUCLE 7G 6ply テンジクオモテタートルプルオーバー
『EDIFICE（エディフィス）』は、JOURNAL STANDARD（ジャーナルスタンダード）を運営する会社が展開している、メンズ・セレクトショップです。流行をとらえたデイリーカジュアルからドレスウェアまで、高品質な商品を扱っています。
こちらのニットも、上品でキレイめなデザインで、色さえ間違えなければ、スーツのインナーとして着ても問題ありません。暖かみのあるウールを使用、オンオフ両方で活躍してくれる必須アイテムになりそうですね。
| 【EDIFICE】LA BOUCLE 7G 6ply テンジクオモテタートルプルオーバーの詳細 | |
| サイズ | 46・48 |
| カラー | ネイビー、グレー、ブラック、レッド、ベージュ、イエロー |
| メーカー希望小売価格 | 19,440円（税込） |
まとめ
ノーネクタイスタイルは、TPOに合わせて使うことが大切です。初めて会うお客様や取引先の場合は、ビジネスでは「スーツ×ネクタイ」が良しとされています。
とはいえ、職業や会社の文化によって様々な考え方があるでしょう。今回おすすめした「スーツ×ノーネクタイスタイル」を上手に取り入れて、あなたの生活がより豊かになれば幸いです。
ポロシャツを合わせる、という少し難易度の高いコーディネートもあるので、ぜひトライしてみてください。ポロシャツについては「誰でも出来る！大人のメンズポロシャツ着こなし簡単コーデ術」をご覧ください。
