メンズ靴5選！選び方のポイントとおすすめアイテムをプロが徹底解説

『new balance（ニューバランス）』は、履いた人に「新しい、バランス」感覚をもたらすことから名付けられました。は、1906年アメリカのボストンで、足の解剖学的な知識や、整形外科、運動生理学に関する知識を集結して、矯正靴の製造メーカーとして誕生しました。

おしゃれに履けて、足にも優しい、そんな靴がこのブランドのウリです。

こちらで紹介している「M1400」は、洗練されたデザインと、抜群の履き心地で普遍の人気を誇るモデルになります。靴表面には、しなやかで温かみのある上質なスエードレザーを使用しています。これにより、スニーカーでも高級感あふれるものになっています。

正統派な雰囲気を残したニューバランスらしいデザインで、流行にとらわれることなく長く愛用できるのがチャームポイントです。

大山さんレビュー

大人が似合うスニーカーは、ある程度限られています。おすすめはニューバランスです。お洒落な人がこぞって履いているスニーカーブランドでもあります。

ABCマートで1万円程度で売られている物がたくさんあるため、「ニューバランスにお洒落な感じなんてしない」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、今回紹介するのは2万円を超える靴で、スニーカーとしてはかなり高価です。素材はスエードを使っていて、大人っぽく合わせられるような上品さを兼ね揃えています。

ブーツの定番と言えば、『Dr.Martens（ドクターマーチン）』ですよね。こちらの靴は「1460 8ホールブーツ」です。1960年4月1日に初めて製造されたことから名付けられ、ブランドの歴史を飾るアイテムです。

黄色のウェルトステッチとヒールループで仕上げられたブーツは、常にサブカルチャーと共にあり続けており、アーティストからも支持されています。優れた耐久性や履き心地と、ツヤのあある上品さを兼ね揃え、多くの人々を魅了しています。カラーは5色用意されていますが、ブラックが圧倒的な人気です。

また、ドクターマーチンはローカットの靴も大人気です。スラックス・ジーンズ・スキニー・チノパンすべてのボトムスと相性がいいので、持っておいて損はないです。「ボトムスをロールアップしてハイソックスを差し色として魅せる！」こんな履き方がいいと思います。

ちなみに…海外ブランドの靴はニセモノが流通している可能性があります。今回の記事では、AmazonのDr.Martens公式ショップをご案内していますが、実際は店舗に出かけて購入したほうが間違いはありません。　

素材は牛革を使っているので、お手入れも重要です。ドクターマーチン専用のシューブラシやをポリッシュ使うと、靴のお手入れが楽しくなるかもしれません。

靴の磨き方について、大山旬さんに聞いてみましょう。

僕の靴の手入れは、いつも適当です。あまり手間を掛けずに、ササーッと終わらせてしまいます（笑）。手順はとても簡単ですので、ぜひトライしてみてください。

　　①軽くブラッシングしてほこりを落とす
　　②布切れにクリームをつけ靴全体に馴染ませる
　　③乾拭きする
　　④防水スプレーでコーティングする

僕は靴の専門店で働いていたことがあるので、靴磨きもそれなりに研究してみた時期があります。色々と試してみた結果、嫌にならない程度の頻度で、サクッと磨くのが良い、という結論に至りました。

次に『PARABOOT（パラブーツ）』の靴をご紹介します。こちらは1908年に創業した歴史あるフランスのシューズメーカーで、世界でも珍しく、ソールの部分まで自社製造していることで有名です。設立当初から変わらぬ伝統的な製造法があるにもかかわらず、斬新で前向きなアイデアと挑戦する冒険心も忘れていません。

靴を作るための100以上もの工程は、なんとすべてが手作業です。ハンドメイドを極めた工程により、心地よいフィット感を作り出しています。雨でも心配なく活用できるワックスを染み込ませた「ワクシーレザーモデル」は、たいへん実用性が高い定番モデルです。

【チロリアンシューズ】は、アルプスのチロル地方発祥で、高原や山歩き用の丈夫な靴のことです。もともとは高原で働く羊飼いが愛用していました。

こちらの「MICHEL（ミカエル）」は、油分を多く含んだレザーで、耐久性に優れた靴です。自社製のラバーソールは柔らかなクッション性があり、グリップ力・耐久性に富んでいます。ヒールに角度を深く付けることで、かかとの浮きも軽減されます。

堅牢なのにソフトな履き心地と、防水性と持久性をより強化してくれるノルヴェイジャン製法で作られています。サイズ感は大きめに作られています。

大山さんレビュー

少し値段は高いですが、『PARABOOT（パラブーツ）』はおすすめです。フランスの靴メーカーで、ぽってりとした丸みのあるシルエットが特徴です。

焦げ色は何にでも合わせることができるので、ジーンズ・白パンツ・コットンパンツなどと相性が非常に良いです。

少数精鋭のアイテムを揃えるためには「着回しができるか？」が、とても重要になります。

こちらは『Clarks（クラークス）』定番のモカシンになります。1825年にイギリスで創業し、現在では生産拠点を世界中に持っています。創業当初は、毛付きシープスキンのスリッパを生産していました。その後改良を進め、履きやすさと快適さを追求し続けた結果、カジュアルシューズやコンフォートシューズの原点と言われる靴づくりを確立しました。

こちらでは、定番のワラビーが進化した「ナタリーモデル」をご紹介いたします。つま先からかかとまで、ぐるりとラバーソールが包み込んだ独自のフォルムが特徴です。こうすることで、足を包み込むような履き心地の良さを実現しています。

ラバーソールとは、靴底がゴムになっている靴のことをいいます。かかとや足全体への負担を軽減する効果があり、耐水性に優れているのがポイントです。注意点は、熱に弱いので真夏のアスファルトのような地面では軟化しやすく、付着したごみが取りにくくなってしまいます。

こちらの靴は8色ご用意されていますが、ネイビーやブラックなど、オーソドックスな色がおすすめです。

『Rivieras（リビエラ）』はスペイン発祥のブランドです。洗練されたデザインと、高いコストパフォーマンスで、男女問わず注目を集めています。

クラシックコレクションは10°・20°・30°の3つのバリエーションがあり、季節に合わせて通気性の高低を選ぶことができます。基本的なデザインは、どのシリーズも一緒なのですが、毎シーズン、新しいカラー・素材・生地で、NEWスタイルを提案し続けてくれます。

『Rivieras（リビエラ）』は、ユナイテッドアローズ、エストネーション、バーニーズニューヨークなど、主要セレクトショップがこぞって取り扱うブランドです。

色の組み合わせはものすごくたくさんのバリエーションがあるのですが、おすすめはベーシックな紺色です。価格帯は、1万円前後になります。

夏の大人のファッションは、実は意外と難しいものですが、足元にこのような洒落た靴を持ってくると、それだけでおしゃれに見えるものです。